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第35回 地域ブランドが持つ力(広報かすかべ平成29年6月号)

更新日:2017年6月1日

事業者同士の連携で、新たな「春日部ブランド」を!

かすかべフードセレクションは、春日部ならではの優れた食品を市が認定することで、本市をPRしていく取り組みです。今回は、認定事業者の皆さんと「地域ブランドが持つ力」をテーマに懇談を行いました(実施日:平成29年3月24日)。

かすかべフードセレクション認定事業者の皆さんと市長

かすかべフードセレクション…春日部市内には、事業者がこだわって作ってきたおいしい商品がたくさんあります。これをより多くの皆さんに知ってもらいたいという思いから、春日部市では「かすかべフードセレクション」として認定し、全国に向けて広く発信しています。認定品の詳細などは、かべフードセレクション 第2弾をご覧ください。

懇談内容

市長

皆さんこんにちは。今日は、かすかべフードセレクション第2弾の認定証交付式を開催させていただきました。ご参加いただき、誠にありがとうございました。
春日部も早いもので庄和町と合併して12年目を迎えます。いろいろ変わってきたかなと思っておりますけれども、まだまだです。春日部駅もいよいよ4面8線、まさに春日部が軸になっていろいろな方面に鉄道に乗っていける、あるいは東埼玉道路がいよいよ工事が始まるということで春日部のブランド力がますます高くなっています。私ども行政もそうですが、自分たちの仕事を一生懸命やっているのは、どこの企業でも同じだと思います。国や県、鉄道会社や商業施設など、お互いの力を上手に使いながらPRをしていくことはものすごく大事だと思っています。クレヨンしんちゃんラッピング列車は、埼玉県から東京都を通って神奈川県の中央林間駅まで走っていますので、春日部の知名度は一段と上がってきています。そしてクレヨンしんちゃんのミュージックダンス、あるいは今回の新しい企画を含めましていろんなところとコラボしながら力を発揮していくことになればさらに大きくアピールできるのではないかと思っております。今回は、かすかべフードセレクション第2弾の認定事業者となられた皆さんと、大いに語り合いたいと思います。
まず、皆さんがフードセレクションに応募された動機を教えてください。

お菓子の家スワン 石川(いしかわ)さん

株式会社筒屋(つつや)筒野(つつの)さんから地元産の赤米を使ってお菓子を作ってほしいと依頼があり、試行錯誤の末に赤米ドーナツができました。お客さまに評判が良かったので、応募させていただきました。フードセレクションに認定されたことで、多くの人からお墨付きをいただきました。イトーヨーカドーさんからも、県内全域の店舗でドーナツを販売したいとお声が掛かり、1日300個、10日で3,000個ということで始めさせていただきました。

市長

ありがとうございます。他にございますか。

折原果樹園 折原(おりはら)さん

一回目は落選してしまったので、受賞された人の様子を見ていましたら、市がPRしてくれるなんていい話だなと思いました。市でPRしていただけるのであれば、適地適作で作っている完熟梨を使うのがよいのではないかと思い立ち、生食では1カ月くらいしか販売できないナシを、いつでも保管できるという観点から梨ジュースを作りました。梨ジュース「幸水」は、幸水梨を厳選し1本に約4個分のナシを使用しており、素材の良さが際立つ無添加無香料のストレートジュースです。満を持して応募し、今回は認定していただきました。

栃惣(とちそう) 都築(つづき)さん

私たちの店は、祖父が築いてから、私で3代目になります。お客様の大半は、先代の頃からお越しいただいている年配者ですが、当店のせんべいを知らない若い世代にも広めていきたいと思ったのが動機です。

市長

創業時から販売している商品を、代々受け継ぐことは大変だと思いますが、頑張ってこれからも続けていってください。
次に、今後のフードセレクションをどのようにしたいとお考えですか。

ライス・ハウス・かわなべ 川鍋(かわなべ)さん

フードセレクションに認定されたことで、大勢の人に「なべちゃんのあられ」を覚えていただきました。今回、市立医療センターで販売したところ、何人かから「体が弱く車に乗れないので買いに行けなかったが、医療センターで買えてよかった」と大変喜んでいただきました。あられは、昔おばあちゃんが、私たちに作ってくれた最高のおやつでした。プロではないのでちょっと乾燥が上手ではなく、ふぞろいですが、それがいいと言ってくれる人がたくさんいます。今年で15年目を迎えますが、常連のお客さまが増えて大変うれしく思っております。

