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第52回 人が人を助け支えるまち(広報かすかべ平成30年11月号)

更新日:2018年10月31日

患者さんを笑顔にさせるボランティア活動

さくら草の会は、医療センターのさらなる向上を目指し、患者さんの外来受診、入院生活を快適にするための活動を行っています。今回は、「人が人を助け支えるまち」をテーマに懇談を行いました(実施日:平成30年9月18日)。

さくら草の会は、医療センターで病院ボランティアとして活動しています。
春日部市立医療センター ホームページ(外部サイト)

懇談内容

市長

皆さんこんにちは。今回は、医療センターボランティアさくら草の会の皆さんと大いに語り合いたいと思います。皆さんお忙しいところご出席いただきありがとうございます。
医療センターは、旧市立病院から建て替えをし、医師、看護師、事務職員、そしてボランティアの皆さんなど、たくさんのスタッフにご協力いただき、名称も「春日部市立医療センター」になって浸透するとともに、市民の皆さんの信頼を得られるようになってきたと感じております。これもひとえに、本当に大勢の皆さんのご協力、ご支援のたまものであり、心から敬意と感謝を申し上げ、さらによくしていくにはどうしたらいいかということを共に考えていきたいと思います。これからも皆さまにはご尽力をお願い申し上げ、冒頭のあいさつとさせていただきます。よろしくお願いします。
初めに、皆さんは、なぜ医療センターでボランティア活動をやってみようと思ったのか聴かせてください。

太田(おおた)さん

退職の年齢になったので、社会参加したいという気持ちで病院のボランティアを始めました。また、仕事をしながら参加されている人、世界を広げるためという人、自分もいずれ病院にお世話になるかもしれないし今はまだ元気なので奉仕しようという人、家族を大勢の人の輸血で助けていただきその感謝の気持ちを忘れず10年以上続けている人など、さまざまな理由で活動している人がおります。

大塚(おおつか)さん

私は、病気のことだけでなくいろいろな心配事を持って医療センターに来られる人が、少しでも安心して受診できるような手伝いができればと思い、応募させていただきました。

鈴木(すずき)さん

私は以前病気をして病院にお世話になりまして、そのお返しをしたいと思ってボランティアを始めました。10年近くの間に再発したりしてお休みもしたのですが、その間も皆さんが戻るのを待ってくださっていて、またボランティアに戻れるということが自分にとっては生きがいにもなりました。自分が病気をしたことで、なんとなく患者さんと通じ合えるものがあるように思います。

油谷(ゆたに)さん

私はずっと東京で仕事をしていたので春日部は寝に帰るだけの所だったのですが、退職後もう少し自分の住んでいる所を知らないといけないと思いました。病院は病気やケガで体や心が弱っている人が利用する場所なので、そういう所でお手伝いができればいいなとボランティアを始めて、2年目になります。

市長

社会参加として、あるいは自分や家族がお世話になった恩返しなどのきっかけで始められたのですね。
次に、活動している中で、感じていることを聴かせてください。

親松(おやまつ)さん

病院ボランティアが始まって今年で19年目です。新しく医療センターができ、私たちのボランティア活動もさらに定着してきていると感じます。忙しくてちょっと席を外したときに、患者さんから「今日は一人なの」など声を掛けられると、やはり当てにしてくださっているのだなとうれしく思います。
あとは少子高齢化ですね。ボランティアが導入された当時から思うと、最近は本当に外来もお子さんが少なくなり、お声掛けする機会も減ったなと感じます。高齢者はとても多くなって、それも単身でみえる患者さんが多くなったように見受けられます。付き添いの人がいないと、私たちがいることをとても喜んでくださって、本当に手を取るようにして感謝され、私たちとしてもとてもやりがいを感じます。お話がしたくて仕方がない様子の患者さんが、本当に多くいらっしゃいまして、そんなときに私たちがお話を聞かせていただくことで、少々のご不満があっても、得心してくださるような場面も多々あります。
職員よりも言いやすいのか、たくさん話をされる患者さんもいます。難しい面もありますが、よく話を聞いてくれたと喜んでいただけると、ボランティア冥利(みょうり)に尽きると思います。
医療センターは、設備が立派になったとか、専門医がいるということも大事ですが、ソフト面では私たちも役に立つと思っていますので、患者さんのささいな声でも聞き入れて、改善すべきは改善していただきたいと思います。

