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第46回まちの魅力を掘り起こす(広報かすかべ平成30年5月号)

更新日:2018年5月1日

「ALL春日部」で活気あるまちづくり

平成29年11月に行われた市主催の「大学生政策提案コンテスト2017」において「『蔵のリノベーションと日光街道の街・春日部のPR』により東口をインバウンド観光化」を提案した、日本工業大学「くらっとNIT(えぬあいてぃ)」が最優秀賞を受賞しました。今回は、「まちの魅力を掘り起こす」をテーマに懇談を行いました(実施日:平成30年2月8日)。

日本工業大学「くらっとNIT」の皆さんと市長

大学生政策提案コンテスト…学生が持つ知識や情報、発想の柔軟性や創造力を生かし、市が実施していくべき事業についての政策提案を募集するものです。学生自らがまちづくりの課題について主体的に調査・研究を行うことを通して、若者の地域社会への愛着とまちづくりへの興味を醸成し、参加意欲の高揚を図ることを目的としています。

懇談内容

市長

皆さんこんにちは。今回は「大学生政策提案コンテスト2017」において「最優秀賞」の栄冠を勝ち取られた日本工業大学「くらっとNIT」の皆さんと大いに語り合いたいと思います。
今、春日部市では鉄道や幹線道路がどんどん結節されており、今後さらににぎやかさを増していくと思います。また、それと同時に、春日部市が変わっていく過渡期になると感じています。そういった中で、学生も含め、さまざまな人たちの提案を取り入れながら、新しい魅力を創出していきたいと思っています。
今回の皆さんの提案について、さらに深いところまで教えてもらい、さまざまなことを踏まえながら市政に生かせればと思っています。
初めに、なぜコンテストに参加しようと思ったのですか。

相澤(あいざわ)さん

ビジネスプランを考える大学の授業の中で、産業連携起業教育センターの筒井(つつい)先生から「春日部市大学生政策提案コンテスト」の紹介があり、街づくりを中心とした都市計画に興味があったので、参加しました。

神尾(かみお)さん

相澤さんから誘いを受けたことがきっかけです。大学に入ってから課外活動などをあまりしておらず、いつか挑戦したいと思っていたので、いい機会だと思い参加しました。

野島(のじま)さん

普段から春日部駅を利用することが多く、愛着を持っていました。また、駅周辺で同年代の学生を目にすることも多く、若い人も集まる、活気あるまちだと思っていました。そんな中「大学生政策提案コンテスト」の案内をもらい、より良いまちづくりのお手伝いができたらと思い参加しました。

市長

春日部市に愛着を持ってもらい、ありがとうございます。
今回の提案で、春日部駅東口に着目した理由を聴かせてください。

相澤(あいざわ)さん

コンテストに参加するに当たって、事前調査を行いました。実際に春日部駅東口を歩いてみると、明治・大正時代に創られた古い「蔵」がたくさんあり、観光資源になると気付きました。大学で建築を学んでおり、建築物をリノベーションすることでまちに付加価値をつける事例をよく見ていたので、春日部市にも応用できるのではないかと思い、提案の中心にしました。

野島(のじま)さん

相澤(あいざわ)さんと神尾(かみお)さんのアイデアで、街づくりの器として蔵のリノベーションを提案することが決まりました。筒井(つつい)先生から「それだけでは単なるハコモノの提案になってしまうので、どのように運用するかしっかり検討するように」とのご指導をいただき、蔵をどのように街の活性化に結び付けるかという点を、深く掘り下げていくことにしました。
まず、世界遺産でもある日光の中間観光地や宿泊地として、リノベーションした蔵を利用できないかと考えました。これにより、蔵に泊まるという非日常的な体験ができるとともに、日光街道をテーマとした特産品をアンテナショップのように提供することで、相乗効果が図れます。
また、特産品である押絵羽子板の作成体験や農業体験のような、体験型観光を開発してインバウンド対応の流れを創出したり、私たちのような若者が主役となるチャレンジショップを開催したりと、可能性は無限大です。さらに、このように観光客の宿泊を活性化させることで、さまざまな雇用も生まれ、まち全体が活気づいていくと思います。

神尾(かみお)さん

春日部は日光や東京などへのアクセスが非常に便利ですし、日光街道の杉戸や幸手、越谷などと連携して進めていくことも有効だと思います。また、大宮や川越、秩父などにもアクセスしやすいので、宿泊を絡めた関東広域の観光の中心となれると考えています。

市長

皆さんの提案には、今多くの自治体で懸案とされていることが非常に多く盛り込まれています。この提案が実際に動きだすことで、人や物の流れにつながり、活性化の要因を生みだすことができると思います。
次に、このコンテストに参加して、どんな経験ができましたか。

相澤(あいざわ)さん

きちんと政策検討の「たたき台」となれるように、実現性のある提案を行うことを目標としてきました。実際に、蔵を訪問してリノベーションの図面を引いたり、蔵の建築模型を作ったりと、資料はできるだけ具体的に作成するように努めました。
また、設計士や金融機関など専門家のアドバイスをもらいながら、これまでとは違う視点で建築やまちづくりにチャレンジできました。