株式会社 筒屋 (つつや)筒野(つつの)さん

赤米でビールを作っています。ビールを作り始めたきっかけは、市の地域まちづくり協議会に参加したことでした。赤沼の特産品である麦わら帽子を調べてみますと、明治時代には、赤沼に地ビール会社があり、その副産品としてできたものが麦わら帽子だったことがわかりました。それが130年もの間、春日部の産業として脈々と続いていることに感動し、この21世紀に100年続くような話を、この地域から起こせないかと考えました。
まず日本のお米のルーツである赤米の栽培が始まりました。最初は日本酒を作ったのですが赤い色素が災いして断念しました。次にビールに変更したところ、御殿場に地ビール工場を持っている春日部の企業があった縁で、富士山の伏流水を使ったビールを作り上げていただきました。フードセレクションに認定していただいたおかげで、伊勢神宮の奉納品として、原料である赤米とビール、そして赤米みそを奉納させていただきました。
現在の赤米ビールだけでなく、他に赤米を使った商品をたくさん作り、それが春日部の名産品となって100年続く事業としたいと考えています。赤米は小学生と田植え、稲刈りを一緒にやっておりまして、祖父母と孫とのつながりで商品ができます。そういう生活感といいますか、地域感を持った商品づくりを、市内事業者の皆さんと一緒に、新たな商品開発を進めていくことが私の夢です。

市長

まさに、100年ロマンですね。

株式会社 筒屋 筒野さん

ありがとうございます。

お菓子の家スワン 石川さん

当店の売り上げの30パーセントを占めるのが、折原(おりはら)さんのナシを使った梨ケーキと、筒野(つつの)さんの赤米を使った赤米ドーナツです。お二人とは、無くてはならない付き合いがあります。ナシは季節限定品なので、甘露煮にして冷凍保存しておくのですが、梨ケーキばかりを買い求めるお客様がいて、材料が無くなってしまうほどです。つい最近ですが、当店が「埼玉の一流店大図鑑2017」に掲載されました。お菓子屋さんの掲載は3軒だけでしたので、その一つに選ばれたのは誇らしかったです。これは、地元の人とのつながりの中で、こつこつと積み上げてきた努力の成果だと思っています。フードセレクションとして認定されたことで、新たなつながりが生まれたり、いろいろな情報を教えていただいたり、グループでいい物を作ることができたということはフードセレクションのおかげだと思います。

市長

フードセレクションを通じてのコラボ商品、ありがとうございます。
市では「かすかべフードセレクション」という、食の分野にクローズアップした事業としてPRを行っていますが、このフードセレクションの将来はどのようになってほしいと思いますか。

有限会社 おづつみ園 尾堤(おづつみ)さん

フードセレクション第1回の時、どんな事業か見極めてからと思い、募集を控えようとしていましたが、誘われて応募した結果、伝承銘茶「粕壁宿」で認定していただき、さまざまなイベントに出店させていただきました。当初は、フードセレクションという事業が、3年間もやっていけるのかなと思っていましたが、特に担当職員さんが一生懸命やっているのだから、われわれが何とかしないといけないと考えていました。
第2回の募集に応募者が少なかったら、われわれの3年間が認められなかったということになるのではないかと緊張していましたが、実際には17件の応募があったと聞いて、ほっとしました。17件以外にも関心を持っている人がいたと思いますし、本当に担当者の努力と、われわれが取り組んできたことが成果となったのがうれしいです。
将来の希望としては、フードセレクションをセット商品として売り出せないかと思っています。例えば、お菓子の詰め合わせ、お茶とジュースの詰め合わせなどとして売り出し、個別の店舗ごとの売り上げだけでなく、フードセレクション全体が発展していくのが望ましいなと考えます。実は、酒販組合さんの芋焼酎と、当店のお茶で「お茶割りセット」ができないかと考えています。賞味期限や商品の大きさが合わないとか課題はありますが、皆さんの自慢の品物をセット商品として世の中へ出すこと、それがフードセレクションの理想形ではないかと思います。

市長

大局的な見地に立ってお考えいただき、ありがとうございます。グループで新商品を作り、アピールできればうれしいですね。行政も一生懸命後ろを押していきますので、皆さんの熱心な取り組みが消費者の皆さんに伝わり、その先に発展していくと信じています。

