このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
サイトメニューここまで

本文ここから

第55回 地域における国際交流(広報かすかべ平成31年2月号)

更新日:2019年1月31日

春日部と世界をつなぐ

春日部市国際交流協会・国際交流委員会は、海外都市との友好親善を促進するとともに英会話教室や教育支援などの活動を行い、国際交流を推進しています。2019年(平成31年)夏には、姉妹都市オーストラリア・フレーザーコースト市へ訪問するホームステイ事業を計画しています。今回は、「地域における国際交流」をテーマに懇談を行いました(実施日:平成30年11月20日)。

KIFA(きーふぁ)…春日部市国際交流協会の略称(Kasukabe International Friendship Association)

懇談内容

市長

今回は、春日部市国際交流協会・国際交流委員会の皆さんと大いに語り合いたいと思います。
昨今、どこでも外国人と会うことは珍しくなくなりました。グローバルな世の中になってまいりまして、旅行者だけでなく、日本で働いて生活している外国人も多くなっています。皆さんには日本語教室などでも大変なご尽力を賜りまして、心から敬意と感謝を申し上げます。
そしてまた私も春日部市長として春日部市国際交流協会の皆さんにお導きをいただきまして、姉妹都市のフレーザーコースト市を訪問いたしました。わずかな期間でございましたが、非常に楽しく有意義で、本当に貴重な体験をさせていただいたと思っております。
来年(平成31年)の4月19日には「クレヨンしんちゃん」の新作映画が公開されますが、聞くところによりますと、しんちゃんがオーストラリアに行くという内容だそうです。春日部市としても、これに関連した企画やコラボレーションができないかと、関係団体にお話をさせていただいているところです。ひとつの団体あるいはひとつの行政組織が一生懸命頑張ってもできることには限りがありますが、いろいろなジャンルや団体が協力し合うことで、大きなことができると思っております。
春日部市でも今、大きな事業が次々と動き出しておりますが、2020年(平成32年)には東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、国際交流といいますか、外国人と接する機会も多くなっていくのかなと思っております。春日部市国際交流協会の皆さんの力の発揮どころかと思っておりますので、これからまたいろいろな角度、方面からのご指導をよろしくお願い申し上げて、あいさつとさせていただきます。今日はよろしくお願いいたします。

会長 田中(たなか)さん

本日はこのような機会を設けていただき、ありがとうございます。まず申し上げたいのは、この近郊の都市の中で国際交流に関する組織というのはたくさんありますが、春日部市ほど恵まれた環境で国際交流を進めているところはないということです。春日部市国際交流協会ができたという歴史もそうですが、春日部市は国際交流ということに非常に前向きです。われわれは国際交流の大切さ、それに対してやるべきことを、きちんと肝に据えて今まで活動してまいりました。これも行政が大きく背を押して、あるいは足元を支えてくれているおかげです。この場を借りて行政のトップである市長にお礼を申し上げ、そして日頃一生懸命支えてくれている事務局にもここでお礼を申し上げたいと思います。また、国際交流ということには終わりがありません。非常に目的は壮大ですが、皆が一丸となって、少しでも海外の皆さまと春日部市民の若者たちに国際交流の果実を味わっていただくために尽力しております。われわれが一生懸命やるのは、春日部市に住む外国人のためでもありますが、それ以上に春日部市に住む若者たちに、国際交流の果実を与えるためのものです。どうかこれからもより一層のご協力をお願いしたいと思います。今日はありがとうございます。

市長

それでは初めに、皆さんは、なぜ、国際交流協会で活動しようと思ったのか聴かせてください。

委員長 藤枝(ふじえだ)さん

私は、以前活動していた春日部青年会議所という団体でパサディナ事業を担当した経緯がありまして、38歳の時に初めて自分自身がホームステイを体験し、そのときまでは国際交流のことは頭にはありませんでした。いざ自分が体験してみると38歳にしていろいろな気付きや体験、さまざまなことを学びました。青年会議所は40歳で卒業ですので、自分自身が学んだことや気付いたことを、多感な世代の若者に伝えていきたいと思い活動を始めました。

石川(いしかわ)さん

私も藤枝(ふじえだ)委員長と同じで、青年会議所の事業でアメリカのパサディナ市にホームステイしたときに、日本と海外の価値観がまったく違うなとカルチャーショックを受けました。そして日本の若者には、海外に出て小さな考えを脱ぎ捨てて、もっと大きな考えを持ってほしいなと感じまして、国際交流協会で活動させていただいております。

市長

ホームステイを通して、海外の文化や生活習慣の違いなどを学ぶことは、青少年の国際社会に対する認識を高めることにつながると思います。
次に、実際に活動していてやりがいを感じたことや、苦労されたことは何ですか。

