令和4年4月 定例記者会見

更新日:2022年04月15日

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写真:令和4年4月定例記者会見

目次

開催日時

令和4年4月15日午後1時30分~

開催場所

市役所2階 全員協議会室

説明内容

本日は、定例記者会見にお集まりいただき、ありがとうございます。
今回の定例記者会見は、令和4年度はじめての会見であり、令和4年度人事異動に伴う新体制となりますので、よろしくお願いいたします。

さて、これから迎えるゴールデンウイークは、藤まつり、大凧マラソン大会、大凧あげ祭りなど、本来であれば、春日部市がとても盛り上がる時期であります。

しかしながら、新型コロナウイルス感染防止のため、藤まつりにあっては、ふじ通りでの開催に代わり、「オンライン春日部藤まつり2022」を4月24日(日曜日)から公開し、大凧あげ祭りにあっては、無観客での開催とし、後日、市公式のユーチューブチャンネル「かすかべ動画チャンネル」により動画配信する予定となっております。

先日には、市民の方から「藤まつりや大凧あげ祭りをやってほしい。とても楽しみにしているのに。」という声があったと聞いており、こうして、多くの市民の皆さまが楽しみにしているイベントは、オンライン配信など、形態を変えて、実施できるよう工夫を凝らしてまいります。

今年度も引き続き、新型コロナウイルス感染症対策を最優先課題として取り組んでまいりたいと考えております。

また、記者クラブの皆さまには、直近では、大凧あげ祭り、大相撲春日部場所、春日部米粉、スーパーホテル埼玉・春日部駅前天然温泉など本市に関する多くの記事を取り上げていただき、誠にありがとうございます。

今後も引き続き、市と記者クラブの皆さまとの間で、さらに強い連携をお願いするとともに、本市の情報提供を充実いたしますので、ぜひとも、取り立てていただきますようお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症に関する状況

新型コロナウイルスの感染につきましては、令和4年に入り、1月初旬から感染が急拡大し、2月中旬にピークに達しましたが、その後の減少は緩やかであり、高止まりの状態が続いております。
1月以降、4月13日までの感染者は11,342人であり、これは、今までの感染者全体の76パーセントを占めております。
年代別では、10代未満の方の感染が一番多く、40代以下の方でありますと全体の74パーセントを占めております。

春日部市医師会の先生方とは、担当者において毎週会議を繰り返すとともに、わたくしも感染症対策委員会に出向き、ワクチン接種の対応をはじめ、コロナ対策について情報の共有を図っております。

また、全庁的にも、新型コロナウイルス対策本部会議を開催し、情報の共有や全庁的な対策を検討し、対応しているところです。

ワクチン接種の現在の状況

本市の3回目ワクチン接種済者は、4月13日現在、104,098人であり、全人口の44.6パーセントとなっております。

3回目接種につきましては、2回目接種後6カ月を経過する方を対象に接種を進めており、現在、170,861人の方に接種券を発送しております。

現在までの接種者数と予約者数を合わせ、接種券を発送した人数で割りますと、70.1パーセントとなり、最終的な接種率はこれからの予約を鑑み、この数字に数パーセントを加えた数になるものと考えております。

5歳から11歳の小児への接種

本市は3月18日から18の医療機関による個別接種を行っており、4月13日現在、1回目を1,277人、2回目を46人が接種し、予約状況につきましては、1回目が385人、2回目が1,116人となっております。

なお、対象者は約12,000人となっております。

12歳以上17歳以下の接種

本日(4月15日)、6カ月を経過する方に接種券を発送いたしました。

今後も対象者あてに、順に発送してまいります。

なお、対象者は約11,500人であり、このうち2回目接種済者は約8,500人となっております。

ワクチン接種に当たりまして、春日部市医師会・薬剤師会などの医療従事者の皆さまのご協力をいただき、本市のワクチン接種を迅速に進めることができており、大変感謝しているところでございます。

春日部駅付近の鉄道高架化

埼玉県、東武鉄道 株式会社とともに進める春日部駅付近連続立体交差事業の鉄道の高架化は、長年にわたる本市の悲願であり、春日部の玄関口を形作る事業であります。

県によれば、地権者の皆さまの多大なる御理解と御協力をいただき、用地取得の方も順調に進んでいるとのことで、今年度、駅東口側から仮設のホームや線路の設置、仮駅舎の建築といった、本格的な鉄道の工事が始まってまいります。

工事の完成まで今しばらく時間を要し、工事中は何かと市民の皆さまにご不便、ご迷惑をおかけしますが、安全第一で早期に完成できるよう、県、東武鉄道と連携して事業を推進してまいります。

北春日部駅周辺地区土地区画整理事業

区画整理事業は、県内でもおそらく最後の大規模な住居系開発と伺っており、今後の春日部市の将来にとっても大変重要な事業でございまして、地権者の皆さまや業務代行者の方々とともに、新たな「まち」を作り上げていきたいと考えております。

