2020年8月号14面・15面
本で楽しい夏を過ごそう

今年は、新型コロナウイルスの影響により、夏休みのイベントやお出掛けの機会が減ってしまい、寂しい思いをしている人も多いのではないでしょうか。家で過ごす時間が増えるこの夏、図書館を利用して読書を楽しんだり知識を深めたりしてみませんか。
問い合わせ/社会教育課(内線:4819)
家族でコミュニケーション「家読(うちどく)」
「家読」とは家庭読書のことで、本を通して家族のコミュニケーションを深める読書運動です。家族で順番に同じ本を読み、感想を話し合ったり、お互いに読み聞かせをしたり…スタイルはさまざま、自由に楽しむことができます。図書館では、皆さんの「家読」をお手伝いします。本を楽しみながら家族と触れ合い、絆を深める時間を作ってみませんか。
『子どもたちが選んだ春日部うちどく本リスト』

市教育委員会では、『子どもたちが選んだ春日部うちどく本リスト』を作成しました。このブックリストには、市内の小・中学生が選んだ「家族や友だちに読んでもらいたい本」や子どもたちからのおすすめコメントが掲載されています。各図書館と図書館WEBで配布していますので、ぜひ本選びの参考にしてみてください。
募集中『大事な一冊 家族エピソード』
兄弟姉妹でお気に入りだった本、子どもに読んであげたい本、家族の思い出がつまった、あなたの大事な一冊はなんですか。図書館では、子どもの本(児童書)にまつわる家族のエピソードを募集しています。あなたの思い出を紹介しませんか。皆さんからいただいたエピソードは、秋の読書週間から各図書館で掲示予定です。
応募方法
令和2年8月1日~31日(月曜日)に、図書館に置いてある応募用紙に記入し、「家族エピソードポスト」に入れてください。
令和元年度にいただいたエピソードの一部
題名:『誰も知らない小さな国』作者:佐藤さとる
小さい頃に読んでもらった思い出の本で、自分でも何度も読み返すくらい大好きです。今でも、コロボックルが近くにいるかも…と探してしまいます。
題名:『トガリ山のぼうけん』作者:いわむらかずお
我が家では寝る前の読み聞かせの定番でした。後半の巻は自分で読めるようになっていたので、この本と一緒に大きくなったなーと思います。
家でも選べる 借りられる かすかべ電子図書館
電子図書館とは、パソコンやスマートフォンを使って、コンテンツ(電子書籍)を読むことができる、インターネット上の図書館のことです。かすかべ電子図書館では、約8,000冊の電子書籍が利用できます。令和2年8月から、メールでの利用申し込みを開始しました。
利用できる人は
市内在住・在勤・在学者で、図書館の利用券(注意1)を持っている人
申し込み方法は
- 図書館の窓口で申請する。持ち物:図書館の利用券、本人確認書類
- メールで図書館へ申請する(メール)
- 件名
かすかべ電子図書館利用登録申し込み - 本文
- 春日部市立図書館利用券の番号10桁(777〇〇〇〇〇〇〇)
- 氏名・ふりがな
- 生年月日(元号)
- 住所
- 電話番号
(注意2)市内在勤・在学者 - 会社名・学校名とその住所・電話番号
- 件名
(注意1)利用券については、「利用券を作るには」を参照
利用の仕方は
「かすかべ電子図書館」にアクセスし、ID・パスワードを入力してログイン。ログイン後、読みたい電子書籍を選択する。
読みたい電子書籍に「借りる」ボタンが表示されている
すぐに借りることが出来ます。
- 貸出点数:5点まで
- 貸出期間:15日間
読みたい電子書籍に「予約する」ボタンが表示されている
貸し出し中です。予約することができます。
- 予約点数:3店まで
- 取り置き期限:7日間
返却する場合
返却するときは「返す」ボタンをクリックするか、貸出期間が過ぎると自動的に返却されます。
図書館のイベント情報
夏休み読書マラソン大会
夏休みは、図書館の本を読もう。パソコンやスマートフォンから、自分の貸出冊数や順位を見ることができます。期間中に目標の30冊を達成すると、賞状がもらえます。
期間
令和2年8月1日~31日(月曜日)(応募は令和2年9月14日(月曜日)まで)
対象
0歳~19歳の図書館利用者
応募方法
期間中に目標冊数を達成したら、図書館にある応募用紙(チラシ)に必要事項を記入し、各図書館窓口へ
図書館を使った調べる学習コンクール
「なぜ」「どうして」と疑問に思ったことや興味のあることを図書館の本を使って調べた作品を募集しています。
夏休み中は、「調べる学習応援隊」が本探しのお手伝いをします。腕章を着けたスタッフに声を掛けてください。
入賞者には、表彰式で賞状と副賞を贈呈します。さらに優秀作品は、市の代表として全国コンクールに出品します。
対象
市内在住・在学の小学生(グループでの応募も可)
応募方法
令和2年8月31日(月曜日)~9月4日(金曜日)に、市内の学校に通っている人は学校へ、市内在住で市外の学校に通っている人は図書館へ作品を提出
野見山 響子(のみやま きょうこ)さし絵のお仕事展

