粕壁宿ってどんなまち
ページID : 9512
当時の粕壁宿の位置は、現在の春日部大通りにあたり、天保期ごろ(今から170年ほど前)の宿場の様子を記した記録によると、宿場内の通りの長さは24町35間(約2.7キロメートル)、道幅4間(約7.3メートル)です。町並みは通りに沿って南北10町25間(約1.1キロメートル)にわたる広さとなっていました。入り口は、現在の八坂神社(江戸時代は牛頭天王社)のあたりです。八坂神社は粕壁宿の市神で、町では月に6回市場が開催されていました。出口は、大橋(今の新町橋)あたりで、古利根川の対岸の八丁目村・小渕村方面にも町場が伸びていました。
推定模型粕壁宿 宿場のまちなみ




大橋(今の新町橋)付近と八坂神社


更新日:2021年12月17日