第69回 統計を今に活(い)かして未来につなぐ(広報かすかべ令和2年4月号)

更新日:2021年12月07日

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全国家計構造調査を行った統計調査員の皆さん

市役所の前で市長と調査員の皆さんが並んで記念撮影をしている写真

全国家計構造調査を行った統計調査員の皆さんと市長

統計調査員の業務は統計調査の最前線でデータを集めるとても大切な仕事です。今回は、家計の収支や貯蓄などの家計資産を総合的に調査する「全国家計構造調査」において指導員・調査員をされた皆さんと「統計を今に活(い)かして未来につなぐ」をテーマに懇談を行いました(実施日:令和2年2月6日)。

懇談内容

大きな机のある会議室内に集まった市長と調査員の皆さんの写真

市長

今日は「市長とわがまち未来トーク」ということで、全国家計構造調査を行った統計調査員の皆さんにおいでいただきました。私は現在、埼玉県統計協会において市長会として会長の職を仰せつかっておりますが、統計というのは本当に基本になるものだということを改めて感じている次第です。

地域というのは誰が作るのかといいますと、市民の皆さまです。いろいろな場面でご協力いただき、お知恵を賜りたいと思っております。統計調査員の皆さまにおかれましては、まさに基礎の部分を作っているという働きをいただいております。これからも皆さんには胸を張って私たちは基礎・基本を作っているのだと、お励みいただければありがたいと思います。

今日のわがまち未来トークが有意義な話し合いになりますようご祈念申し上げて、御礼かたがたあいさつとさせていただきます。

それでは初めに、統計調査員を始めたきっかけを聴かせてください。

秋山(あきやま)さん

椅子に腰かけ、市長のほうへ向かって話す秋山さんの写真

私が統計調査員を始めたのは、知人から紹介されたのがきっかけです。

添田(そえだ)さん

私は広報かすかべを拝見して応募しました。

佐伯(さえき)さん

知人の紹介や広報かすかべの調査員募集の記事を読んで始めた人が多いようです。私の場合は、自分自身が調査世帯になったときに担当の調査員さんに統計調査員をやってみないかと声を掛けられたのがきっかけです。子育てが一段落したのでやってみようと思って始めました。

市長

調査される側からする側になったということですね。統計調査員の仕事を通して、視野が広がったのではないかと思います。今まで感じなかったようなことは結構あるのではないですか。

佐伯(さえき)さん

市内に事業所がたくさんあるということがびっくりしました。普段通り過ぎるだけだった所が事業をしていたり、たとえば桐箱などをしていたり、本当にそれは驚きました。

市長

次に、統計調査員は、具体的に、どのような業務を行っているのか教えてください。

小菅(こすが)さん

紺色の服を着た小菅さんが資料を手に話している写真

調査員は、調査対象の世帯や事業所を訪問し、調査の趣旨や内容を説明して調査票を配布します。後日調査票を回収し、点検・整理を行った上で指導員へ提出し、指導員は審査後、市へ提出します。

市長

統計調査は、皆さんの地道な努力で支えられているんですね。

次に、調査を行う上で心掛けていることや、やっていて良かったと思うことを聴かせてください。

川上(かわかみ)さん

黒い上着を着た川上さんが話している写真

訪問したときにチャイムを押しても出ていただけないことも多いです。音がするので居るのが明らかでも出ていただけない人もいます。それでも中には、夜勤明けで眠い目をこすりながら出てきてくれるような人もいます。とてもありがたいことです。

世帯や事業所には、それぞれに日々のリズムや事情がありますので、その人その人に応じた対応が必要だと思います。

竹岸(たけぎし)さん

ベージュ色の上着を着た竹岸さんが話している写真

振り込め詐欺などの犯罪が横行していることもあり、調査員証を提示しても不審がられることがあります。その反面、ご苦労さま、頑張ってくださいなどの言葉を掛けられると本当にうれしく思います。

綿田(わただ)さん

調査に伺うときは、相手の人が不快な気持ちにならないよう服装や身だしなみに気を付け、何の目的で伺ったか、調査の趣旨や内容をきちんと説明して、協力してもらえるよう心掛けています。退室のときは、部屋を出て一礼してドアを閉めて帰るようにしております。

市長

不快感を与えないよう気を配り、相手の立場に立って業務を行うことは、とても大切なことですね。

綿田(わただ)さん

黒と赤の上着を着た綿田さんの写真

以前、事業者さんに不審がられたというか、身分証をお見せしたらコピーさせてくださいと言われました。もちろん、どうぞとコピーしていただきました。調査が終わって書類を取りに伺いましたら、失礼しましたとコピーを返してくれました。信用は大事ですし、そうやって提出していただけるということはありがたいことだと思います。

