2020年12月号2面・3面

更新日:2021年12月28日

ページID : 3226

備えて防ごう冬の感染症対策「うつらない」「うつさない」が大切です

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冬はインフルエンザや感染性胃腸炎など、感染症が流行しやすい季節です。感染症の種類はいろいろでも、基本的な予防対策は同じです。きちんと予防することで元気に冬の季節を過ごしましょう。基本的な感染症の予防対策は、新型コロナウイルス感染症にも有効です。
今回は、感染症予防対策の基本を紹介します。感染を拡大させないための正しい対策を知り、感染症を防ぎましょう。

問い合わせ/健康課(内線:7515)

冬に流行する主な感染症と新型コロナウイルス感染症

表:冬に流行する主な感染症と新型コロナウイルス感染症
種類 症状 流行の時期
インフルエンザ 全身症状(38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など)
局所症状(のどの痛み、鼻汁、咳など)
例年1月~2月がピーク
感染性胃腸炎 嘔吐(おうと)、吐き気、下痢、腹痛(まれに、発熱、頭痛、全身 倦怠感(けんたいかん)を伴う) ノロウイルス12月~2月ごろ
ロタウイルス3月~5月ごろ
RSウイルス 発熱、鼻汁、咳など 例年冬季を中心に流行
マイコプラズマ肺炎 発熱、長期間続く咳など 初秋から冬にやや多い
新型コロナウイルス感染症 初期症状は、発熱やのどの痛み、咳、だるさ(倦怠感)などの風邪症状、嗅覚(きゅうかく)・味覚障害。
風邪やインフルエンザの症状と似ているといわれている
不明

見えないウイルスはどうブロックする 予防対策を万全に

1 正しく手を洗いましょう

ドアノブや電車のつり革などさまざまなものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前など小まめに手を洗いましょう。

  1. 流水でよく手をぬらした後、せっけんをつけ、手のひらをよくこすります。
  2. 手の甲を伸ばすようにこすります。
  3. 指先・爪の間を念入りにこすります。
  4. 指の間を洗います。
  5. 親指と手のひらをねじり洗いします。
  6. 手首も忘れずに洗います。

2 咳(せき)エチケットを心掛けましょう

インフルエンザをはじめとして、咳やくしゃみの飛沫(ひまつ)により感染する感染症は数多くあります。他人に感染させないために、実践しましょう。

  1. マスクを着用する(口・鼻を覆う)
  2. マスクがないときは、ティッシュ・ハンカチで口・鼻を覆う
  3. とっさのときは、袖で口・鼻を覆う

3 正しくマスクを着用しましょう

マスクは、症状などがある人がくしゃみなどの飛び散りによって他人に感染させないために有効です。
マスクの表面は汚れていると考え、触らないようにしましょう。また、触ってしまった場合には手洗いをしましょう。

  1. 鼻と口の両方を確実に覆う
  2. ゴムひもを耳に掛ける
  3. 隙間がないよう鼻まで覆う

4 規則正しい生活を送りましょう

感染症に負けない体をつくるため、「バランスの良い食事を心掛ける」「適度な運動をする」「十分な睡眠をとる」など、規則正しい生活を送りましょう。冬は寒さで、活動量が低下しやすくなります。
外で運動ができないときは、室内で、体操をする、テレビを見たり、家事をしたりしながら、筋力トレーニングをするなどの「ながら運動」を取り入れるなどし、体力低下を防ぎましょう。

13面に健康レシピを掲載しています。

5 予防接種を受けましょう

流行前に予防接種を受けることは、インフルエンザの重症化防止に一定の効果(注意)があります。
市では令和3年1月31日(日曜日)まで「高齢者インフルエンザ定期予防接種」を実施しています(今年に限り令和2年12月31日(木曜日)まで無料)。詳しくは、12面をご覧ください。

(注意)インフルエンザの発病を、乳幼児ではおおむね20パーセント~60パーセント、高齢者では34パーセント~55パーセント予防する効果があった、また、高齢者の死亡を82パーセント予防する効果があったと報告されています

発熱などの症状がある場合は、身近な医療機関で、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザ両方の診療・検査ができるようになりました

発熱などの症状がある場合は、県WEBなどで公表されている「埼玉県指定 診療・検査医療機関」の連絡先や受付時間などを確認し、必ず事前に予約の上、受診してください。医師の判断で、必要に応じて、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの検査などを行います。

  1. 県WEBで「埼玉県指定 診療・検査医療機関」の連絡先、受付時間などを確認 診療・検査医療機関(外部サイト)
  2. 連絡・予約 感染防止のため、受診前に必ず予約の連絡をお願いします
  3. 診療・検査医療機関を受診 医師の判断で、必要に応じて、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザの検査などを実施

WEBが見られないなど近くの「埼玉県指定 診療・検査医療機関」の連絡先が分からない場合は、埼玉県受診・相談センターまたは県民サポートセンターに相談してください。

埼玉県受診・相談センター

電話:048-762-8026 受付時間/平日・土曜日 午前9時~午後5時30分

県民サポートセンター

電話:0570-783-770 受付時間/平日・土曜日・日曜日・祝日 24時間対応

Sustainable Development Goals

SDGs(えすでぃーじーず)は持続可能な社会の実現に向けた世界共通の目標です。
市の取り組みとSDGsとのつながりを示すため、特集記事に関連するアイコンを添えています。

  • 3 すべての人に健康と福祉を

この記事に関するお問い合わせ先

シティセールス広報課 広報広聴担当
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ファックス:048-734-2593

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