「赤沼の獅子舞」「銚子口の獅子舞」が公開されました
更新日:2019年10月27日
令和元年10月20日、豊野地区の赤沼神社、そして銚子口香取神社では江戸時代から地域で代々引き継がれる、市指定無形民俗文化財の獅子舞が秋季例大祭で公開されました。現在、300年を越す伝承の歴史を誇っていますが、伝統芸能の課題である後継者不足に対応するため、門戸を開け、地域一帯となった継承と保存に取り組んでいます。
赤沼の獅子舞
「赤沼の獅子舞」では力強い三匹獅子に加え、児童による日頃の練習成果が堂々と舞われました。
今秋の例大祭では、子ども獅子の卒業生である女性3人が三匹獅子を担い、赤沼の獅子舞の特徴である「勇壮」と「華麗」の舞を披露してくれました。
子ども獅子の太夫による弓くぐり
勇壮的な所作の中に柔らかさを兼ね備え、新たな魅力を発信してくれました
銚子口の獅子舞
「銚子口の獅子舞」では、平成30年に女子高校生が舞手としてデビューしましたが、令和元年には、新たに1人加わりました。当日は、小獅子役で舞を披露し「緊張せずに練習とおり舞うことができ、楽しかった」という感想をもらいました。また、舞手2年目を迎えた女子高校生は、新たに中獅子で「さんぎりの舞」を披露しました。アップテンポのお
銚子口の獅子舞は令和元年12月15日(日曜日)開催の第9回春日部市民俗芸能公開事業でも舞を披露する予定です。
小獅子の舞でデビューする女子高校生
舞手2年目の女子高校生は新たに「さんぎりの舞」を披露