小笠原(おがさわら)さん

私は病棟でお買い物のボランティアをやっておりまして、水とか重いものを買ってくると必ずありがとうとか助かりましたとか感謝の言葉をもらえるので、うれしく思っています。

佐藤(さとう)さん

ボランティアの時間が2時間半くらいあるのですが、ボランティア活動中に、一度も嫌な思いをしたことがありません。どうしてかといいますと、自分でも微力ながら誰かの手伝いになれるということを感じられるし、人と積極的に関わることができるからではないかなと思います。

市長

結局、医療機器や設備などいろいろなものが変わっても中心にいるのは人で、その人の心の機微というか、触れ合うところが大事です。患者さんの立場からすると、病気のことも含めて不安や悩みでいっぱいで、話を聞いてもらいたいですよね。ボランティアの皆さんが親身になって話を聞いてくれることで、患者さんも納得感が得られて、心に響く、つながる、そんな感じがします。皆さんのお話にも温かみを感じますね。

近藤(こんどう)さん

最近は、外で子どもに声を掛けることをためらうこともありますが、医療センター内では外来の子どもや妊婦さんに気軽に声を掛けられるので、診察前の緊張していた雰囲気が和やかになりますし、相手も喜んでくれて、私は自分自身が逆に元気をもらい、笑って帰れるような感じで楽しくボランティア活動しています。

市長

話を聞いたり、声を掛けたりすることで、意思疎通が図られるだけでなく、人の心と触れ合うことができるのだと思います。またそういうことが喜びや楽しみにつながるから、活動も長続きするのでしょうね。
次に、医療センター内には市にゆかりのある芸術家のアート作品を展示させていただいておりますが、どのように感じていますか。

渡邊(わたなべ)さん

たくさんの作品がありまして、人間国宝の増村 紀一郎(ますむら きいちろう)先生の作品もあります。あとは絵画や彫刻など、そして外の庭園も作品ということで多岐にわたる作品が展示されていますが、それぞれが柔らかい色づかいで取り入れられていて、温かみを感じられる医療センターになっていると思います。ただ、その作品につての説明が書いてなかったりするので、そこのところをもう少し皆さんにアピールできたらいいなと思っております。

市長

医療センターは、医療機器や設備などの充実だけではなく、訪れる皆さまにやすらぎと安心感に満ちた快適な環境を提供することを常に心掛けております。増村(ますむら)先生を中心にアートワーク委員会で検討いただき、彫刻、絵画、石の作品など多くの作品を展示させていただいております。春日部にゆかりのある人たちが、この医療センターを思い、コンセプトに沿って作品を提供くださり、本当にありがたいと思います。このホスピタルアートは増村(ますむら)先生をはじめ、著名な先生あるいは芸術大学の先生や生徒さんの作品もありまして、ボランティアと同じような気持ちでやっていただいております。
ご意見にありました説明書きについては、少し検討させてください。
次に、医療センターでは、ボランティアの皆さんと職員が一体となり、安心した医療を提供できることを目指していますが、そのためにはどのようなことが考えられますか。

瀧澤(たきざわ)さん

職員とボランティアが一体となってということですが、私はボランティアを始めて4年目になりまして、3カ月に1回定例会として、日頃ボランティア活動をして感じていることなどを職員の皆さんと話をし、課題などがあれば対応していただいております。あと1年に1回、職員の皆さんとボランティアの懇親会があります。これらの会合では忌憚(きたん)なく意見を言える、職員の皆さんもボランティアの意見を非常に大事にしてくださり、上下関係ではなく対等の関係ですね。本当にこの関係は素晴らしいものだと感じています。意見交換の中で、たとえば患者さんが受付機を操作するときにつえを置く所がないという意見が出て、つえを置く所ができました。そういった意見に対する対応をきちんとしていただいております。そこで今、私たちが何とかならないかと思っていることがありまして、医療センターは総合病院ですので診療科もたくさんあるのですが、科によっては、外来初診は曜日が決まっていたりします。そうすると他の曜日に予約のない患者さんが来られても、診察を受けられません。患者さんによってはようやくの思いで来院したのにお帰りになって、これは案内をしていても非常に心苦しいので、このような情報を伝える方法を工夫していただけないでしょうか。私たちの案としては、毎月発行される広報紙に休日当番医も載っているので、そこに医療センターの診療科目の状況などを載せてもらえないかと考えています。ホームページには出ているようなのですが、見られない人も多いので、そういう工夫をしてほしいという意見が今日の定例会でも出ました。