ライス・ハウス・かわなべ 川鍋(かわなべ)さん

春日部駅が高架化した時には、フードセレクションを置くスペースを作っていただけたら、うれしいなと思っております。農家の主婦の私が、この場に立たせていただいているのは、本当に市役所の職員に背中を押していただいて、いっぱい応援していただいたおかげですので、感謝しております。

市長

今の川鍋さんの要望にすぐ応えられるわけではありませんが、高架が実現すれば、高架下にスペースが空きますから、当然そういったところにコーナーを作ることも検討課題の中に挙がってくると思います。

ライス・ハウス・かわなべ 川鍋(かわなべ)さん

そうなると、うれしいですね。

野口農園 野口(のぐち)さん

私は、春日部在来の大豆を生産しています。皆さんが地元産の食材を使い、地元で加工・販売するという形になり、新たな「春日部ブランド」を作って、全国に向けて発信していければなと思っています。

有限会社 ダルトワ 岩越(いわこし)さん

旧庄和町で商売をやらせていただきながら、大凧あげをよく知りませんでしたが、何かお土産品にチャレンジしようかということで、「春日部大凧さぶれ」という商品を作りました。フードセレクションとして認定されてからは、春日部地域のお客様にもお越しいただくようになって助かっております。今後は、赤米を使ったものなどをご紹介できればなと思っております。

市長

事業者の皆さんが力を合わせ、自分たちの商品を使って街を盛り上げることは、地域イメージの向上につながると思います。
最後に、今後の新たな取り組みなどがあれば教えてください。

ブーランジェリーエルポール (もり)さん

当店はまもなく丸3年になります。フードセレクションにトライしようとする時に、自分の中で二つの構想がありまして、やはり地域とのコラボが今後の発展につながっていくと思いましたので、筒屋さんの赤米とおづつみ園さんのお茶を使ったパンの研究にスタッフと取り組みました。それで出来上がったのが、おづつみ園さんのお茶を使用した「春日部抹茶あん食パン」です。赤米の方は、埼玉県「彩の国優良ブランド品」の募集の際にトライしていきたいと思っております。
フードセレクションに認定されて、最近は来店者数も増え、こんなに変わるのだと驚いています。認定式前でしたが取材もありました。最近では九州や中京エリアからも紹介したいという声が掛かりますので、かすかべフードセレクションの認知度というのは、そんなに遠くまで広がっているのだと実感しております。
自分は加工しながらの販売形態ですが、市内の農家や生産者がさまざまな食材を作っています。われわれ加工業者と手を組みながら商品を作ることで、さらに発展していき、その先にフードセレクションの未来が広がっていくのではないかと思います。

市長

東武鉄道の特急スペーシアは、当初は春日部を素通りしていましたが、その後停まるようになりました。乗降客が非常に多くなり便数が増えました。次は、4月21日のダイヤ改正で新型特急リバティが登場します。今回のダイヤ改正は、春日部中心といっても過言ではありません。私たちはさまざまな事業に取り組みPRしていくことが基本ですが、要は鉄道会社に「春日部に停めなければ損だ」と思わせるような街にならないといけないなと思っております。やはり力を合わせて街をよくする、自分たちの食を通して街を盛り上げるといったように、皆さんが一生懸命力を合わせることが、春日部のグレードを上げることになります。「春日部に行けば、おいしい物がたくさん手に入るね」と言われるように、皆さんが今後も研さんして、それぞれの商品価値をさらに高めていただければと思います。

株式会社 むら山 村山(むらやま)さん

かすかべフードセレクションは、行政にきっかけを作っていただいたので、今後は事業者の皆さんで考えて、盛り上げて行きたいと思っております。

株式会社 光苑(こうえん) 相川(あいかわ)さん

私はフードセレクションのPRブックがあって、とても助かっております。地方の催事とかに参加しますと、そこで必ず埼玉県出身の人と会います。フードセレクションのPRブックをお見せすると、「こういう商品もあるんですね。帰ったら買いに行ってみよう」などと言う声を耳にしますと大変うれしいです。当店ではカタログがありませんので、市のPRブックを重宝させていただいております。これからもよろしくお願いします。

