令和6年度春日部産米を活用した食の新たな地域ブランド創出に向けた実証実験

令和6年度実証実験の概要
令和6年度は、関係団体との連携により、地域資源を活かした米粉適性米の栽培、微粉末の製粉、米粉の製麺・製パンなどのさまざまな技術開発、商品開発などの実証実験を行うとともに、実証実験で派生した課題の検証を行うものです。
主な流れ
- 令和6年5月中旬…田植え
- 令和6年6月~…生産から加工・販売の流通過程の仕組みを検討
- 令和6年9月~10月…稲刈り
- 令和6年10月~…令和6年度産米の製粉、製麺・製パン等の実証実験を開始
- 令和7年2月…令和6年度の実証実験の報告
商品開発
- 有限会社川上製麺所にて、米粉の中華麺を試作
- 埼玉県立杉戸農業高校とCAFE BLOOMY'S KASUKABEが共同で、米粉アイスを試作
- 米粉等提供事業では、市内外の21事業者が商品開発
協力事業者
春日部産の米粉等の市場販売が開始されるまでの間、試作品販売の原材料として、米粉等を無償提供する「米粉実証実験協力事業者」の制度を開始しました。
令和6年度は、12事業者が登録。
ブランド構築
春日部産米粉のブランド化に向けて、庁内ワークショップやアンケートなどで検討を重ねた結果、愛称を「はるこめこ」、ロゴマークを以下のマークに決定しました。

米粉フェア
令和7年1月26日、イオンモール春日部にて、米粉フェアを開催しました。
「米粉を使った麺・パン・菓子などの試作とモニタリング」に協力している事業者などが出店し、米粉のパンやお菓子などを販売しました。
また、米粉の愛称発表セレモニーや、実証実験の取り組みに関する展示、米粉に関するアンケートと米粉サンプルの配布も行いました。
米粉キャンペーン
令和7年1月10日~2月11日まで、イオンモール春日部にて、米粉キャンペーンを開催しました。
イオンモール春日部内の3店舗で、春日部産米粉を使用したお菓子や麺料理が販売されました。
米粉を使った地産地消料理教室
令和7年1月18日、内牧南公民館および大塚果樹園にて、親子で学ぶ地産地消収穫体験&芋煮会を開催しました。
大塚果樹園内の畑で大根を収穫し、春日部産米粉のすいとんと、地場産野菜がたくさん入った芋煮を作りました。
令和6年7月27日、野口農園にて、地産地消料理教室を開催しました。
野口農園内の畑で夏野菜やハーブを収穫し、春日部産米粉を使ったピザ生地に乗せ、ピザ釜で焼き上げました。


学校給食への提供
埼玉県学校給食会が、春日部産の「笑みたわわ」の米粉を使って試作・開発した米粉パン(ライスボール)を、令和6年12月に、市内の全小中学校の学校給食で提供しました。
それに伴い、令和6年12月3日には、春日部市立武里西小学校にて、取材受入および試食会を開催しました。
また、春日部産の「亜細亜のかおり」の米粉も複数回に渡り提供し、揚げ物の衣やスープのとろみ付け、ホワイトソースなどに活用されました。

第49回春日部市農業祭
令和6年11月23日、アイル・アリーナ ウイング・ハット春日部にて、第49回春日部市農業祭を開催しました。
試作用米粉等提供事業を利用した事業者などが、春日部産米粉を使ったお菓子や料理を販売しました。
米粉の試験販売
以下のイベントにて、500グラム500円で、春日部産「笑みたわわ」の米粉の試験販売を行いました。
- 第28回かすかべ商工まつり(令和6年10月12日、13日春日部市大沼公園・市民体育館にて開催)
- 地元おやさいとメロディの日(令和6年9月28日、29日道の駅庄和にて開催)
- 第57回日本薬剤師会学術大会(令和6年9月22日、23日さいたまスーパーアリーナにて開催)

稲刈り
令和6年9月30日、増田新田のほ場にて、「笑みたわわ」の稲刈りが行われました。
令和6年9月30日、椚のほ場にて、「亜細亜のかおり」の稲刈りが行われました。
田植え
令和6年5月17日、増田新田のほ場にて、「笑みたわわ」の田植えが行われました。
令和6年5月15日、椚のほ場にて、「亜細亜のかおり」の田植えが行われました。



種まき
令和6年4月19日、増田新田のほ場にて、いなほの会のみなさんにより、パンやお菓子などに適した品種とされる「笑みたわわ」の種まきが行われました。
令和6年4月17日、椚のほ場にて、農事組合法人椚集落営農組合のみなさんにより、米粉麺に適した品種とされる「亜細亜のかおり」の種まきが行われました。

この記事に関するお問い合わせ先
農業振興課 農業振興担当
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更新日:2025年03月27日