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成人と小児の心肺蘇生法とAEDの手順

更新日:2019年3月12日

  • 成人と小児(1歳~8歳未満)の心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の手順と手技は基本的に同じです
  • 手順と手技の違いは、胸骨圧迫とAEDパッドの貼る位置などです

1.倒れている人を発見したら、周囲の安全を確認

  • 誰かが突然倒れるところを目撃したり、倒れているところを発見した場合には、近寄る前に周囲の安全を確認します
  • 車が通る道路などに人が倒れている場合などは、特に気を付けます
  • 状況に合わせて自らの安全を確保してから近づき、安全な場所に移動させてください

2.意識の確認

倒れている人の、耳元で「もしもし、大丈夫ですか。大丈夫ですか」 など声を掛けながら、肩をやさしくたたき、反応(意識)を確認します。

  • 呼び掛けなどに対して目を開けるか、なんらかの返答または目的のあるしぐさがなければ「反応なし」と判断します
  • けいれんのような全身がひきつるような動きは「反応なし」と判断します
  • 反応があれば、傷病者の訴えを聴き、必要な応急手当を行います
  • 反応がない場合やその判断に自信が持てない場合には心停止の可能性があります。大きな声で「誰か来て。人が倒れています」と助けを求めます。意識がないかを確認します
  • 意識はないが十分な呼吸をしている場合は、9.回復体位をとらせてください

3.119番通報と協力者への依頼

(1)傷病者に反応(意識)がなければ、大きな声で周囲の人に助けを求めてください。

(2)協力者が駆け付けたら、「あなた119番へ通報してください」「あなたAEDを持ってきてください」と具体的な依頼します。また、協力者がいない場合には、まず自分で119番通報し、近くにAEDがある場合には、AEDを取りに行ってください。

(3)119番通報すると、通信指令員が次の手順を指導してくれます。

4.呼吸の確認

  • 傷病者が「普段どおりの呼吸」をしているか確認します
  • 傷病者のそばに座り、約10秒以内で傷病者の胸や腹部の上がり下がりを見て、「普段どおりの呼吸」ではないと判断してください
  • 胸や腹部の動きがない、10秒間確認しても呼吸の状態がよく分からない、しゃくりあげるような呼吸が途切れ途切れに起きる、のいずれかの場合、「普段どおりの呼吸なし」と判断します
  • 反応はないが、「普段どおりの呼吸」がある場合は、様子を見ながら応援や救急隊の到着を待ちます

5.胸骨圧迫(心臓マッサージ)

傷病者に「普段どおりの呼吸」がない場合、あるいはその判断に自信が持てない場合には、心停止と判断し、危害を恐れることなく直ちに胸骨圧迫を開始します。 胸骨圧迫によって、全身に血液を送ることが期待できます。

圧迫部位

胸骨圧迫部位は、胸の左右真ん中にある胸骨の下半分、下図の赤丸の位置です。

方法

  • 圧迫部位に、片方の手の付け根を置き、他方の手をその手の上に重ねます。両手の指を互いに組むと、より力が集中します
  • 重ねた両手で「強く、速く、絶え間なく」30回連続して圧迫します
  • 肘を曲げずに垂直に圧迫します
    • 強く(圧迫する深さは、5センチメートル以上6センチメートル以内)
    • 速く(1分間に100回~120回)
    • 絶え間なく(胸骨圧迫を中断する場合は、最小限(10秒以内)にする)
  • 圧迫と圧迫の間(圧迫を緩めるとき)は、十分に力を抜き、胸が元の高さに戻るようにします

小児(1歳以上~8歳未満)に行う場合

  • 体格に応じて両手または片手で、胸の厚さ3分の1が沈むほど強く圧迫します
  • 肘を曲げずに垂直に圧迫します

6.人工呼吸(口対口式)

30回の胸骨圧迫が終わったら、直ちに気道を確保し人工呼吸を行います。

気道確保(頭部後屈あご先拳上法)

(1)傷病者ののどの奥を広げて空気を肺に通しやすくする(気道確保)ために片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指の2本をあご先(骨のある部分)に当てて、頭を後ろにのけぞらせ(頭部後屈)、あご先を持ち上げます(あご先拳上)。

(2)気道を確保したまま、額に当てた手の親指と人差し指で傷病者の鼻をつまみます。

(3)気道を確保したまま、大きく口を広げ、意識のない人の口を覆い、空気が漏れないようにして、息を1秒かけて静かに1回吹き込みます(胸が上がるのを確認)。いったん口を離し、同じ要領でもう1回吹き込みます。

  • 2回の吹き込みで、いずれも胸が上がるのが理想ですが、もし、胸が上がらない場合でも、吹き込みは2回までとし、すぐに胸骨圧迫を再開します
  • 人工呼吸をしている間は胸骨圧迫が中断しますが、その中断時間は、10秒以上にならないようにします
  • 傷病者の顔面や口から出血している場合や、口と口を直接接触させて口対口人工呼吸を行うことがためらわれる場合には、人工呼吸を省略し、胸骨圧迫のみを続けます