市長

本当に、詐欺などの事件も後を絶たないですから、警戒されてしまうかもしれませんね。

次に、調査員をしている中で、たくさんの人たちにお会いしたりいろいろな所へ行かれたりすると思いますが、感じている春日部市の魅力やいいところなどはありますか。

添田(そえだ)さん

ベージュ色の上着を着て眼鏡をした添田さんが話している写真

私は自転車で調査担当区を回らせていただいているのですが、自然が本当に豊かに感じられる地域だと感じます。お天気がよければ筑波山や富士山も見えます。川も穏やかに流れ、緑もきれいです。住宅地を回ることが多いのですが、まちもきれいでゴミもあまり落ちていないですから、皆さん普段からきれいにされているんだなという印象はありますね。世帯の人や事業所とお話をすると、調査ということに不信感を持つ人もいらっしゃるのですが、忙しい中にも関わらず多くの市民の皆さんが協力してくださり、温かい言葉をいただくこともありますので、春日部市民はとてもすてきだなと思いました。

市長

ありがとうございます。私が褒められているようでうれしいです。

佐伯(さえき)さん

手振りをくわえて話す佐伯さんの写真

住んでいる人がとても温かくて、10数年も前に伺った人が声を掛けてくれることもあります。春日部市全体で四季が感じられて、春はサクラだったりフジだったり、大凧や夏まつりがあったりと活気もあります。私は春日部の御輿(みこし)を毎年楽しみにしていまして、それが終わりますと梨などの実りの秋が来て、本当に過ごしやすいと思います。

市長

春日部夏まつりの御輿(みこし)は20数基あって、この周辺で一番ではないかと思います。本当に活気があって良い。春はフジ、大凧があり、今は川面にユリカモメなどの野鳥が来ていますね。

佐伯(さえき)さん

大池親水公園もたくさん鳥が来ています。

市長

それでは最後に、調査員の活動を通じて、春日部市がどのようになってほしいですか。

石田(いしだ)さん

グレーの上着とネックレスをした石田さんの写真

統計調査の結果が、春日部市の未来に役立ってほしいと思いながら皆さん活動しています。そして、春日部市がさらに住みやすく活気のあるまちになることを願っています。今年は国勢調査があります。調査の結果が春日部市や国の未来に生かされていきますので、ぜひご協力をお願いします。

市長

なかなか表には見えないかもしれませんが、いろいろな統計項目がデーターベースとなり、基礎になっていくのだと思っています。

他にお話されたいことはありますか。なんでも結構ですよ。

綿田(わただ)さん

調査世帯とのつながりというと、30年以上前に初めて家計簿調査を行ったときに、調査世帯になった人が、今はご主人の転勤で奈良にいらっしゃるのですが、遠いので年賀状だけになりましたが、まだお付き合いが続いております。その人が良かったのか、もしかしたら私の対応が良かったのか、人とのつながりというのは大事にしたいので、いつまで続くかわかりませんが、まだ続けていこうと思っています。

市長

やはり最後は人です。人のつながりというのはとても大事です。

今、春日部ではたくさんの大きな事業が動き始めていますが、皆さんの支えがあってこそ、こういうふうに上へ積み上がってくるものだと思います。そして未来へも、子どもたちや将来のことを見据えてやっていかないと。

矢内(やない)さん

資料を手にして話す矢内さんの写真

鉄道高架はまだまだ時間が掛かりますよね。これが実現できるまで長生きできるかわかりません。

市長

鉄道高架は一遍にはできませんので、10年くらいかかります。今までの10年間、何をされていましたか?

矢内(やない)さん

特別なことはしていませんが、あっという間に10年経っていますね。

市長

そうです、あっという間にできます。

物事は何でも先に明かりがあって、目標があってそこに向かっていくときには現況が厳しくても耐えられると思います。ところが、いくらお金があって周りの環境も整っていても、お先が真っ暗だと不安でどうしようもない。統計などの基礎があって、そこにどんどん積み重なって現在に至っていると思いますよね。

石田(いしだ)さん

今年は国勢調査があります。国勢調査は、国が行う最も基本的で重要な調査です。この結果が春日部市や国の未来に生かされていきますので、市民の皆さまには、ぜひご協力いただきいと思います。

綿田(わただ)さん

今はネットですとかいろいろありますけれども、やはりお会いしてお願いしたところは必ずご協力いただいております。だから会うということは調査に対して一番大事なことだと思っています。私は、会えるまで行くというモットーで伺っております。ポストに入れるということは、本当にどうしても会えない場合に、それも一番最後の日に入れます。それまでは何回でも曜日や時間を変えて伺います。お伺いしました、とポストに手紙を入れるのですが、とにかくお会いするということが大事です。

市長

今の綿田(わただ)さんのお話には情熱を感じましたね。直接会って話をするということが大事だということですが、それ以上に綿田(わただ)さんの情熱を感じました。これがやはり一番の秘訣ではないかな。

今年実施される国勢調査など統計調査の結果は国や自治体をはじめさまざまなところで広く利用されています。

統計調査員さんには、統計を通してさまざまな分野においてご尽力を賜っておりますが、今後も皆さんと共に春日部を育てていきたいと思います。

今日はありがとうございました。

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