市長

確かに私どももそういったお話をお聞きすることがありますので、それも検討させてください。
最後に、今後の抱負や春日部市が今後どのようになってほしいかを聴かせてください。

植松(うえまつ)さん

ボランティアも仕事をリタイアした高齢者が多く、若い人が少ないという問題がありますので、幅広い世代の人たちが気軽に参加できるようになればと思っています。私たちのような病院ボランティアを来院して初めて知ったとか、入院して初めて病棟ボランティアがいることを知ったということが多く、買い物とか洗濯などをするととても喜ばれて、とてもうれしく思っているのですが、もっと皆さんが知ってくださったらなという気持ちもあります。私たち市民ももっと広報紙を利用し、隅から隅まで読んで情報を得るようにしなければならないと考え、反省しております。

市長

ありがとうございます。今回の懇談内容については、ボランティアの皆さんの紹介と一緒に、広報紙やホームページに掲載させていただきますので、その反応もあろうかと思います。皆さんの活動や募集、要望などに関しても、市民の皆さんに知っていただけるよう努力しなくてはと思っております。

豊田(とよだ)さん

私はボランティアを始めるとき気恥ずかしいような気持ちがあって、最初はお友達や家族にも言っておりませんでした。最近は自分から病院ボランティアをやっていると発信するようにしています。そうしたら自分もやってみたいという人も結構いて、こういうふうに情報が回っていけばいいのかなと感じました。胸を張って、ボランティアをしているということを伝えていきたいと思っています。

小笠原(おがさわら)さん

私はいつも反対の立場になったときのことを考えるのですが、たとえば自分が患者として寝ていて家族が土日にしか来られないとなったら、やはりボランティアを頼るだろうし、心から感謝をするだろうなと思います。そういうふうに思いながら、ボランティアを始めてまだ6年目ですが、やってこられたのかなと思っています。

大熊(おおくま)さん

私は2年目で、病棟ボランティアをしておりますが、まだ病棟全部を回りきれないときもあります。それでもたった一人にでもありがとうという一言をいただけるとすごくうれしいです。それでなんとか続けていけるのですが、自分も人に対して感謝の気持ちを伝えようと思うようになりました。医療センターの中だけでなく、日常の生活においても困っている人がいたら自分から声を掛け、今の人は声を掛けられるのを嫌がったり、小さなお子さんは知らない人と話をしてはいけないと言われていたりするのでためらうこともありますが、なるべく人に優しく接するよう努力したいと思っています。

市長

患者さんあるいは家族を通して、ありがとうとか感謝の言葉が返ってきたときは感激があって、もっとやってあげたいという気持ちになるのかなと思います。自分たちのやっていることが評価されるのはうれしいですよね。おそらく皆さんはそれを感じていらっしゃるからこそ、活動を続けていられるのかと思います。

油谷(ゆたに)さん

医療センターでボランティアをしていて思うのは、春日部も本当にお年寄りが増えて、お年寄りがお年寄りを連れてみえるとか、デイサービスなどの施設職員が連れてみえることがとても多く、自分も焦りみたいなものを感じてしまいます。年を取ってしまったことを悪いことのように感じているようなお年寄りも私の周りにはいっぱいいまして、病院に来られる患者さんの中にも、どうせ自分は年寄りだから、というようなことをおっしゃる人もいます。誰でもいずれは年を取りますので、周りの人たちで支え合って、安心して年を取ることができ、若い人たちがこれからも頑張っていけるようなまちになってほしいなと思っています。