春日部市在住のイラストレーター、野見山響子さんの原画展を開催しています。
期間
令和2年8月31日(月曜日)まで
場所
庄和図書館1階 展示ギャラリー
野見山さんご本人から、コメントをいただきました

「さし絵って、何だろう」本を読んでいると心に浮かぶ、生き生きと動いたり、しゃべったりするあの子たち。彼らは、どんな姿をしていますか。さし絵は、お話のそばにいて、あの子はこんな姿をして、こんな町に住んでいるんですよと、心の劇場をちょっとばかりにぎやかにするお手伝いをします。たぶん、いなくってもいいんだけど、ちょっとだけおせっかい。そんなさし絵のお仕事をご紹介します。
春日部市の読書通帳

読書通帳とは、銀行の預金通帳のように、図書館で借りた本などの名前、著者、貸出日などが記録できるものです。どんな本を読んだか記録することで、今までどのくらい本を借りたかすぐ分かったり、過去の読書履歴を簡単に振り返ったりできるようになります。
小学生以下の利用者には、1冊終わるごとにプレゼントを差し上げています。デザインは子ども向け・一般向けの2種類があり、それぞれ春日部の伝統工芸である凧と押絵羽子板がデザインされています。図書館の利用券を持っている人は、誰でも発行できます(18歳以下の人は無料、19歳以上の人は1冊300円)
図書館インフォメーション
開館時間
午前9時~午後7時
休館日
年末年始(12月29日~1月3日)その他、館内整理などにより臨時休館する場合があります。
(注意)新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開館時間などが変更になる場合があります。詳しくは各図書館へお問い合わせください
その他
自由に利用できる図書消毒機を設置しています。
問い合わせ
- 中央図書館 春日部市粕壁東2-8-61 電話:048-761-5911
- 武里図書館 春日部市大枝89 武里団地2-1 電話:048-737-7625
- 庄和図書館 春日部市金崎839-1 電話:048-718-0200
利用券を作るには
利用券を作ることができるのは、以下の条件のいずれかに当てはまる人です。
- 市内在住・在勤・在学者
- 広域・相互利用協定を結んでいる市町(さいたま市・越谷市・蓮田市・白岡市・宮代町・杉戸町・松伏町)の在住者
本人確認書類を持って、各図書館窓口へお越しください。
Sustainable Development Goals
SDGs(えすでぃーじーず)は持続可能な社会の実現に向けた世界共通の目標です。
市の取り組みとSDGsとのつながりを示すため、特集記事に関連するアイコンを添えています。
- 4 質の高い教育をみんなに
- 11 住み続けられるまちづくりを
- 17 パートナーシップで目標を達成しよう
更新日:2021年12月28日