2020年11月号16面
新型コロナウイルス関連情報 掲示板
令和3年度固定資産税・都市計画税の軽減制度
問い合わせ/資産税課(内線:2354)
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のための措置に起因して、事業収入が一定程度減少した中小事業者などに課税される令和3年度分の事業用家屋と償却資産の固定資産税・都市計画税について、申告により事業収入の減少割合に応じて2分の1またはゼロとする特例措置を受けることができます。詳しくは市WEBをご覧ください。
2月~10月の任意の連続する3カ月間の事業収入を前年同時期の事業収入と比べた際の減少割合 | 特例率 |
---|---|
30パーセント以上50パーセント未満 | 2分の1 |
50パーセント以上 | ゼロ |
対象
令和2年2月~10月の任意の連続する3カ月間の事業収入が、前年同時期の合計額と比較して30パーセント以上減少した中小事業者など。軽減の対象となる資産は、中小事業者などが所有し、かつ、その事業の用に供する家屋と償却資産
持ち物(提出物)
認定経営革新等支援機関等の認定を受けた申告書、認定経営革新等支援機関等の認定を受ける際に提出した資料の写し
申告
令和3年2月1日(月曜日)(消印有効)までに、直接または郵送で市役所別館2階 資産税課へ
春日部市プレミアム付商品券(プレチケ)の取扱加盟店を募集
問い合わせ/商工振興課(内線:7756)、春日部市プレミアム付商品券(プレチケ)事務局(電話:048-228-0063)
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた中小事業者の支援をするため、春日部市プレミアム付商品券の取扱加盟店を募集しています。
なお、登録手数料と換金手数料は無料です。
取扱加盟店登録の条件
市内の飲食店、小売店、サービス店、事業所など。ただし、大規模小売店舗(売り場面積1,000平方メートル以上の店舗)、食料品スーパー・ホームセンター・コンビニエンスストア・ドラッグストアのチェーン店などは除く
申し込み方法
次のいずれかの方法で申し込んでください
専用申込書によるファックス、または郵送
申込書を希望する場合は、専用WEBから出力、または事務局へ連絡してください。
ファックス:048-227-2567
郵送
〒332-0012 川口市本町4-3-2 明邦川口第8ビル4階 春日部市プレミアム付商品券(プレチケ)事務局宛て
(注意)事業の概要、取扱加盟店登録の条件などの詳細は、春日部市プレミアム付商品券(プレチケ)専用WEBをご覧ください
本事業は市が委託した株式会社JTB埼玉南支店が管理運営します
国民健康保険など加入の被用者への傷病手当金の適用期間を延長
問い合わせ/国民健康保険課(内線:2790)
市の国民健康保険または埼玉県後期高齢者医療に加入している被用者が、新型コロナウイルス感染症に感染または感染が疑われるため、労務に服することができなくなり、給与の全部または一部の支払いを受けることができなくなった場合、傷病手当金の支給を行っています。
対象
次の全てに該当する人
- 春日部市国民健康保険または埼玉県後期高齢者医療に加入している
- 勤務先から給与などの支払いを受けている
- 新型コロナウイルスに感染または感染が疑われ、労務に服することができない
支給額
1日当たりの支給額(直近の継続した3カ月間の給与収入の合計額÷就労日数×3分の2)×支給対象となる日数
適用期間の延長
新型コロナウイルス感染症にかかる傷病手当金の適用期間を令和2年1月1日~9月30日としていましたが、令和2年12月31日(木曜日)まで延長します。詳しくは市WEBをご覧ください
最新情報はこちらから
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本紙に掲載の市主催・共催イベントが中止・延期となる場合がありますので、事前に市WEBを確認してください。
かすかべ今昔絵巻 第86号
問い合わせ/文化財保護課(内線:4834)
花蔵院(けぞういん)の四脚門(しきゃくもん)

西金野井地区にある花蔵院は、新義真言宗豊山派(しんぎしんごんしゅうぶざんは)の寺院で、古くから同地内の香取神社に関わっていました(別当寺(べっとうじ))。その由緒は不詳ですが、『寺院明細帳(じいんめいさいちょう)』によると、永禄年間(1558年~1570年)の創立と伝えられています。
この寺院の入り口には、埼玉県指定文化財の「花蔵院の四脚門」(昭和30年指定)があります。四脚門とは、屋根を支える2本の柱の他に、前後に2本ずつ合わせて4本の柱があるところから名付けられ、切妻(きりづま)造り、桟瓦葺(さんがわらぶ)き、唐(から)模様を持つ建築物です。
明治時代以降、江戸川の河川改修に伴い、大正5(1916)年と昭和28(1953)年の2回の移転により現在の場所となりました。
屋根瓦の破損、小屋組(こやぐ)みや軒廻(のきまわり)りの破損が進んだため、平成19年~20年にかけて半解体修理工事が行われました。これにより、各所に繊細かつ優美な装飾や彫刻があり、建立当時は彩色が施されていたことが明らかになりました。これらの特徴から、江戸時代中期の建造物とされています。
見事によみがえった四脚門は、江戸時代の木工技術の高さを示す建築物ですのでご覧になってはいかがでしょうか。

特派員レポート
「春日部在住の画家、日本美を世界へ」
担当者…沼野(ぬまの)特派員
市内在住の画家である大久保 信子(おおくぼ のぶこ)さんの絵画が、100年以上も続くフランスの国際公募美術展サロン・ドートンヌで2年連続入選しました。パリも認めた「春日部の空」に続き、今年は備後須賀稲荷神社にまつわる狐(きつね)伝説をモチーフにした作品です。大きな樹木に囲まれ、夜空が美しいこの神社は子育て稲荷ともいわれていて、子を思う親の気持ちが込められた温かな作品になっています。今秋フランスのパリで展示され、来年には日本に戻ってくるそうです。世界でのご活躍は同じ市民として誇らしいですね。
大久保さんの絵はアパレルブランドでも採用されファッションショーを開催したり、市内大型家具店ではインテリアに合わせた作品が展示されたりしています。「アーティストはアーティストを呼ぶ」という彼女の言葉が印象に残りました。


更新日:2021年12月16日