感染防具

傷病者の口、鼻および顔との直接接触を回避できるフェイスシートなどがあります。
一方向弁付きの感染防止用シートあるいは人工呼吸用マスクを持っていれば、救助者と傷病者間の血液もしくは唾液の接触のリスクを低減する効果があります。

7.心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)の継続

  • 5.胸骨圧迫(心臓マッサージ)を30回連続して行った後に6.人工呼吸(口対口式)を2回行い、救急隊員と交替するまで繰り返し行います
  • 人工呼吸ができない場合には、胸骨圧迫のみを行います
  • 胸骨圧迫は疲れるので、もし協力者が2人以上いる場合は、1分~2分程度を目安に交代して行います
  • 救急隊の指示があるまで心肺蘇生を中止せず継続してください

8.AEDの使用手順

  • 心肺蘇生を行っている際に、AEDが届いたらすぐにAEDを傷病者の近くに置き使用準備を始めます
  • AEDにはいくつか種類がありますが、どの機種も同じような手順で使えるように設計されています。AEDは、電源を入れると、音声メッセージと点滅するランプで、あなたが実施すべきことを指示してくれます。落ち着いてそれに従ってください
  • AEDを使う準備をしながらも心肺蘇生をできるだけ続けてください

(1)AEDが到着後、AEDを傷病者の脇に置きAEDのふたを開け電源ボタンを押します(ふたを開けると自動的に電源が入る機種もあります)。電源を入れたら、それ以降は音声メッセージと点滅するランプの指示に従って操作します。

(2)地肌に直接、電極パッドを貼ります。

  • 傷病者の衣服を取り除き、胸をはだけさせ、電極パッドの袋を開封し、電極パッドをシールからはがし、粘着面を電極パッドに絵で表示されているとおり、傷病者の胸の肌にしっかりと貼ります
  • 電極パッドは、胸の右上(鎖骨の下)と胸の左下側(脇の5センチメートル~8センチメートル下)の位置に貼り付けます
  • AED本体に成人用と小児用の2種類の電極パッドが入っている場合、小学生以上には成人用の電極パッドを使用してください。また、未就学児には小児用の電極パッドを使用してください

(3)電極パッドのコネクターをAED本体の差し込み口(点滅しているところ)に入れます。
機種によっては、電極パッドのケーブルが接続されているものや差し込み口が点滅しないものもあります。

(4)パッドのコネクターを差し込むと心電図の解析が始まります。
「体に触れないでください」などと音声メッセージが流れ、自動的に心電図の解析が始まります。この時、「皆さん、離れてください」と周囲に注意を促し、誰も傷病者に触れていないことを確認します。

(5)AEDが電気ショックを加える必要があると判断すると「ショックが必要です」などの音声メッセージが流れ、自動的に充電が始まります(充電には数秒かかります)。この時、「離れてください」と周囲の人に注意を促し、誰も傷病者に触れていないことを確認します。

(6)充電が完了すると、「ショックボタンを押してください」などの音声メッセージが流れますので、ショックボタンを押します。

(7)電気ショックが完了すると、「ただちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始してください」などの音声メッセージが流れるので、これに従い直ちに5.胸骨圧迫(心臓マッサージ)6.人工呼吸(口対口式)を救急隊が到着するまで継続してください。

(8)心肺蘇生法を再開して2分経過するたびに、AEDが自動的に心電図解析を始めますので、音声メッセージに従ってください。

ショック終了後、傷病者が目を開けたり、普段どおりの呼吸が出現したりした場合には、AEDの電極パッドははがさず、電源も入れたままで、9.回復体位をとらせ救急隊を待ってください。

AEDの使用上の注意点

パッドを貼るとき

  • 傷病者の胸がぬれている場合
    電極パッドを貼る部分をタオルなどでふき取ってから電極パッドを貼ります
  • 胸に貼り薬がありパッドを貼る際に邪魔になる場合
    貼り薬には、ニトログリセリン製剤やぜんそく薬などがあります。貼られている場合ははがして、薬剤を拭き取ってから電極パッドを貼ります
  • 心臓ペースメーカーや埋め込み型の除細動器が埋め込まれている場合
    胸の皮膚が盛り上がっていて、下に固いものが触れるので分かります。電極パッドを貼る位置に心臓ペースメーカーや除細動器の出っ張りがあるときは、そこを避けて電極パッドを貼ります

電気ショックの適応がない場合

心電図解析の後「ショックは不要です。ただちに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始してください」などの音声メッセージが流れたら、電気ショックの必要がない状態です。この場合には、メッセージに従ってただちに胸骨圧迫から心肺蘇生を再開します。

9.回復体位

意識が戻った、または意識はないが十分な呼吸をしているときは、回復体位をとらせます。これは胃の食物が逆流し気道を封鎖することによる窒息を防止するためです。また、呼吸もあおむけより横向き寝の方が、負担が少なくなるためです。

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