手足口病(てあしくちびょう)の感染に注意しましょう
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手足口病は乳幼児によく見られる病気で、主に夏に流行します。数日間のうちにほとんど治りますが、まれに髄膜炎(ずいまくえん)などの合併症を伴うことがあるため、高熱や頭痛、嘔吐(おうと)がひどい場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
感染経路
患者の咳やくしゃみなどのしぶき(飛沫(ひまつ))に含まれるウイルスを吸い込むこと(飛沫(ひまつ)感染)や、ウイルスが付いた手で口や鼻などの粘膜に触れること(接触感染)、便の中に排泄されたウイルスが口に入ること(経口感染)で感染します。有効な予防接種や特別な治療法はありません。
症状
- 感染後、3日~5日後に口の中、手のひら、足の裏や足の甲などに水ほう性の発疹が出ます
- 38度以下の軽い発熱を伴うことがあります
- 食欲不振・気分不快、のどの痛みを伴うこともあります
予防するには
手をよく洗うことが大切です。
- 特に手足口病にかかった子どものおむつを替えた後などは、よく手を洗いましょう
- おしりを拭いた時などにウイルスが付着する可能性があるので、患者に使用するタオルは別に用意しましょう
更新日:2021年12月14日