押田(おしだ)さん

私は当初から国際交流協会で活動していて、最初は春日部市在住の外国人に日本語を教える、日本語教室に携わっていました。そのときはまったくのスタートからでしたので、教材や授業をどのようにしたらよいかなどを考えて苦労しました。回を重ねるうちに訂正・修正しながら良い方向に進んでいったと思います。その中でやりがいというか、とてもうれしく感じたことは、受講生が日本語検定の4級、3級、2級を取ったことですね。
それから現在は、こちらで英会話教室を担当させていただいているのですが、その中で実際難しいなと感じているのは、講師の依頼ですね。それぞれ条件がありまして、日程など調整するのはとても大変ですし、教材についても悩みます。けれど英会話教室をやっておりますと、受講生が国際交流に興味を持ってくださるので、それはとてもうれしいことです。

岩見(いわみ)さん

私は英語サロンを開催しております。私は戦前戦中派で、英語に憧れを持っていました。現職中は米軍基地関係の仕事をしていまして、仕事の相手は米軍の将校でした。アメリカの将校さんはとてもフレンドリーで、普段は日本語を話すのですが、公式の会議や書類では絶対に日本語を使いません。どうしても英語を使わなければならないということで、かなり鍛えられました。その後リタイアしまして、現在私は観光地でガイドをやっていますが、つくづく感じるのは、国際交流を進めていく上では絶対英語が必要だということ、英語のレベルをなんとか上げなくてはいけないということです。春日部市でもなんとか英語のレベルを上げたいと思いまして、外国語サロン、特に英語サロンで、どうしたら楽しく勉強ができるかなと考えています。
現在担当しているこのサロンも15年くらいやっておりまして、月2回の土曜日だけではありますが、大変有効にやれているのではないかと思いますので、もっと皆さんに参加いただいて活発なサロンにしたいと思っています

市長

日本語を教えることも英語を教えることも苦労があると思いますが、会話ができるようになることがやりがいにつながると思います。さらに春日部の魅力を知っていただければ、なおうれしいですね。
次に、姉妹都市フレーザーコースト市との交流においては、国際交流協会の皆さんが当初から携わってきましたが、海外の人たちと友情を深めるためにはどういった行動が必要だと思いますか。

市橋(いちはし)さん

自分の正直な気持ちを相手にぶつけて話し合うことで、友人関係を築くことができるのではないかと思っています。これから先も参加した生徒さんたちにはできるだけそうあってほしいと思いますし、そのきっかけをあげられたらいいのかなと思っています。

委員長 藤枝(ふじえだ)さん

海外の人と友情を深めることは、すぐにというわけにはいかないと思っていますが、深めるきっかけとなるのがホームステイだと思います。ホームステイでは、必ず言葉の壁や価値観の違いに直面すると思いますが、そこで生まれる葛藤(かっとう)が次のステップへの原動力になるので、それを重ねることで友情は深まっていくと思っています。まずホームステイというのは感じ取らせ、考えさせる事業であり、その先にその子たちのステップがあるのだろうと思っています。ただ現状は、ステップと言っても1回のホームステイで一期一会(いちごいちえ)になってしまっているのが現状ですよね。その先も見据えて、協会で新たなステージを用意していきたいと考えているところです。

市長

お互いの目から捉えた国の違いや良さを伝え合い、それらが文化や伝統の違いからくることだと理解する必要があるということですね。
次に、春日部市にもたくさんの外国人が住み、あるいは通勤通学していますが、身近に住んでいる外国人の生活に寄り添うためには、どういったことが必要だと思いますか。

樫村(かしむら)さん

困り事などを気軽に相談できるシステムや窓口がたくさんできればいいなと思います。

折原(おりはら)さん

私は、中古の日本車や部品を海外に輸出するための作業場を外国人に貸しているのですが、年に数回は警察を通して苦情が入ります。聞いてみると、外国の大きな男の人たちが集まって話をしているのが怖いとか、別段実害はないのですが、そんなことを言われてしまうのです。言葉や風習などの違いがあっても、友人になれるということを理解する必要があると感じています。まだまだそういった部分が足りないのかなと思います。

市長

身近な外国人と触れ合い、お互いの物の見方や考え方を理解するのは大事なことです。
次に、春日部市は、国際交流協会の皆さんと共に国際交流事業に取り組んできました。今後さらに充実させていくべき事業、または、まだまだ足りないと思う取り組みについて教えてください。

