ヘルパンギーナの感染に注意しましょう

更新日:2023年08月31日

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ヘルパンギーナは発熱や口の中に水疱ができるウイルス性の咽頭炎で、乳幼児を中心に夏季に流行する、いわゆる夏かぜの代表的疾患です。特別な治療方法はなく、症状を少し楽にする方法(対症療法)が行われます。

感染経路

患者の咳やくしゃみなどのしぶき(飛沫)に含まれるウイルスを吸い込むこと(飛沫感染)や、ウイルスが付いた手で口や鼻などの粘膜に触れること(接触感染)、便の中に排泄されたウイルスが口に入ること(経口感染)で感染します。有効な予防接種や特別な治療法はありません。

症状

  • 38~40度の発熱で発症し、同時にのどが痛む病気で、発熱が1~3日続き、食欲不振、全身のだるさ、頭痛などを起こします
  • 咽頭痛で食事が摂れないことがあり、脱水症になることがあります
  • 稀に無菌性髄膜炎や心筋炎を併発することもありますので注意してください

予防するには

  • こまめに手を洗いましょう
  • 患者との密接な接触をできるだけ避けましょう
  • 集団生活ではタオルの共用を避けましょう
  • 特に患者が乳幼児の場合には、おむつ交換後の手洗いを徹底しましょう

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