防災士について

更新日:2025年06月10日

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防災士とは

「自助」「共助」「協働」を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を習得したことを日本防災士機構が承認した人のことです。

防災士の基本理念は次のとおりです。
1.自助 自分の命は自分で守る。
2.共助 地域・職場で助け合い、被害拡大を防ぐ。
3.協働 市民、企業、自治体、防災機関等が協力して活動する。

防災士に期待される役割

平常時の活動

まず自分と家族を守るために、わが家の耐震補強、家具固定、備蓄などを進めます。それを親戚、友人、知人に広めていくとともに、地域・職場での防災啓発、訓練を実施していきます。だれかが積極的に声をかけなければ、人は動きません。 防災士は、まず自分が動き、周囲を動かすよう努めていきます。必要に応じて、防災講演、災害図上訓練、避難所訓練等のリーダー役を果たすとともに、自主防災組織や消防団の活動にも積極的に参加します。

災害時の活動

自分が被災したら

その場その場で自分の身を守り、避難誘導、初期消火、救出救助活動等に当たります。東日本大震災や熊本地震においても防災士のリーダシップによって住民の命が助かったり、避難所開設がスムーズに運んだという事例が多数報告されています。

被災地支援

近年の災害では防災士による被災地支援活動が積極的に行われています。具体的には避難や復旧・復興に係るボランティア活動あるいは物資の調達・運搬等各種の支援活動に参加し、時には重機を使ったガレキ処理等専門技術を活かした活動も実施されています。

春日部市内の防災士

現在、春日部市内に在住している防災士は、約400名。(令和7年4月1日時点)

防災士の資格取得について

春日部市防災士養成研修により資格を取得する場合

概要

春日部市では、各自主防災組織に1名以上の防災士を養成するために、防災士研修センターと共催で防災士養成研修講座を開催しております。

なお、資格取得にかかる費用は春日部市が負担します。

(注意)詳細につきましては、7月頃各自主防災組織代表者あてにお知らせいたします。(注意)受講を希望する場合、所属する自主防災組織の代表者とご相談ください。

対象者

自主防災組織に参加しており、代表者より推薦があった方

補助対象経費

  • 防災士研修機関等が実施する防災士研修講座の受講料
  • 防災士資格取得試験受講料
  • 防災士資格認証登録料
防災士教本

防災士教本

春日部市防災士養成研修の様子

春日部市防災士養成研修の様子

その他の方法で資格を取得する場合

認定特定非営利活動法人日本防災士機構のホームページをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

危機管理防災課 危機管理防災担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-739-6830
ファックス:048-736-1974
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