2021年8月号7面

更新日:2021年12月17日

ページID : 6246

人権それは愛 ヤングケアラーについて 子どもの人権について今一度考えよう

問い合わせ/総務課(内線:2418)、社会教育課(内線:4814)

皆さんは、ヤングケアラーという言葉を知っていますか。
埼玉県の条例では、ヤングケアラーとは、病気や障害などで援助を必要とする身近な人に対して、日常生活上の世話などを行っている18歳未満の子どもと定められています。
ヤングケアラーに関して、国は、全国の教育現場に対する初の実態調査を行いました。調査結果によると、世話をしている家族が「いる」と回答したのは、中学2年生が5.7パーセント、全日制高校2年生が4.1パーセントとなっており、誰にも相談できず孤立しがちな実態や、健康・学業への影響も全国的に初めて裏付けられました。
家族がお互いに助け合うことは大切なことですが、家族の世話が負担となっているなどの悩みを相談できず周りから取り残されたり、進学や就職に影響が生じたりすることは、子どもの人権を侵害することになりかねません。
子どもが、学業や好きなことに打ち込み、より子どもらしい時間を過ごすために大事なのは、身近な学校などでの気付きと社会全体のサポートです。子どもとのコミュニケーションや交流する場を設けることで、ヤングケアラーの自覚がない子どもに気付くことができ、さまざまな支援につなげていくことが可能です。
埼玉県では、「すべての県民がお互いの人権を尊重しながら共に生きる社会」の実現に向けて、人権尊重社会をめざす県民運動を展開しています。
8月は、人権尊重社会をめざす県民運動強調月間です。この機会に、子どもの声に耳を傾けてみませんか。

休日窓口を開設します

問い合わせ/市民課(内線:2898)

とき

令和3年8月8日(日曜日)・21日(土曜日) 午前8時30分~正午
(注意)令和3年9月はシステム入れ替えのため、休日窓口の開設予定はありません

ところ

市役所1階 市民課

内容

  1. 各種証明書発行…住民票の写し、住民票記載事項証明書、印鑑登録証明書、戸籍謄抄本、戸籍の附票の写し、身分証明書、戸籍の記載事項証明書、戸籍届の受理証明書など
  2. 届け出(申請)…住民異動届(転入、転出、転居、世帯主変更、世帯分離、世帯合併)、印鑑登録申請・廃止・再交付
  3. マイナンバーカード交付・更新

注意

一部取り扱えないものや即日交付できないものがあります。詳しくは同課、または市WEBで

令和2年度の電子申請の実績を公表します

問い合わせ/情報政策課(内線:2465)

市は、電子申請・届出サービスを行っています。本サービスは住民票の写しの請求など、市への申請・届出手続きの一部がWEBを通じて行うことができるものです。
令和2年度中に利用があった申請は、全46手続き中18手続きで、総件数は2,908件でした。
電子申請は、1.自宅や職場のパソコンから申請できる 2.夜間・休日でも申請できる 3.通信が暗号化され、セキュリティも安心などの利点があります。
詳しくは、市WEBをご覧ください。

喫煙マナーを守っていますか

問い合わせ/路上喫煙に関すること…リサイクル推進課(内線:7735)、受動喫煙に関すること…春日部市保健センター(電話:048-736-6778)

春日部市路上喫煙の防止に関する条例により、道路や公園などの公共の場所では喫煙しないようお願いしています。特に春日部駅周辺は、路上喫煙禁止区域となっており、指導に従わなかった場合には、罰則が科せられます。

喫煙者の皆さんのご理解とご協力をお願いします

  • 投げ捨てたたばこの吸い殻が、火災や海洋プラスチック汚染の原因になります
  • たばこの火は700度に達し、やけどを負わせたり、服や持ち物を焦がしたりします
  • 火のついたたばこを持ち歩く手は、子どもの顔の高さになり、大変危険です
  • 望まない受動喫煙が生じることがあります

1分で分かるSDGs(えすでぃーじーず)

問い合わせ/政策課(内線:2120)

SDGs(持続可能な開発目標)は2015年国連サミットで採決された、地球規模の課題を解決するための世界共通の17のゴール(目標)です。国レベルだけではなく、私たち一人一人の参加と行動を呼び掛けています。今月号はゴール14「海の豊かさを守ろう」を紹介します。

目標14 海の豊かさを守ろう

持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する

世界の現状

世界では、毎年約800万トンのプラスチックごみが海に流出しているとの試算(注意1)や、このままでは2050年には海洋プラスチックごみの重量が海にいる魚の量よりも多くなる(注意1)との報告があります。紫外線や摩擦で分解されたマイクロプラスチックを魚が食べると、その魚を食べる人体にも影響を及ぼすことが懸念されます。

春日部市の現状

春日部市には海がないので関係ない、というのは早合点です。海洋プラスチックごみの多くは街でポイ捨てされたごみだといわれています。市は、令和元年12月1日に「プラスチック・スマート宣言」を行い、市の組織として、封筒や啓発品、配布物などで使い捨てプラスチックの利用を控える取り組みを進めています。

(注意1)世界経済フォーラム「海洋ごみに関する報告書」2016年

私たちにできるアクション

  • 使い捨てプラスチック製品の使用を控えよう
  • マイボトル・マイバッグを活用しよう
  • ごみのポイ捨てをやめよう

取り組み紹介「3M(すりーえむ)アクション」

市では「3Mアクション」に取り組んでいます。
3Mアクションとは、マイバッグ・マイボトル・マイはしを使用することで、レジ袋やペットボトルなどの使い捨てプラスチックごみを削減するための行動です。マイボトル持参の取り組みを市内外へ広げるため、市役所本庁舎などにマイボトル用給水機を設置しています。
責任ある消費者として、豊かな自然環境を次の世代に引き継ぐため、引き続き行動していきます。

この記事に関するお問い合わせ先

シティセールス広報課 広報広聴担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央六丁目2番地
電話:048-736-1111 内線:2177
ファックス:048-734-2593

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