2020年12月号16面
新型コロナウイルス関連情報 掲示板
ビジネスサポート応援給付金の申請をお忘れなく
問い合わせ/勤労者会館「ライム」(電話:048-752-1662)、商工振興課(電話:048-797-8029)
「ビジネスサポート応援給付金(持続化分)・(家賃支援分)」の申請期限が迫っています。該当者は早めに申請してください。
なお、現在、申請から給付までおおむね2カ月を要しています。申請から2カ月を経過しても受給が確認できない場合は、問い合わせ先へ連絡してください。
種類 | ビジネスサポート応援給付金(持続化分) | ビジネスサポート応援給付金(家賃支援分) |
---|---|---|
申請期限 | 令和3年2月1日(月曜日)まで | 令和3年3月1日(月曜日)まで |
対象 | 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で令和2年1月以降の売上が前年同月比で20パーセント以上減少した市内事業者 | 「埼玉県中小企業・個人事業主等家賃支援金」を受けた市内のテナント事業者 |
支給額 | 個人事業者10万円、法人20万円 | 支払家賃の15分の1を6カ月分(上限あり) |
申し込み
電子申請、または郵送で勤労者会館ビジネスサポート応援給付金担当へ
(注意)詳しくは、市WEB掲載の申請要領をご覧ください。また、給付金の総額が予算額に達した場合、受け付けを終了します
市内感染事例の推移
問い合わせ/健康課(内線:7515)
市内では新型コロナウイルスの感染事例は令和2年8月が最も多くなり、その後減少しましたが、都市部では再び増加傾向にあります。
感染を拡大させないために、気を緩めず、引き続き感染予防行動を心掛けましょう。
市内感染者数(月別)(令和2年11月19日時点)
- 3月…9人
- 4月…18人
- 5月…3人
- 6月…1人
- 7月…42人
- 8月…104人
- 9月…33人
- 10月…29人
- 11月…26人
春日部保健所管内の陽性者の状況(令和2年11月16日時点)
- 陽性者数(累計)…304人
- 現在の患者数…16人
- 入院中…7人
- 宿泊療養(ホテル)…8人
- 自宅療養…1人
- 退院・療養終了…288人
新型コロナウイルス感染症の拡大防止に活用しましょう
それぞれ、スマートフォンで情報を得ることができます。詳しくは、下記厚生労働省WEB、埼玉県WEBをご覧ください。
厚生労働省の新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA(ここあ)(注意))
(注意)COCOA…COVID-19 Contact-Confirming Application
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Application(厚生労働省のサイト)(外部サイト)
埼玉県の埼玉県 LINE(らいん)コロナお知らせシステム
埼玉県LINEコロナお知らせシステム(埼玉県のサイト)(外部サイト)
最新情報はこちらから
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本紙に掲載の市主催・共催イベントが中止・延期となる場合がありますので、事前に市WEBを確認してください。
かすかべ今昔絵巻 第87号
問い合わせ/文化財保護課(内線:4834)
天空紀行 粕壁地区

今月号では、空から眺めた粕壁地区の今と昔を紹介します。この地区は、大落古利根川と春日部駅にはさまれた地域で住宅密集地にあたります。
江戸時代には、日光道中第四の宿場「粕壁宿」として栄え、商家や旅籠(はたご)、本陣や脇本陣のある町並みでした。現在に残る宿場の面影を物語る蔵造りの建物では、1.浜島家住宅土蔵(はまじまけじゅうたくどぞう)(国登録有形文化財)があります。また、江戸時代古利根川唯一の橋である2.新町橋も現代の姿で残っています

昭和39年の写真をみると、3.粕壁小学校(明治5年開校、現位置は昭和14年から)、4.春日部中学校(昭和22年開校)、5.春日部高等学校(明治32年開校)、6.春日部女子高等学校(明治44年開校)、そして、東武線が開業した当時からの7.粕壁駅(明治32年開業、現・春日部駅)もあります。また、8.春日部八幡神社の創建は古く、中世から鎮座しています。
令和元年の写真をみると、昭和40年代以降、宅地化と人口の増加とともに、水田が広がっていた地域に9.市役所(昭和46年建設)が、そして、10.八木崎小学校(昭和47年開校)や11.中央公民館(平成6年開館)が次々に建てられました。
歴史と伝統のある粕壁地区ですが、市立医療センターの開所や、新市役所の建設、さらには鉄道高架と、さらなる発展と歴史を活かしたまちづくりが進んでいます。
特派員レポート
「古利根川を詠んだ 俳句を紹介します」
担当者…小倉(おぐら)特派員
古利根や鴨の鳴夜(なくよ)の酒の味 小林 一茶(こばやし いっさ)

古利根川河畔に立っている県の広報看板の片隅に、芭蕉(ばしょう)・蕪村(ぶそん)と共に江戸三大俳人とうたわれた一茶の俳句が記されていました。しかし、今のところ、一茶が春日部を訪れた証しは何一つないのだそうです。
私は、江戸の俳諧(はいかい)流派の一つ葛飾蕉門(かつしかしょうもん)の一員であった一茶が、粕壁宿・備後村・内牧村などの同流派系の俳諧愛好グループの巡回指導に来たのではないか―、その折、カモの鳴き声が聞こえてくる河畔の宿で、人々と酌み交わしながら深まる秋を語り合いつつ、この俳句を詠んだのではないか―、などと想像をたくましくしたのでした。
古利根の浮巣のみだれおもふべし 加藤 楸邨(かとう しゅうそん)

楸邨は、生活や自己の内面に深く根ざした作風で、“人間探求派”と呼ばれた俳人。昭和4年から8年間、現・春日部高校で教鞭(きょうべん)をとりました。
更新日:2021年12月16日