令和4年7月 定例記者会見

更新日:2022年07月22日

ページID : 17231
令和4年7月定例記者会見の様子

目次

開催日時

令和4年7月22日午後3時~

開催場所

市役所2階 全員協議会室

説明内容

本日は、定例記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。

はじめに、令和3年9月と12月に発生しました2件の児童虐待事件につきまして、私といたしましては、やはり、保育園、幼稚園などの保育施設の協力が必要不可欠であると思い、市内62施設を訪問させていただきました。

直接子どもたちと接する現場の先生方とお会いし、子どもたちの様子が少しでもおかしいと感じた場合は、躊躇(ちゅうちょ)なく相談・連絡をしていただきたい、そして、このことが子どもたちを守る第1歩となるということを強くお願いしてまいりました。

職員に対しましても、臨時庁議を開催し、来年2月には、子育て世代への一体的な支援を行う「(仮称)こども家庭センター」を設置し、支援体制を整備するなど、全市をあげて、子どもたちの見守りを強化していくことを伝え、二度とこのような事件が起こらないよう市全体で取り組んでまいりたいと考えております。

また、子どもたちが大変楽しみにしている春日部夏まつりは、先日、7月9日(土曜日)に開催されました。

昨年、一昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中止になりましたが、今回は、第50回の節目として、何とか形に残したいという思いから、かすかべ大通りに24基の御輿を一堂に展示する形で開催され、約3,000人の来場者があったものです。

例年、20万人以上が来場する春日部夏まつりでは、御輿をなかなか間近で見ることができないため、これまでと違った視点で楽しめたのではないかと感じております。

新型コロナウイルス感染症に関する状況

埼玉県内では、21日現在、過去最多の1万823人の新型コロナウイルス感染が確認されたところであり、1万人を超えたのは初めてでありました。

本市においても、同様に感染者が急増しており、令和4年7月6日を境に急激に増加しております。

昨日発表された本市の新規陽性者数は、284人であり、これまでで最高値であった令和4年2月11日の316人に迫る水準となっております。

年代別では、20代の方の感染が一番多く、40代以下は、各世代において、2,000人を超えており、全体の75パーセントを占めております。

全国的に感染者数が増加している要因の一つとして、感染力が強いとされるオミクロン株のBA.5系統への置き換わりが指摘されております。

市立医療センターにおいても、コロナ病床26床のうち、本日現在、25床の受け入れをしているところでございます。

こうした状況を見ますと、第7波の感染拡大の波を可能な限り、小さく抑制するために、イベント等の開催の可否や感染対策、公共施設等の利用制限等、加えて社会経済活動と感染拡大防止の両立を維持するということも考慮しながら、今後の方針などを庁内会議において、早急に検討してまいりたいと考えております。

市民の皆さまには、これからまだまだ暑い日が続きますので、感染の急拡大を防ぐため、換気の徹底や人と人との距離が十分取れる場合にはマスクを外していただくなど、熱中症に十分気を付けながら、引き続き基本的な感染防止対策を行っていただくとともに、症状がある場合には、外出や出勤を控え、早めに医療機関を受診されるなど、「感染防止のための基本対策」に取り組んでいただくよう注意喚起をしてまいります。

その他、PCR検査場所の周知や3回目、4回目のワクチン接種につきましても積極的に進めてまいります。

ワクチン接種の現在の状況

本市の3回目ワクチン接種済者は、令和4年7月20日、現在150,793人であり、全人口の64.6パーセントとなっております。

3回目接種につきましては、2回目接種後5カ月を経過する方を対象に接種を進めており、現在、188,850人の方に接種券を発送しております。

月別接種対象人数は、その月に新たに接種対象となる人数を示しておりますが、3回目はほぼ落ち着き、7月から8月にかけては4回目接種がピークを迎えることころでございます。

また、医療機関・高齢者施設等の従事者を対象とした4回目接種も予定されていることから、現時点で公費接種の対象となる令和4年9月末日まで4回目接種のピークが継続するものと見込んでおります。

