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第66回 スポーツを通して学ぶこと(広報かすかべ令和2年1月号)

更新日:2019年12月27日

川辺地域スポーツクラブ(K.S.K.)

K.S.K.は川辺小学校で、スポーツ・レクリエーションを通して、地域の小学生を健やかでスポーツ好きな子どもに育てることを目的にボランティア活動をしています。(令和元年12月現在 児童会員67人、指導員35人)。今回は、「スポーツを通して学ぶこと」をテーマに懇談を行いました(実施日:令和元年10月19日)。

懇談内容

市長

本日は「市長とわがまち未来トーク」ということで、川辺地域スポーツクラブ(K.S.K.)の皆さんとお話をさせていただきます。

台風19号の被害が関東のみならず多くの地域で、破堤あるいは越水となったことはニュースなどにあるとおりです。幸いにもこの辺りの地域には大きな被害がありませんでしたが、しばらく前に話題になった八ッ場ダムが相当な年月を掛けて水を試験的に入れる状況だったのが台風で満水になったと聞きまして、その効果もあったのかと思っております。
昭和22年のカスリーン台風のときは栗橋の堤防が切れまして、この辺りを含めまして本当に一面海のような状況になりました。今回、国土交通省や埼玉県からホットラインで連絡がありまして、栗橋の氾濫危険水位の海抜8.9メートルを超えそうだということで、いずれは11.2メートルになるということでした。そうなりますと越水で一面海になってしまうのかと、本当にぞっとしたのですが、おかげさまで事なきを得ました。春日部市にあります首都圏外郭放水路も稼働しまして、甚大な被害に遭わずに済みました。
こういったことは、もちろん起きないのが一番ですが、首都圏外郭放水路のありがたさを改めて感じることになりました。市民あるいは国民の生命・財産を維持するために、一生懸命、いろいろ策を講じることが大切です。
また、子育ても地域にしっかり足をついていくことが大変重要だと思っております。皆さんの活動もその一つであると感じています。
皆さんからいろいろな話を拝聴しながら、改善すべきところあるいは進めるべきところ、そういったことをご指導いただければありがたいと思います。

今日はわずかな時間ですが、忌憚(きたん)のないご意見をいただきながら進めてまいりたいと思っております。よろしくお願いします。

会長 高見(たかみ)さん

()市長さんには、川辺地域スポーツクラブK.S.K.においでいただきありがとうございます。
本日はよろしくお願いします。

市長

それでは初めに、K.S.K.はどのような経緯でいつ発足されたのか、会における活動の目的や主な活動内容について聴かせてください。

会長 高見(たかみ)さん


()

K.S.K.の活動は、スポーツが苦手な子どもたちが、家から外に出てスポーツを楽しむ活動ができればと、地域や保護者の皆さんが集まり、学校・教育委員会のご協力をいただいて昭和60年に発足し今年で35年目になります。

子どもたちと地域住民とで、健やかでスポーツ好きな子どもたちを育てる目的でボランティアとして活動しているクラブです。ここにいる皆さんや地域の皆さんのお力によって続いているということで大変感謝しております。

市長

35年の長きにわたり、ありがとうございます。

小学生という大切な時期に、スポーツを通していろいろな体験ができることはとても幸せなことですね。
次に、皆さんはなぜK.S.K.で活動しようと思ったのですか。また、活動している中で苦労したことや良かったこと、感じたことをお聴かせください。

加藤(かとう)さん

自分の子どもがK.S.K.に加入したのをきっかけに活動を始めました。自分の子どもが他のお子さんたちとどのように遊んでいるか見られるのは、親としてのメリットかなと思っています。

