かすかべ音楽祭2020

更新日:2024年03月04日

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「かすかべ音楽祭」という文字と、座ってトランペットを演奏している人たちの写真、ピアノを演奏している女性の写真、吹奏楽器を演奏している男性の写真、楽団の人たちが座って演奏している写真、バイオリンなどの楽器を持った人たちが並んで演奏している写真、ジャズデイと書かれた背景を背に楽団がコンサートをしている写真

かすかべ音楽祭2020オンラインプロジェクト「わがまちの音楽家たち」

令和2年度は、かすかべ音楽祭2020のメインイベントおよび関連イベントの大半が中止となりました。また、市内で活動している音楽家の皆さんの演奏会なども同様に中止が続き、演奏の場が失われています。
このような状況の中で、市では、春日部の音楽文化の火を消さぬよう、また、毎年音楽祭を楽しみにしていた皆さんに、コロナ禍でも「音楽のまち」春日部を感じてもらえるよう、春日部にゆかりのある2組の音楽家を招き、事前収録した演奏動画をかすかべ動画チャンネルで公開します。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、自宅で過ごす時間も多くなっている中で、一人でも多くの人に春日部の音楽に触れ、楽しんでもらえる機会となれば幸いです。
心温まる演奏をお楽しみください。

演奏者プロフィール

春日部フィルハーモニー管弦楽団

オーケストラの人たちが舞台上で様々な楽器を演奏している、春日部フィルハーモニー管弦楽団がステージ上で演奏をしているかすかべ音楽祭2020の写真

平成30年1月に発足した新しい楽団。
プロ・音大生・アマチュア演奏家が三位一体となった、ちょっと珍しいオーケストラ。
誰からも愛される、「地域密着・おらが町のオーケストラ」を目指して活動している。

福田昌範withドリーム・ブラス・クインテット

楽器を持ったスーツ姿の男性たちが並んで座って演奏している、福田昌範withドリーム・ブラス・クインテットのかすかべ音楽祭2020の写真
福田 昌範(ふくだ まさのり)

春日部市在住。玉川大学文学部芸術学科、同大学芸術専攻科を首席で修了(ユーフォニアム)。洗足学園音楽大学指揮研究所修了(指揮)。東京学芸大学大学院教育学研究科修了(作曲)。第3回日本管打楽器コンクール入選、第6回同コンクール第3位入賞。第27回TIAA(てぃあ)全日本作曲家コンクール入賞(審査員賞)。第5回K作曲コンクール第1位。第2回シンガポール国際作曲コンテストファイナリスト。第31回朝日作曲賞ファイナリスト。第58回、第60回全日本吹奏楽コンクールに出場し指揮者賞を受賞。春日部市立江戸川小中学校校歌の作詞、作曲を手がけるなど、活動は多岐にわたる。
現在、洗足学園音楽大学、日本音楽高等学校、聖徳大学付属女子高等学校、埼玉県立松伏高等学校音楽科で後進の指導に当たっている。

ドリーム・ブラス・クインテット

第一線で活躍する5人の金管奏者によって平成24年に結成。
各地のコンサートやイベントなどで演奏活動を行う他、小・中学校のような教育現場での演奏など、多岐にわたるステージが好評を博している。
音楽は、聴く人にとって楽しさ・感動・そして「夢」を与えるような存在でなければならない…その思いから、日々の演奏活動を行っている。

演奏曲目

春日部フィルハーモニー管弦楽団

  • ベートーヴェン交響曲第九番第四楽章
  • 選曲理由…年末に各地で第九が演奏されることは、今や日本の風物詩となっています。
    また令和2年は、ベートーベン生誕250周年、クラシック音楽界にとって大きな記念の年でした。
    しかしながら新型コロナウイルスという脅威により、世界中のほとんどのコンサートイベントが中止となって、生の音楽に触れることがほぼできなくなってしまいました。そんな中、今回オンライン配信という新しい試みに参加させていただき、皆さんと音楽を共有できるこの機会に、『苦悩から歓喜へ』というテーマを持つこの曲が、最もふさわしいのではないかと思いました。
    本来の合唱のパートをピアノで演奏するという演奏方法も、今だからこその新しい形です。どうぞ、ごゆっくり堪能していただけたら幸いです。

福田昌範withドリーム・ブラス・クインテット

  • Rhapsody(金管六重奏の為のラプソディ)
  • Three Lyrical Suite(金管六重奏の為の抒情(じょじょう)組曲)
  • Lament(ラメント)

3曲とも福田 昌範氏作曲
選曲理由…金管六重奏の為の作品は数が比較的少なく、その中で視聴者の皆さまに聴きやすい楽曲を選曲しました。
「金管六重奏の為のラプソディ」は、これまでアンサンブルコンテスト全国大会で二度(金賞、銅賞)演奏されている人気のある作品で、小学生から一般まで幅広く愛されている作品です。
「抒情(じょじょう)組曲」は、さまざまなテクニックを要する作品で、現代音楽風のファンファーレと一番星見つけたのメロディが大変印象的な作品で、「ラプソディ」同様、アンサンブルコンテストなどで演奏されています。
「ラメント」は、令和2年11月に作曲した新曲です。三重奏の楽曲で、古典的な和声の中に、アンサンブルの楽しさを見出せる作品です。今回はオリジナルの編成で演奏いたしましたが、楽譜は木管楽器も楽しめるフレキシブルな楽譜で出版される予定になっています

かすかべ音楽祭2020オンラインプロジェクト「子どもたちが届ける音楽の力」

令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から演奏会や各種大会が相次いで中止となっており、市内小学校、中学校および高等学校の児童・生徒たちの音楽活動の成果を発表する場が失われています。
その中で、市とララガーデン春日部が相互協力し、ララガーデン春日部館内とオンライン上で音楽活動の発表の場を設けることが実現しました(ララガーデン春日部館内の放映は終了しました)。
市内小学校、中学校および高等学校の13校20部活・クラブの皆さんによる元気いっぱいの演奏をお楽しみください。

小学校編

中学校編

高等学校編

平和コンサート2020 Special Edition(スペシャル エディション)

市では「春日部市非核平和都市宣言」の普及啓発を図り、市民の皆さんが安らぎと希望に満ちた幸せな日々を願い、平和を考えるきっかけとなるよう、「平和コンサート」を毎年開催しています。
令和2年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、やむを得ず中止となりましたが、市内在住のチェロ奏者である横山 二葉(よこやま ふたば)さんの協力により、「平和コンサート2020 Special Edition」と題した演奏動画を作成しました。
また、併せて「春日部市非核平和都市宣言」を紹介する動画も作成しました。横山さんの音楽と粕壁写真クラブさんの協力による市内のすてきな風景写真ともにお楽しみください。

平和コンサート2020 Special Edition

春日部市非核平和都市宣言

中止が決まったイベント

新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から令和2年度の次のイベントは中止となりました。

  • ブラス・ジャンボリーinかすかべ
  • わがまちの音楽家たち
  • まちかどコンサート
  • JazzDay(じゃずでい)かすかべ2020秋
  • ファミリーコンサート
  • ホワイエコンサート
  • 平和コンサート

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