5歳から11歳の小児への接種につきましては、対象者は 約12,000人となっており、現在、21の医療機関による 個別接種を行っております。

令和4年7月20日現在、1回目を2,500人、2回目を2,149人が 接種しております。

4回目接種につきましては、3回目接種から5カ月を 迎える60歳以上の方へは、順次接種券を発送し、18歳以上の基礎疾患がある方、重症化リスクが高いと医師が認める方につきましては、電子申請などにより接種券を発行しております。令和4年7月20日現在、10,019人が接種し、全人口の4.3パーセントとなっております。

予約なしの接種につきましては、特に若い世代の方への接種を推進するため、3回目に限定して令和4年5月7日から6月18日までの土曜日に実施いたしましたが、感染が再拡大している状況を踏まえ、令和4年7月9日から再度、実施しているものでございます。

40代の方を中心に、これまで592人の方が接種をしており、令和4年6月までは集団接種会場である市民体育館で実施しておりましたが、7月からはイオンモール春日部でも実施しております。

先ほど、20代の感染が一番多いと申しましたが、若年層の感染者数が多い状況であります。

今後、若年層のワクチン接種を推進していくことが、とても重要になってくるものと考えており、このことからも、ぜひ、若い世代の方には、予約なし接種などで、3回目のワクチン接種を受けていただくよう、強く啓発してまいりたいと考えております。

今後も、ワクチン接種にあたりましては、春日部市医師会・薬剤師会などの医療従事者の皆さまのご協力をいただきながら、本市のワクチン接種を迅速に進めてまいりたいと思います。

マイナンバーカードの申請サポートを公民館で実施

本市のマイナンバーカード交付率は、令和4年6月30日現在43.4パーセントであり、県平均43.7パーセントを0.3ポイント下回っている状況でございます。

こうした状況を受けまして、交付申請場所の拡大を図り、交付率向上を目指していくというものでございます。

現在、市役所本庁舎1階では、マイナンバーカードの交付申請専用窓口を設置し、職員が申請手続きをお手伝いする「申請サポート」を実施し、多くの市民の皆さまが訪れているところです。

こうした取り組みを市民課、庄和総合支所に加えまして、資料に記載のとおり市内8地区の公民館でも実施することといたしました。

今後も、公民館での交付申請受付を継続していく予定であり、さらに交付率向上に向けた取り組みを実施していくとともに、市民の皆さまへの広報を充実してまいりたいと考えております。

かすかべ音楽祭2022『かすかべわくわくコンサート』の開催

この「かすかべ音楽祭」は、平成22年度から開催し、令和元年度で10回目を迎え、令和2年度、3年度は、 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、中止となりました。

コロナ禍においては、親子ともに楽しみにしていた様々な学校行事が中止あるいは縮小となってしまった中、親子が気軽に楽しめる音楽イベントを企画したものでございます。

一般的にコンサートと言うと、未就学児の入場は禁止という場合が多いですが、小さなお子様も入場できる、民間では、なかなかできないコンサートを開催するものでございます。

また、今年はクレヨンしんちゃん30周年のため、クレヨンしんちゃんとコラボレーションした春日部ならではの 音楽祭といたしました。

開催日時は、令和4年11月20日(日曜日)午後1時30分からで、場所は、市民文化会館を予定しておりますが、今後の新型コロナウイルス感染状況や国、県からの要請なども踏まえたうえで、開催の可否を検討してまいりたいと考えております。

第4期かすかべフードセレクション認定品の募集

かすかべフードセレクションは、春日部ならではの優れた食品を市が認定する制度で、認定品のPRを通じ、 地域イメージの向上や地域経済の活性化を図っていくもの でございます。

このかすかべフードセレクションは、平成25年度からはじまり、第3期の認定期間が令和5年3月31日で終了となることから、第4期の新規認定に向け、募集を行うものでございます。

これまでは、1事業所1品の申請となっておりましたが、第1期から第3期の3期連続で認定された食品にあっては、一定の認知がされていることから、殿堂入り食品とし、殿堂入りした事業者は、第4期の募集では、新たな食品を申請していただくことも可能といたしました。

