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初夏の古隅田公園でイメージした、“竹の秋”?(令和2年5月15日)小倉特派員

更新日:2020年5月22日


農道の東側が古隅田公園の竹林


タケノコや若竹も立ち並ぶ遊歩道

暦の上の「立夏」-〈竹笋生(たけのこしょうず)〉(タケノコが生え始める候)に当たる15日、私は、自粛生活でのメタボ防止を兼ねて、古隅田公園ルートへ散歩に出掛けました。途中、農道に並行する同公園内の竹林の遊歩道を歩くと、両側には既に何本ものタケノコや若竹が立ち並び、西日が差し込む竹林内に目を凝らすと、あちらこちらに孟宗竹(もうそうちく)や真竹(まだけ)、淡竹(はちく)が顔を出し、競って天を目指す旺盛な生命力があふれていました。

タケノコ掘りに汗を流した子ども時代の経験でも、温かくなった日差しと雨に恵まれたタケノコの成長は驚異的で、地表に顔を出すころは1日数センチメートル程度の伸びが、10日目ごろには数十センチメートル、中には1メートルになるものさえありました。ちなみに、和名漢字の「筍(たけのこ)」は、「竹」と「旬(しゅん)」(1カ月を三分した、それぞれの10日間)からなりますが、タケノコが10日ほどで竹になることからこの字が当てられたようです。
やがて、タケノコは全て竹となって竹林はいっそう活気づくでしょう。

農道に戻り外側から竹林を見て、葉が黄ばんだ竹に気付いた時、私は、これは竹林の微妙な変化を心象的に捉えた春の季語-“竹の秋”の情景だろうと思いました。竹は、樹木が秋に紅葉するように、春先からタケノコに栄養を与えるため徐々に衰弱して初夏に黄葉し、やがて落葉した後、今年の新葉が育ち始めるのです。逆に、秋にかけて一人前に育った竹がともに若葉を茂らせる情景を、秋の季語では“竹の春”というのだそうです。


落葉を押しのけて顔を出したモウソウチク


真竹(まだけ)や淡竹(はちく)たち


天を目指してぐんぐん伸びるタケノコ


タケノコの傍らで葉が黄ばみ始めた竹

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