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救命処置(きゅうめいしょち)「救急車がくるまでに」

更新日:2017年2月1日

心臓や呼吸が止まってしまったら…

事故や急病などで突然、心臓と呼吸が止まってしまった場合、何もしないで救急車が来るまで待っていたのでは手遅れになってしまいます。
このようなとき、そばに居合わせた人が速やかに心肺蘇生やAEDなどの応急処置を行うことによって、救命率が高まります。

日本では、救急車が到着するまで平均約8分かかりますが、下のグラフを見てみると、心停止7分後の救命率(命が助かる可能性)が、何も行わないと約30パーセントとなってしまいます(心停止から電気ショックを開始するまでの時間が1分経過するごとに生存率が約7パーセント~10パーセント低下します)。
すなわち、1分1秒でも早く心肺蘇生と電気ショックを行うことが重要なのです。

応急手当と救命曲線

救命のリレー

傷病者の命を救い、社会復帰に導くために必要となる一連の流れを「救命のリレー」といいます。
救命のリレーは、「心停止の予防」「心停止の早期確認と通報」「一次救命処置」「二次救命処置と心拍再開後の集中治療」の4つの輪が途切れることなくすばやく繋がる事で救命効果が高まります。
「救命のリレー」の最初の3つの輪は、現場に居合わせた人により行われる事が期待されます。また、居合わせた人により心肺蘇生が行われたほうが、行われなかったときより救命率が高くなります。また、救急隊の到着を待つことなくAEDを使用し電気ショックを行ったほうが、救命率や社会復帰率が大幅に高いことが分かっています。

図:心停止の予防→早期認識と通報→一時救命処置(心肺蘇生とAED)→二次救命処置と心拍再開後の集中治療

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