こどもの救急医療
まずは、かかりつけ医に相談しましょう
かかりつけ医とは、初期的な治療や処方を行う身近な医者のことです。普段のこどもの状況を分かっていて、病気のことや育児相談、健康相談もできます。また、必要なときには、適切な医療機関を紹介してくれます。昼間、こどもの様子がおかしいなと思ったら、まずはかかりつけ医に相談しましょう。
相談できない時間帯や休診日は、以下の相談先などを利用してください。
電話で相談する場合
埼玉県救急電話相談(大人と子どもの電話相談・医療機関案内)
大人と子どもの急病時に、家庭での対処方法や受診の必要性について、看護師が電話で相談に応じます。
電話
- 電話:#7119
- 電話:048-824-4199(ダイヤル回線、IP電話、PHS、県境から利用の場合)
音声ガイダンスに従ってください。
相談・受付時間
24時間(毎日)
利用上のお願い
この電話相談は医療行為ではなく、アドバイスにより、相談者の判断の参考とするものです。あらかじめご理解の上、利用してください。
その他
従来と同様に電話:#8000(小児救急電話相談)からも電話をかけられます。
中毒110番(公益財団法人 日本中毒情報センター)
化学物質や動植物の毒などによって起こる急性中毒について、実際に事故が発生している場合に限定し情報提供しています。
中毒110番・電話サービス(公益財団法人 日本中毒情報センターのサイト)(外部サイト)
- 家庭用品:乾燥剤、化粧品、タバコなど
- 医薬品:医療用医薬品、一般用医薬品(OTC薬:市販薬など)
- 農業用品:殺虫剤、殺菌剤、除草剤、肥料など
- 自然毒:フグ、マムシ咬傷、キノコなど
- 工業用品:硫化水素、化学薬品など
大阪中毒110番
- 電話:072-727-2499
- 受付時間:24時間(毎日)
つくば中毒110番
- 電話:029-852-9999
- 受付時間:午前9時~午後9時(毎日)
たばこ専用電話(テープによる情報提供)
- 電話:072-726-9922
- 受付時間:24時間(毎日)
医療機関を探す場合
救急医療機関案内
お近くの診療可能な医療機関を案内します。歯科、口腔(こうくう)外科および精神科の案内はしていません。
電話
- 電話:#7119
- 電話:048-824-4199(ダイヤル回線、IP電話、PHS、県境から利用の場合)
音声ガイダンスに従ってください。電話番号を確認し、間違えないようお願いします。
相談・受付時間
24時間(毎日)
こんな時に電話を
- 救急車を呼ぶほどではないが、救急に受診が必要なとき
- かかりつけの医師がいなくて、どこで診てもらえばよいか分からないとき
- 休日、祝日、夜間などに、どこで診てもらえばよいか分からないとき
利用上のお願い
医療相談には回答できません。あらかじめご理解の上、利用してください。
医療情報ネット(ナビイ)
全国にある医療機関や薬局の情報を検索できます。
インターネットで調べる場合
こどもの救急(公益社団法人 日本小児科学会)
夜間や休日などの診療時間外に病院を受診するかどうか、判断の目安を提供しています。対象は、生後1カ月児~6歳児です。
子どもの救急ミニガイドブック(埼玉県)
子どもの急病時の対応方法などを示したガイドブックです。休日や夜間に診療所や病院が休みのとき、子どもの具合が悪いとき「すぐに救急医療機関に行くべきか、少し様子をみてもいいか」を判断するときの目安に使用してください。対象は、生後1カ月児~6歳児くらいです。
「子どもの救急ミニガイドブック」の内容について(埼玉県のサイト)(外部サイト)
診療を受ける場合
春日部市小児救急夜間診療所
かかりつけ医療機関が終了した後に容態が急変し、翌日までに緊急な治療が必要な人のために診療します。当診療所は、一般社団法人 春日部市医師会への委託により運営しています。
小児救急夜間診療所リーフレット (PDFファイル: 126.0KB)
休日当番医・休日当番薬局
市内医療機関が交代で、休日の急な病気やけがなどの診療を行います。休日当番医・休日当番薬局は、春日部市医師会、春日部市薬剤師会の協力で運営しています。
- 開設日:日曜日・祝日・休日・年末年始(12月29日~1月3日)
- 診療時間:午前9時~正午、午後2時~午後5時
- 今月の休日当番医・休日当番薬局(毎月の広報かすかべなどでもお知らせしています)
小児の救急の現状
小児の救急医療体制
現在の救急医療体制は、症状により3段階に分かれています。初期救急で対応が困難であると判断された場合、二次救急や三次救急といった高度医療機関へ搬送されます。
三次救急
重症・緊急度が高い。生命の危機が切迫している重篤患者に対応。
- 独協医科大学埼玉医療センター救命救急センター など
二次救急
手術や入院が必要な重症の救急患者に対応。
- 春日部市立医療センター など
初期救急
軽症・緊急度が低い。入院を必要としない軽症の救急患者に対応。
- 春日部市小児救急夜間診療所
- 休日当番医 など
小児救急医療体制の維持・確保に協力してください
高度医療を行う病院(二次救急・三次救急)では、軽症の患者が増えることで多忙と混乱が生じ、重症な患者への対応が遅れる恐れがあります。いざというときに、子どもたちが安心して医療が受けられるよう協力してください。
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
健康課 地域医療推進担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-736-1199
ファックス:048-733-0220
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更新日:2024年06月21日