有限会社 ちぐさ (あら)さん

春日部駅ビルができる時には、大々的に春日部をPRできる土産物屋ができればと思います。期間限定の出店ではなく、常設店舗がいいですね。

春日部内牧せんべい 工藤(くどう)さん

当店はせんべい屋としては比較的新しく、9年目なので、まだお客様にあまり知られていませんでした。今回かすかべフードセレクションに認定していただいたことで、認知度があがればと思います。若い人でもPRブックを見せたりすると「すごいですね」と言ってくれます。今回認定いただいた、おこげせんべい「春日部笑顔」は、草加のせんべい屋で20年ほど修行していたノウハウを生かし、春日部産の原料で作りたいと思ってできた商品です。今後は、春日部笑顔のシリーズ化を考えていまして、まずは野口さんのお米を使わせていただいて、春日部産を主流にした商品展開をしていきたいと思っております。

株式会社 味好堂(みよしどう) 吉野(よしの)さん

家族で経営しておりますが、ホームページを作っていませんので、市のホームページに私のお店が掲載されていて、電話番号などがありますので、助かっています。また、カタログもありませんので、フードセレクションのPRブックで紹介いただいて、すごく助かっております。「上昇大凧せんべい」の焼き印には、「大凧」のイラストと「春日部」の文字も入ったデザインの瓦せんべいです。旧庄和町の大凧あげをアピールしたいと思い、フードセレクションに出して地域の人たちの力になれればと思っております。
また、私どもは神社・仏閣にも納品しておりますので、市のPRブックを配りましたら結構問い合わせがありました。フードセレクションを一括して扱う売店がありませんかという問い合わせもありますので、今後はそういったことを考えていけたらと思います。

パティスリーシェーヌ 中村(なかむら)さん

当店は、牛島でお店を経営していますので、フジの花が有名です。フジを見に来てくださる人たちにアピールできるような、新たな取り組みができたらと思っております。

株式会社 道の駅庄和 山田(やまだ)さん

以前は、海もない山もない特産品がないと思っていた春日部ですが、完熟梨(かんじゅくなし)があり、赤米があり、だんだんと良さが見えてきました。都心に近い利点を生かして、さまざまな分野の人が頑張っているなと再認識させていただきました。
私たちも、何かブランド化しなければと思い、黒豆の栽培を始めたわけですが、かすかべ応援寄付金(ふるさと納税)へのお礼の品とか、フードセレクションで作ったものをアピールしたことで、だんだんと大きなブランドになってきました。これからも皆さんとコラボして、みんなで笑顔になれたらいいなと思います。

株式会社 茶夢(さむ) 尾堤(おづつみ)さん

当店は、今回「お茶の子やき」で認定をいただきました。ここ4年~5年ですが、市内の中学校で卒業生へのお祝いとして、お茶の子やきを注文いただいております。あと進級のお祝いとして、1年生・2年生分も注文をいただいており、とてもありがたい話です。今回このフードセレクションに認定していただいたことで、またそういう場が広がるのかなという楽しみもあります。それから他の人もおっしゃっていましたが、春日部駅の高架化が実現して新駅になった時や、市役所の新庁舎ができた時に、フードセレクションの売店が設置されればいいなという希望もあります。

市長

前向きに検討してまいります。

折原果樹園 折原(おりはら)さん

生産者の立場から言わせていただくと、これから方向性としては、3年後に開かれる東京オリンピックに春日部の食材を使ってもらおう、そういう商品をつくろうよという話をしていこうかなと思っています。東京オリンピックの選手村で使われる食材として、季節はちょうど8月ですのでナシがもってこいです。しかし、厳しい世界規格があり、それに認証されなければ扱っていただけないので、認証を受ける取り組みを始めませんかと呼び掛けようと思っています。広く世界に使っていただくためには、ただ安全ですよというだけではなく、安全性を認証されたものにする努力が必要です。そういう食材を使っていただいたら、加工していただく人たちも、もっと上を目指していただけるのではないかと思いました。

市長

ありがとうございます。やはり現状維持ではいけないなということかと思います。フードセレクションに認定された皆さんも、さらに高いところをしっかり見据えて、自分たちの商品をいかに高めていくかということも大事になってきます。市としても、うまくタイアップしていければと思っておりますので、春日部のブランド力向上のため、今後ともよろしくお願いいたします。今日はありがとうございました。

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