今野(こんの)さん

私は、40歳のときにK.S.K.に入りました。今35年目で、すでに70歳も過ぎました。

自分の子どもは4年生のときに入りまして、今は1年生から入れますが、その当時は4年生からで、150人くらいおりました。指導者はいつも全員来るわけではなく、2人や3人のときもありまして、そういうときの対応は苦労しました。一番良かったと感じたことは、卒業した子どもたちが、スーパーや学校の帰り道で出会ったときに、「先生、こんにちは」と声を掛けてくれたことです。

会長 高見(たかみ)さん

()学校生活は規律や先生の評価というところがありますが、K.S.K.ではそういうプレッシャーがないので、素の子どもの生活が出るというか、嫌なものは嫌だと言いますし、これやりたいあれやりたいというのもよく出てきます。

大前(おおまえ)さん

スポーツが苦手な子もおりますが、例えば縄跳びができなかった子ができたときの達成感も共感できますし、その場に立ち会えることがすごくうれしくて、今日まで活動を続けることができました。

市長

子どもは素直ですからね、その喜ぶ顔を見られることはとてもうれしいことだと思います。

子育ては大変なこともたくさんあると思いますが、だから楽しいというところもありますよね。それに地域の人が理解して携わってくださるのは、とてもいい子育て環境だと思います。

次に、日頃から心掛けていること、感じていることなどを教えてください。

加藤(かとう)さん

学校に比べて規律が緩いところはあるのですが、一定のルールはあるので、駄目なものははっきり駄目と言わなければいけないし、体育館の使い方も学校のルールがあるので、それは破っては駄目だよと、そういうところは皆で気を付けています。

今野(こんの)さん

一番注意しなければいけないのは、けがをさせてはいけないということです。それと使ったものは丁寧に戻すとか、そういう簡単なルールでやっています。

飯村(いいむら)さん

児童の縦のつながりを大切にし、いい意味でのガキ大将を育てたいと考えています。私たちも叱るときは怒鳴ります。本当に親みたいなつもりで、小さい子たちがまねをしますので、高学年の子どもたちには、見本になる立場になるのだということを指導しながら活動しています。保護者の皆さんも地域ぐるみという形でなるべく参加していただいて、自分たちの子どもがどう遊んでいるか、どんな顔を見せているか、そういうのを知ってもらいたいと思っています。

そして子どもたちにはこの活動を通じて、運動をすることが好きになり、中学生になっても何かスポーツを続けてもらえるとうれしいですね。

市長

指導者も子どもから教わる部分があると思います。保護者の皆さまには、自分の子どもや集団生活の様子をしっかり見てもらって、仲間に加わっていただけるといいですね。

大前(おおまえ)さん

子どもたちを通して、保護者、兄弟、指導者の成長の場になっていると感じます。保護者の年代も考え方も違うので、いろいろ学ぶところも多いです。

市長

価値観の違いは、確かに年代の差でもありますよね。今までこうだったからこうなんだという押し付けではなくて、お互いに理解したり歩み寄ったりすることはすごく大事だと思うのです。

世の中には老若男女、体力のある人、芸術的才能のある人、障がいのある人、多種多様の人がいます。それが社会だと思います。それを認めないで自分たちの意見だけが正しいと主張したり相手に押し付けたりすると、いさかいがおきますよね。当然相手も意見を持っているわけですから。
そういった違いを互いに知るという意味でも、こういったサークル活動の意義、また子どもたちの関わり合いの意義は重要です。

高橋(たかはし)さん

サッカーとか野球、バスケットボールなど、子どもの習いごとはいろいろあって、親もサポートすると思うのですが、K.S.K.では保護者が来たら一緒にドッジボールに参加してもらうとか、あとは運動会も家族運動会という名称で、大人も子どもも一緒に参加する運動会なので、家族の距離が近い活動なのかなと思っております。

自分ももともとK.S.K.に入っていて、活動の中で異学年の子どもや大人たちといろいろな話ができたことで、大人になって誰かと話をするときにあまり抵抗がなかったので、今の子どもたちも、他の親とか他の学校の子とか指導者と話をする上で、これから役立ってくれればいいし、そういうところもいい活動かなと思っています。

