大雨時における下水道への排水抑制のお願い

更新日:2025年06月27日

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台風や大雨の際には、トイレやお風呂、台所などの排水が流れにくくなることがあります。これは、下水道管に大量の雨水が流れ込むために起こる現象であり、天候が回復するとともに改善されます。
正常に排水が流れるようになるまでの間は、ご家庭などからの排水をできるだけ控えていただくなど、排水の抑制にご協力くださいますようお願いいたします。

台風や大雨時に起こりうる現象について

  • トイレやお風呂、台所などの生活排水が流せなかったり、流れが悪くなる
  • ゴボゴボと音がする
  • 汚水が逆流する

ご家庭での対策について

  • 大雨時には、水を大量に使うトイレ、お風呂、洗濯機などのご使用はお控えください
  • 大雨が降り始める前に、逆流対策として「水のう」を準備する
    (ゴボゴボと音がしたら危険です)

「水のう」の作り方

水のうとは、ビニール袋などに水を入れて土のうの代わりに使うものです。
大きめのビニール袋(ごみ袋など)に水を入れ、中の空気をしっかり抜いて口を閉じると、簡単に作ることができます。水漏れを防ぐために、袋を二重にするなどの工夫をしてください。

使用後は水を抜けば処理が簡単で、そのままごみ袋としても再利用できます。

設置例

  • お風呂場、台所、洗面台の排水口
  • トイレの便器の中
  • 洗濯機の排水口

なぜ流れにくくなるのか

本市の下水道は分流式下水道で、汚水(屋内から出る排水)と雨水(屋外に降った雨など)を別々に排水しています。トイレなどの汚水を流す下水道管は雨水が入らない構造ですが、大雨による道路の冠水時には、マンホールの穴や隙間から雨水が流入することがあります。

流入した雨水の量が、汚水管で処理できる容量を超えたり、下水処理場や中継ポンプ場での処理が追いつかなくなると、汚水管内で排水が滞留し、流れが悪くなったり、水圧によって逆流が発生する場合があります。

また、道路や敷地内に溜まった雨水を流すために、汚水用のマンホールやマスを絶対に開けないでください。宅内への逆流や砂利の流入による下水道管の破損、水流による転倒事故など、大変危険です。

マンホール

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道部 施設管理課 下水道施設担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-739-6823
ファックス:048-736-1549
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