春日部市市制施行20周年記念 郷土資料館夏季展示(第72回)「麦わらのかすかべ~帽都いま・むかし~」
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麦わらのかすかべ展チラシ
展示会概要

麦わら帽子の材料となる麦稈真田(ばっかんさなだ)
春日部市の特産品として知られる「麦わら帽子」は、明治時代に農家の副業として普及する麦稈真田(ばっかんさなだ)編みに始まり、やがて麦稈真田を加工する帽子づくりへと発展しました。かつて市内には何軒もの帽子製造所があり、農村部には麦稈・経木(きょうぎ)真田を編む農家の女性たちが数えきれないほどいました。帽子産業が盛んな町であることから春日部を「帽都(ぼうと)」と呼ぶ人もいたほどです。国内外の需要に応じて、原料を経木やマニラ麻に代え、今日まで至った春日部の帽子づくりの歴史をひもときます。
麦わら帽子のミシン縫いはじめの様子

昭和40年麦わら帽子の寒干し
展示期間
令和7年7月23日(水曜日)~9月7日(日曜日)
- 休館日:月曜日・祝日、8月12日(火曜日)
会場
郷土資料館 企画展示室
(春日部市粕壁東3-2-15 教育センター1階)
関連事業
記念講演会「関東の麦わら細工」
- 講師:山田淳子先生(小山市立博物館)
- 日時:令和7年8月31日(日曜日)14時~16時
- 場所:春日部市教育センター
- 費用:無料
- 定員:100人(申し込み順)
- 申し込み方法:令和7年7月10日(木曜日)から、直接、または電話(048-763-2455)、電子申請で受け付け(別ウインドウで開く)
展示解説講座「春日部の麦わら帽子と関連産業」
- 日時:令和7年9月6日(土曜日)午前10時~正午
- 場所:春日部市教育センター
- 内容:展示担当の学芸員が麦わら帽子の歴史について紹介します。
- 費用:無料
- 定員:100人(申し込み順)
- 申し込み方法:令和7年7月10日(木曜日)から、直接、または電話(048-763-2455)、電子申請で受け付け(別ウインドウで開く)
みゅーじあむとーく(担当学芸員による展示解説)
- 日時:令和7年7月27日(日曜日)、8月20日(水曜日)午前10時30分~、午後3時~(各30分程度)
- 場所:郷土資料館 企画展示室
- 内容:展示担当の学芸員が、展示室で展示内容を解説します。各回同じ内容です
- 申し込み:不要
更新日:2025年07月04日