市長

そうですね、子どもたちが育つ上でとてもいいヒントになると思います。最近では、同じクラスの特定の人としか遊ばない、そういった子も多いそうです。自分と気の合った子とだけ遊んで他の子と遊ばない、それでその子とちょっとしたことでいさかいが起きると関係を修復できなくなる。いじめなどに発展することもあるかもしれない。そういった意味で、いろいろな子と、そして異年齢と接することは大事なことです。いろいろな考え方があるということがわかりますからね。

いろいろな人が交流するコミュニティができるということは、子どもの成長にとっても必要だと思います。
次に、普段活動していて感じている、春日部の魅力や長所はいかがでしょうか。

加藤(かとう)さん

自分は生まれてずっと、50年以上ここに住んでいるので当たり前のことなのですが、子どもがいる親戚が遊びに来て、スマイルしょうわやエンゼル・ドームを案内したら、無料で利用できて図書館もある、こんなところがあるのか、と驚いていて、自分は普通のことだと思っていたのですが、よそから見ると春日部が頑張っているのかなと感じました。

佐藤(さとう)さん

これも当たり前のように感じているかもしれませんが、首都圏外郭放水路のおかげでどれほどわれわれが恩恵を受けているか、今回の台風19号であれがなかったら、おそらく他の氾濫地域と同じようになっていたのではと思います。おかげで活動が中断しないで一人一人の財産や命が守られました。

皆さんが確信して、自覚して、ありがたさを感じる必要があるのではないでしょうか。それだけでもこの地域は恵まれていると思うのです。何千億かかったという話も知っていますが、それだけの予算を投じた価値はあり、地域として深く感謝して生活するべきだと思います。

市長

まさにそのとおりでございまして、こういった施設は世界でもないのですよ。今回の台風では東京ドーム9杯分が排出されました。

今野(こんの)さん

1秒間に最大で、小学校の25メートルプール1杯分の水(200立方メートル)の水を江戸川へ排水できるそうですね。

市長

フル稼働したのは今回で3回目だそうです。首都圏外郭放水路のおかげで、われわれの地域は水の入りが本当に少なかったということです。この施設は地下にあるので平時はわかりづらい。道路や建物は普段利用するので目に見えますが、災害用の施設というのはマイナスをいかに減らすかということですからね。こういうときに存在感が示されます。

それでは最後に、今後の抱負について聴かせてください。自分たちの活動を通じて、春日部市がどのようになってほしいですか。

飯村(いいむら)さん

子どもが減り、K.S.K.の参加者も少なくなっていますが、活動を続けていく上でも友達は増えてほしいなと思っています。

市長

そういった傾向はありますね。少子高齢化、人口減少は間違いなくやってきます。その中でいかに工夫をするかということが大事になってくるかと思います。いい面をどんどん引き出していくことが大事ですし、知恵も必要だと思います。

春日部のいいところを皆で学んで、他の地域よりもレベルアップしていこうという考え方をもっていただくと、子どもたちもものすごく前向きに、大きく成長していくと思います。

佐藤(さとう)さん

K.S.K.の指導員も高齢化しておりますので、若い指導員を増やしたいと考えています。

大前(おおまえ)さん

今は共働きの家庭が多いので、土曜日でもなかなか参加するのは難しく、女性の指導員も少なくなってきているのが現状です。

市長

K.S.K.に限らずどこもそうですね。
どこのサークルも同じような悩みを抱えている話を聞きますが、活動していく上で自分たちが楽しく感じることが一番だと思います。楽しくないと仲間は増えないですよね。サークルとして魅力あるものを作っていくことが根幹になるのかなと考えます。そこで育った子どもたちがまた、活動したいと思えるような場所であり続けてほしいですね。
これからも、皆さんと共にスポーツを通し健やかな子どもたちを育てていきたいと思います。
今日はありがとうございました。

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