神尾(かみお)さん

私は主に、設計と模型を担当していましたが、建築士の人と一緒に設計について検討できたことで「将来はこんなふうに働くのかな」と自分の将来像をイメージすることができました。また、普段の建築学科の授業と違い、実際の建物をテーマに設計・施工・活用方法と「最初から最後まで」考えることができたので、とてもいい経験ができました。

市長

物の見方にはいろいろな方向があり、人それぞれ見え方や感じ方も違うので、さまざまな経験をすることが重要です。また、いろいろな経験を積んで評価を受け、それを喜びや実力に変えることで、ますます成長していけると思います。
今回の提案は、まさに春日部というまちが持っている魅力を掘り起こしてもらった訳ですが、コンテストに参加して、春日部のイメージは変わりましたか。

野島(のじま)さん

普段は西口を利用することが多いため、正直、東口への関心は薄かったのですが、今回調べてみて、蔵という観光資源があることや、昔は宿場町として機能していたことを知りました。また、コンテストには他の大学のチームも参加しており、それぞれの視点でバラエティ豊かな提案が行われていたので、春日部は若者に愛されているまちだと感じました。

相澤(あいざわ)さん

私は「クレヨンしんちゃん」や「ベッドタウン」というイメージを持っていたのですが、調査していく中で「古い歴史や地域資源が豊富に眠っているまち」ということを感じました。

市長

ありがとうございます。歴史のまちということですね。

神尾(かみお)さん

駅のホームから見える景色では、雑多なビルが多い印象でしたが、この機会に春日部を歩いてみて、ふれあいキューブやララガーデンなどの施設が充実しており、暮らしやすいまちだと感じました。

市長

住んでいる人から見ると、毎日見ている風景は当たり前に感じるものです。しかし、他の人から見ると決して当たり前ではなく、さまざまなことを特徴として捉えることができ、それを磨き上げることで、より魅力的に発信できると思います。

野島(のじま)さん

この提案を考える中で、若い力の重要性を改めて感じました。チャレンジショップなど、若者が働く場を提供することで、そこに定住する人が増え、それぞれが新しい家庭を築き、若者がどんどん増えてまちが活性化していく、といった一連の流れを創出できたらなと思います。

市長

若いパワーというのは、ものすごく魅力があります。若い人には、どんどん新しいことに挑戦していただき、例え失敗してもその失敗を糧にして、自分の学びとしてほしいですね。
次に、今回の提案では、未来の春日部を創り出す姿を「ALL(おーる)春日部」というキーワードで表現していますが、もう少し詳しく教えてください。

相沢(あいざわ)さん

金融機関の人からのアドバイスをきっかけに、春日部市に関わるさまざまな人が「市を盛り上げたい」という思いを持っていることを知りました。その一方で、そういった人たちの熱い思いを一つにまとめるようなプロジェクトが無く、エネルギーを生かしきれていないのではないか、という指摘もありました。今回の提案によって、その思いいの向かう先が一つとなれば、春日部市が本当に活気づくのではないか、という願いを込めて「ALL(おーる)春日部」と表現しました。

野島(のじま)さん

中心市街地の活性化には、産業や雇用の創出が大切だと思います。行政だけではなく春日部に住む人や働く人、地域を支える皆さん、そして私たちのような大学生や若い人が手を取り合って、活性化に挑戦することが大切だと思いました。

神尾(かみお)さん

金融機関の人から、この提案が実現できたら、いろいろな地域のキーパーソンを紹介しますよと激励をもらえたことで「ALL(おーる)春日部」の実現に自信がつきました。

市長

まさにそうだと思います。行政を執行する立場としても、さまざまな人たちにご意見を伺い、勉強させていただく。そして、民間や市民の皆さんの知恵や力を結集して「ALL春日部」に持っていければそれがベストだと思います。

筒井(つつい)先生

彼らは普段の勉強の中では、自分たちと外の世界とのつながりを意識する機会があまりないと思いますので、金融機関や市民の皆さんと触れ合えたことが、視野を広げる上で非常に大きな役割となったのだな、と感じています。

市長

まさに金融機関の人たちは現場の最前線で働いている人たちですから、その影響力も大きいかと思います。また、実際に生活をしている市民の皆さんの声も同様です。
最後に、将来の夢を聴かせてください。

相澤(あいざわ)さん

私は地方都市のまちづくりに関心があります。祖父が大工をしており、職人の技術を買われて行楽地の宿の修繕をした話を聴き、自分も地域の発展に貢献できる技術者を目指したいと思いました。また、今回のコンテストを通してさまざまな立場の人と触れ合えたことで、実社会で活躍する技術者を目指すことへの決意が固まりました。

神尾(かみお)さん

人の数だけものの考え方や創意があると思うので、建築の知識がない人でも自分の住む家や街を自由に創ることができるように、お手伝いする仕事がしたいです。

野島(のじま)さん

自分は化学に興味がありますので、化学メーカーの開発や設営・管理などで地球環境に貢献できるような仕事に就きたいと思っています。

市長

皆さんには、いろいろな形で夢を持ち続けてほしいと思っています。そして、その夢の実現に向かって、いつまでもチャレンジしてもらいたいと思います。
今日はありがとうございました。

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