これにより、新しい食品を認定することで、馴染みの店の新たなおいしいものを発見することができ、事業者にとっても販路拡大につながっていくものと考えております。

第7回かすかべビジネスプランコンテストの開催

春日部市では、これから起業する方や新たな事業計画を 持つ方にプランの発表機会を提供するとともに、新産業の 創出や次世代を担う若者等の人材育成、そして地域活性化を 図ることを目的に、「かすかべビジネスプランコンテスト」を開催いたします。

プランの応募につきましては、令和4年9月30日(金曜日)までとなっております。

このコンテストにおける受賞者は、創業の際にかかる費用の一部を補助する「かすかベンチャー応援補助金」の上限額が100万円から150万円にアップいたしますので、創業希望者は、ぜひ、応募してくださいますようお願いいたします。

リノベーションスクール@(アット)かすかべ武里の開催

リノベーションスクールとは、実際にある空き家や空き店舗などを題材に、そのエリアの近未来を変えるビジネスプランを作り出す、実践型のスクールプログラムでございます。

最終的には、その事業プランを不動産オーナーに提案し、事業化を目指していくものでございます。

春日部市として、初開催となるリノベーションスクールの舞台は、武里駅西口エリアでございます。

このスクールを統括する「スクールマスター」には、 全国の都市再生戦略に関わっていらっしゃる、建築家の 西村 浩(にしむら ひろし)さんをお迎えいたします。

開催日は、令和4年10月21日(金曜日)~23日(日曜日)の3日間で、 受講生の募集につきましては、8月上旬ごろ、募集を開始する予定であります。

このリノベーションまちづくりへの機運を高めるため、 スクール開催に先立ち、「かすかべリノベーションまち づくり講演会」を全2回開催いたします。

第1回講演会につきましては、神奈川県大磯町でまち づくりを実践されている、原 大祐(はら だいすけ) さんを講師にお招きし、「これからのまちの豊かさを学ぶ~大磯暮らしのつくりかた~」について講演いただきます。

開催日時は、令和4年8月2日(火曜日)、午後7時から 午後8時30分までとなります。

会場は、ふれあいキューブ1階で、定員は100名となっており参加費は無料です。

なお、ユーチューブによるオンライン配信も同時に行いますので、より多くの方にご参加・ご視聴いただければと思います。

申し込みにつきましては、令和4年8月1日(月曜日)までとなっております。

また、第2回講演会につきましては、令和4年9月10日(土曜日)の開催を予定しております。

このような取り組みは、春日部市として、初めてであり、武里駅西口エリアに新たな価値が生まれることを期待しております。

第16回春日部市美術展覧会の作品を募集

今回16回目を迎える市展は、令和4年11月15日(火曜日)から20日(日曜日)までふれあいキューブにて開催いたしますが、 その作品の申し込みを令和4年9月21日(水曜日)から10月12日(水曜日)まで募集いたします。

今回の市展につきましては、若い人たちにも、ぜひ参加してもらいたい、ぜひ見に来てもらいたいという思いから、通常は1点につき2千円の費用がかかる出品料を高校生世代は無料といたしました。

こうした若い世代が地域の芸術に触れることで、この市展が世代を超えた交流の場となり、さらに本市の文化芸術活動が盛んになっていただきたいと思っております。

宮内庁との共催展「明治天皇と春日部」展の関連イベントの開催

宮内庁との共催であります企画展「明治天皇と春日部」は、令和4年7月20日(水曜日)からはじまりました。

県内では、初公開となる宮内庁宮内公文書館所蔵の 特定歴史公文書などが展示れています。

この企画展を通じて、春日部の魅力を発信し、市民の皆さまの郷土春日部への興味・関心を高め、たくさんの方々に見学していただけるよう、5つの関連イベントも実施することといたしました。

  1. 記念シンポジウム「江戸川筋すじ御猟場-埼玉県東部・宮内省・民衆-」
  2. 展示解説講座
  3. たんけん郷土資料館「めざせ!キッズ学芸員」
  4. ミュージアムトーク
  5. 連携展示「埼玉県東部と近代の皇室」

の5つのイベントとなります。

この記事に関するお問い合わせ先

シティセールス広報課 広報広聴担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-736-1120
ファックス:048-733-3825
お問い合わせフォーム