市長

大きなけん引力になっているのがボランティアの皆さんだと思っています。ボランティア活動は表立つものではないかもしれませんが、患者さんや関係者の皆さんの心の中に響いていると思います。今後も多くの皆さまにやすらぎと信頼を持っていただけるよう、共に頑張っていきたいと思います。
まだお時間がありますので、テーマに限らず、何かありましたらどんどん発言いただきますようお願いします

親松(おやまつ)さん

医療センターは市民の宝物ですので、いかに維持していくか、そして誰もが平等にいい医療を受けられるように、しっかりとしていただきたいと、一市民の代表として思います。あと、今ものすごく患者さんも増えていますし、病棟も満床状態が続いているとお聞きします。そういう状況の中でも、看護師さんたちが患者さんのために開くコンサートやイベントが年に何回かあります。こんなにハードな仕事をされているのに、練習に時間を割いて、一生懸命だということが参加して初めて分かりました。患者さんもお声掛けして迎えに行くのですが、帰りには楽しかったと言って笑顔になられている。そういったソフト面も設備に劣らない温かさが生まれてきていて、かつての公立病院のイメージから一新されているように感じています。

市長

今お話いただいたように、医療センターは市民のための病院だと、それはまさにそうなのですが、近隣の診療所や病院あるいは大学病院と医療センターが、役割を分担し連携することで、地域医療の水準が上がりますので、それが市民にとって一番の幸せだと考えております。そういったところをもう少し丁寧に、皆さんにお伝えしなくてはならないのですが、どちらかというとそういう医療関係は宣伝しづらいといいますか、情報を届けにくいですね。広報かすかべ8月号では、この地域医療連携についての特集を組みましたが、読んでいただけたでしょうか。本当に医療センターは頑張っていると思いますので、広報についてこれからも研究させていただきます。

大塚(おおつか)さん

今、春日部で出産できる医療施設は3カ所ですよね。市内で安心して出産できる病院がもっと増えればいいなと思います。春日部は人口が減っていますが、もっと地域の中で安心して子育てができるようなところができてくれば、子育て世代に住んでいただけるのではないかと思います。

石井(いしい)さん

若い人が住まないということについて、なぜ市から出ていくのか、若い人の意見を取り入れて、何か考えていただきたいと思います。

市長

実際は若い人が出て行ってばかりというわけではないのですが、確かに人口は増えていません。ですがこれからは、春日部駅付近連続立体交差事業をはじめ、幹線道路の整備や武里団地の再生なども進めていますので、春日部のまちも変わっていきます。北春日部地区開発ですとか、産業団地ができるとか、そういった取り組みにもぜひご期待ください。

高橋(たかはし)さん

今年から春バスに赤沼地区コースができまして、ありがたく思っています。今後ともよろしくお願いします。あと今年の夏は猛暑でしたが、学校全部にエアコンが入ったと聞いて、感激しました。

秋山(あきやま)さん

家の周りも皆さん年齢が高くなってまいりまして、病院に行くのにタクシーが行ったり来たりしているような状況です。今、自分たちは自転車や電車が使えますが、高齢になったときにどうすればいいのかなと思います。医療費は安く済むかもしれないけれど、足が無くては困りますので、バスがほしいと感じています。

市長

高齢になっても歩くことができるように、元気なうちにたくさん歩いていただくといいですね。

秋山(あきやま)さん

先日、正しい歩き方の教室に参加しました。健康のために、市でも本当にいろんなことをやってくださっています。お互いに声を掛け合って参加できればいいのですが、なかなか最初の一歩が踏み出せないものです。私も、介護予防のそらまめ体操には60歳くらいのときから声を掛けられていました。まだいいわと思っていましたが、今は参加しています。そらまめ手帳を見て、介護予防事業として市でさまざまなことをやっていることも知りましたので、これからも参加してみたいと思っています。

佐藤(さとう)さん

今は、ご近所でもなかなかコミュニケーションがないですね。それはすごく寂しいと思っていますし、昔みたいな干渉を疎ましく思うにしても、あいさつくらいはにこやかにやっていけば、何かあったときに助け合うこともできるのではないかなという感じがしています。

市長

ボランティアの皆さんはコミュニケーションを大事にされているのだということを改めて感じました。本当にありがたく思っております。これからも医療センターと市民の皆さんのために、共にご尽力をお願いいたします。今日はありがとうございました。

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