前回、2月10日の記者会見では、当地区に関する都市計画変更の説明会を開催することを発表いたしました。

2月に農林調整が完了し、現在、都市計画法、春日部市都市計画手続条例による手続きに入っております。

今後につきましては、埼玉県と密に連携し、早期の都市計画変更告示、組合設立認可、そして事業着手を目指してまいります。

市広報紙「広報かすかべ」のリニューアル、ネットモニター制度

広報かすかべのリニューアル

市の広報紙「広報かすかべ」は、5月からリニューアルいたします。

これからの広報紙は、私たち行政が「市民の皆さんに情報を伝えるためのツール」に加え「市民の皆さんの共感、シビックプライドの醸成」につながるツールとしても強化してまいりたいと考えております。

具体的には、市の取り組みや知識などの情報に加え、人に焦点をあてた、まちへの想いや活動のエピソードを掲載し、市民の皆さんの共感を促してまいりたいと考えております。

表紙につきまして、ロゴをひらがな表記の「かすかべ」からアルファベット表記の「Kasukabe」に変更し、シティセールスのターゲットである若い世代の方々にも手に取ってもらえるようなデザインにしていきます。

紙面につきましても、なるべく文字を減らし、写真やイラストを使うことで、視覚的にわかりやすくしていきたいと考えています。

また、文字につきましては、より多くの人が読みやすく、誤読されにくいように考慮されたUD(ユニバーサルデザイン)フォントを使用します。

インターネットモニター制度

私の公約にも掲げています「市民の声を聴き、市民の声が市政に届くまちづくり」の一環として、実施する制度であります。

この制度は、これから本市が目指していく広報紙のために、アンケートにより、広報かすかべなどに対する意見や感想を聞くことで、市民目線の広報紙づくりをしていくものです。

例えば、「広報かすかべ」の掲載記事において、「関心を持った記事は何か」「読みづらかった記事は何か」「どのような内容を記事にしてほしいか」などのご意見・ご感想をいただき、市民の意見を取り入れた広報紙としてまいりたいと考えております。

モニターは、18歳以上の市内在住者とし、4月1日から100人の募集を始めているところですが、4月14日現在で85人の応募があったところであり、年齢などバランスに配慮しながら、決定してまいります。

シティセールスの情報誌「haru+(はるたす)」の発行

この情報誌は、市民のまちへの愛着や誇り、つまりはシビックプライドの醸成と市外向けに本市の暮らしをイメージしてもらい、移住の可能性を高めることを目的に4月15日に発行したものであります。

内容につきましては、親善大使の井田 寛子(いだ ひろこ)さんに、「ママになって再発見した春日部市の魅力」などを語っていただき、また、本市で活躍している方々の暮らし方や地域での活動、本市に移住してきたご家族がなぜ本市を選んだのかなどを掲載しています。

この情報誌は、公共施設での配架のほか、シティセールスのターゲットエリアである足立区、台東区、墨田区の子育て世帯への配布も行っていく予定です。

公共交通へのアクセスをより便利にする「春バスプラスワン実証実験」と「乗り継ぎ割引制度の試験導入」

春バスプラスワン実証実験

この実証実験は、庄和北部地域において、朝日バスのバス停から離れた場所に住んでいる方のために、公共交通へのアクセスの利便性向上を目的に、自宅から朝日バスのバス停までのタクシー運賃を600円割り引くものです。

実施期間は、6月1日(水曜日)から令和5年3月31日(金曜日)までとなります。

乗り継ぎ割引制度の試験導入

公共交通の利便性向上を目的に、対象路線の春バスと朝日バスを相互に乗り継いだ際に、乗り継ぎ後のバスの運賃を100円割り引きする制度であります。

開始時期は、5月2日(月曜日)からとなります。

これらの実証実験・試験導入を実施することにより、運用における課題等を検証し、今後の春バスの運行について検討していくものです。

郷土資料館の「宝珠花の歴史と大凧あげ」春季展示の開催

大凧あげ祭りは、令和2年、3年と新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、今年は無観客での開催となりました。

この展示を通じまして、大凧あげの歴史と文化に対する理解を深め、郷土春日部の伝統行事として再確認する機会にしていただきたいと考えています。

開催期間は、5月17日(火曜日)から7月3日(日曜日)までとなります。

オンライン春日部藤まつり2022の開催

オンライン春日部藤まつり2022のチラシを配布させていただきました。

住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金の現在の状況

この特別給付金につきましては、住民税均等割非課税世帯に対し確認書を発送し、その返信率は91パーセントという状況であります。

また、振込状況につきましは、4月20日までの振込予定を含みまして、振込率90パーセントという状況で、順調に進んでいるものと認識しているところです。

この記事に関するお問い合わせ先

シティセールス広報課 広報広聴担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-736-1120
ファックス:048-733-3825
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