子どもの救急医療

更新日:2021年12月03日

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まずは、かかりつけ医に相談しましょう

かかりつけ医とは、初期的な治療や処方を行う身近な医者のことです。普段の子どもの状況を分かっていて、病気のことや育児相談、健康相談もできます。また、必要なときには、適切な医療機関を紹介してくれます。昼間、子どもの様子がおかしいなと思ったら、まずはかかりつけ医に相談しましょう。
相談できない時間帯や休診日は、以下の相談先などを利用してください。

電話で相談する場合

埼玉県救急電話相談(大人と子どもの電話相談・医療機関案内)

大人と子どもの急病時に、家庭での対処方法や受診の必要性について、看護師が電話で相談に応じます。

電話

  • 電話:#7119
  • 電話:048-824-4199(ダイヤル回線、IP電話、PHS、県境から利用の場合)

音声ガイダンスに従ってください。

相談・受付時間

24時間(毎日)

利用上のお願い

この電話相談は医療行為ではなく、アドバイスにより、相談者の判断の参考とするものです。あらかじめご理解の上、利用してください。

その他

従来と同様に電話:#8000(小児救急電話相談)からも電話をかけられます。

中毒110番(公益財団法人 日本中毒情報センター)

化学物質動植物の毒などによって起こる急性中毒について、実際に事故が発生している場合に限定し情報提供しています。

  • 家庭用品:乾燥剤、化粧品、タバコなど
  • 医薬品:医療用医薬品、一般用医薬品(OTC薬:市販薬など)
  • 農業用品:殺虫剤、殺菌剤、除草剤、肥料など
  • 自然毒:フグ、マムシ咬傷、キノコなど
  • 工業用品:硫化水素、化学薬品など

大阪中毒110番

  • 電話:072-727-2499
  • 受付時間:24時間(毎日)

つくば中毒110番

  • 電話:029-852-9999
  • 受付時間:午前9時~午後9時(毎日)

たばこ専用電話(テープによる情報提供)

  • 電話:072-726-9922
  • 受付時間:24時間(毎日)

医療機関を探す場合

救急医療機関案内

お近くの診療可能な医療機関を案内します。歯科、口腔(こうくう)外科および精神科の案内はしていません。

電話

  • 電話:#7119
  • 電話:048-824-4199(ダイヤル回線、IP電話、PHS、県境から利用の場合)

音声ガイダンスに従ってください。電話番号を確認し、間違えないようお願いします。

相談・受付時間

24時間(毎日)

こんな時に電話を

  • 救急車を呼ぶほどではないが、救急に受診が必要なとき
  • かかりつけの医師がいなくて、どこで診てもらえばよいか分からないとき
  • 休日、祝日、夜間などに、どこで診てもらえばよいか分からないとき

利用上のお願い

医療相談には回答できません。あらかじめご理解の上、利用してください。

埼玉県医療機能情報提供システム

埼玉県内にある医療機関や薬局の情報を検索できます。

インターネットで調べる場合

こどもの救急(公益社団法人 日本小児科学会)

夜間や休日などの診療時間外に病院を受診するかどうか、判断の目安を提供しています。対象は、生後1カ月児~6歳児です。

子どもの救急ミニガイドブック(埼玉県)

子どもの急病時の対応方法などを示したガイドブックです。休日や夜間に診療所や病院が休みのとき、子どもの具合が悪いとき「すぐに救急医療機関に行くべきか、少し様子をみてもいいか」を判断するときの目安に使用してください。対象は、生後1カ月児~6歳児くらいです。

診療を受ける場合

春日部市小児救急夜間診療所

かかりつけ医療機関が終了した後に容態が急変し、翌日までに緊急な治療が必要な人のために診療します。当診療所は、一般社団法人 春日部市医師会への委託により運営しています。

  • 新型コロナウイルス感染感染拡大に伴い、当診療所に来所されるすべての人を対象に体温チェックを行っています。また、患者一人に対しての付き添い人数は必要最低限としてください

休日当番医・休日当番薬局

市内医療機関が交代で、休日の急な病気やけがなどの診療を行います。休日当番医・休日当番薬局は、春日部市医師会、春日部市薬剤師会の協力で運営しています。

  • 開設日:日曜日・祝日・休日・年末年始(12月29日~1月3日)
  • 診療時間:午前9時~正午、午後2時~午後5時
  • 今月の休日当番医・休日当番薬局(毎月の広報かすかべなどでもお知らせしています)

小児の救急の現状

小児の救急医療体制

現在の救急医療体制は、症状により3段階に分かれています。初期救急で対応が困難であると判断された場合、二次救急や三次救急といった高度医療機関へ搬送されます。

小児救急医療体制の説明図

三次救急

重症・緊急度が高い。生命の危機が切迫している重篤患者に対応。

  • 独協医科大学埼玉医療センター救命救急センター など

二次救急

手術や入院が必要な重症の救急患者に対応。

  • 春日部市立医療センター など

初期救急

軽症・緊急度が低い。入院を必要としない軽症の救急患者に対応。

  • 春日部市小児救急夜間診療所
  • 休日当番医 など

小児救急医療体制の維持・確保に協力してください

高度医療を行う病院(二次救急・三次救急)では、軽症の患者が増えることで多忙と混乱が生じ、重症な患者への対応が遅れる恐れがあります。いざというときに、子どもたちが安心して医療が受けられるよう協力してください。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

健康課 地域医療推進担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-736-1199
ファックス:048-733-0220
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