畑中(はたなか)さん

私の外国に関する経験は、1968年に留学をしていまして、それから日本に帰ってきてしばらくして、シンガポールのホテルで1年間働いていました。その間に、英語をどういうふうに教育していくかというプログラムに参加したことがあります。
今後さらに充実していくべき事業の一つは、英語教育ではないでしょうか。日本からオーストラリアにホームステイに行った中学生に英語クラブはあるのかと聞いたことがあるのですが、英語クラブは外国人がほとんどです。やはりそこから教え込まないとどうにもならないと実感していまして、中学生にそういうシステムを作っていければと思っています。

越前谷(えちぜんや)さん

取り組みといいますか、まだまだ海外に興味を持っている人が、私たちの年齢層に少ないと思います。海外に興味を持っていただくための取り組みを行う必要があります。子どもたちにも、親子参加型で一緒に楽しみながら、海外のことに関われるような事業を積極的に広げる必要があるのではないでしょうか。
私たち国際交流協会としても、いろいろやれる事業がまだできないでいるので、会員も仕事をしながら、家庭を持ちながらで大変だと思うのですが、協力者を一人でも増やしていくことも必要ではないかと思っています。

市長

国際交流は、海外との交流だけではなく、自分自身の価値観の広がりや理解の深まりなどの向上につながる大変意味のある活動だと思います。
最後に、自分たちの活動を通して、春日部市がどのようになってほしいですか。

委員長 藤枝(ふじえだ)さん

春日部市がどのようになってほしいかというと、特に若者たちというのは、国際交流に関わることで、いろいろな価値観や文化の相違に触れて、物事の考え方や視野が広がっていくと思います。そういう若者たちが増えることが、春日部市にとって明るい未来につながっていくのだろうと考えています。

石川(いしかわ)さん

観光客も増え、日本は外国人からすると本当に来やすい場所になっていくと思います。これから東京オリンピック・パラリンピックが行われますよね。自分が海外に行ったときの経験からすると、言葉が通じないのが一番つらかったです。外国で何か困ったことがあっても誰にも相談できない、それは外国から日本に来る場合でも同じだと思います。われわれの活動を通して英語が堪能な人を一人でも増やし、外国人が春日部市を訪れても困ることのないようにしたいと思っています。

会長 田中(たなか)さん

英語を学ぶことは、世界に飛び立つチャンスなので、その機会を若者に提供できる環境を作っていきたいと思っています。
来年は姉妹都市協定を結んでいるオーストラリア・フレーザーコースト市との協定締結から5周年の節目を迎え、ホームステイ事業などを計画していますので、春日部市の中学生の皆さんにはぜひこの機会に参加してもらいたいですね。

市橋(いちはし)さん

国際交流に興味を持って、海外へいける子は幸せな子どもたちだと思います。飛び立っている生徒たちがいるというのは素晴らしいことですが、なかなかお金がかかることでもありますし、全員とはいかないですから。

委員長 藤枝(ふじえだ)さん

いくつか課題はあると思います。やはりホームステイを実施する年は中学校で募りますが、行きたいけど行けないという子が大半ですね。行ける子はほんの一握りというのが現状です。行きたいけど行けない子にどう手を差し伸べるかということが、今後の課題かと思います。毎年中学校へ訪問に行くのですが、やはり温度差があるかなと思います。せっかくの機会なので、もう少し中学校も受け入れ体制を作っていただきたいと考えています。
2020年(平成32年)の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、いろいろ報道されていますが、埼玉県国際交流協会のホームページを見ますと、オリンピックを見にくる人たち向けのホストファミリーを募集しています。近隣を調べてみますと杉戸町は登録制で動いています。これだけ国際交流が盛んになっているこの時期には必要なことではないかなと思います。ただ、個人情報を扱うことになりますので、それはKIFA(きーふぁ)単体では難しいと考えております。ぜひ、行政のご協力をお願いしたいと思います。

市長

豊かな国際感覚を育むことは、未来を担う子どもたちにとって大切なことです、今後も、さまざまな角度からご指導いただき、共に国際交流の推進を図ってまいりたいと思います。
今日はありがとうございました。

お問い合わせ

シティセールス広報課 広報広聴担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央六丁目2番地
電話:048-736-1111 内線:2179 ファックス:048-734-2593

お問い合わせフォーム

本文ここまで

サブナビゲーションここから

安心・安全
いざというときに

情報が見つからないときは

よくある質問

サブナビゲーションここまで

春日部市役所

〒344-8577 埼玉県春日部市中央六丁目2番地 電話:048-736-1111(代表)
開庁時間:午前8時30分~午後5時15分 閉庁:土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日~1月3日)
春日部市 法人番号4000020112143
Copyright © Kasukabe City. All rights reserved.
フッターここまでページの先頭へ