工事等:電子入札

更新日:2024年02月06日

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電子入札とは、入札一連の手続きをインターネットを通じて行うものです。
電子入札には次のような特徴があります。

電子入札の特徴

適正な競争の保全

現場説明会や入札などで業者同士が顔を合わせる機会がなくなり、競争相手が分からなくなりますので、より公正な競争が保たれます。

透明性の向上

入札の応札者や落札金額などの結果がインターネット上(埼玉県電子入札共同システム)に公表されるため、透明性が向上します。

入札参加機会の拡大

情報入手が容易に即時に行われることから、地理的、時間的な制約が解消されます。業者は事務所に居ながらにして情報を収集できます。このことから入札参加機会が拡大します。

入札参加者の費用の低減

入札のたびに発注機関に行くことが不要となり、業者は事務所に居ながらにして入札に参加できます。このことから移動時間や待ち時間、移動のための経費が大幅に減少します。

事務の効率化

各種書類が電子化され、書類作成事務の効率化、入札事務の迅速化が図られます。

コスト削減効果

上記の記載事項の総合的な相乗効果により、落札率の低下が図られます。

春日部市の入札制度の特徴

入札後審査方式制限付一般競争入札(以下「ダイレクト型入札」という)を導入しています。

ダイレクト型入札とは

開札を行うまで、入札参加者が、応札者や発注者でも一切分からない方式で、より適正な競争が保たれます。開札後、有効札の1番札から順次審査を行い落札決定を行います。落札者が決まった段階で、以降の札の審査は行いません。
新規参入業者拡大のために、基本的に毎月模擬入札を行っています。
設計図書の閲覧も全て電子化しています。

ダイレクト型入札を行う案件

  • 工事(130万円超の案件全て)
  • 工事に係る業務委託(50万円超の案件全て)
  • 土木施設維持管理(50万円超の案件全て)

春日部市の電子入札のあゆみ

  • 平成14年度:埼玉県と県下の市・町の構成メンバーで「埼玉県電子入札共同システム」に参画
  • 平成16年度:下期から電子入札を実施
  • 平成17年度:4件の電子入札案件を実施
  • 平成18年度:入札制度改革を行い、電子入札にてダイレクト型入札を全面導入
  • 平成19年度:総合評価一般競争入札を試行
  • 平成20年度:変動型最低制限価格制度を導入
  • 平成21年度:工事において変動型最低制限価格の率を改定(10月)
  • 平成22年度:変動型最低制限価格の制度を一部改定(4月)
  • 平成24年度:低入札価格調査制度を導入
  • 令和2年度:変動型最低制限価格の見直しを行い、工事については固定型最低制限価格制度に移行

現在、工事、工事に係る業務委託は原則すべて電子入札で行っております。

総合評価一般競争入札とは

「価格競争」だけの評価ではなく、企業の技術提案や技術的能力を総合的に評価した「品質競争」も含めた評価で落札者を決定する方法です。

電子入札案件の案内

一般競争入札案件

市公式ホームページ上で公告・設計図書などの閲覧を行います。入札への参加申請から入札・落札者決定までの事務(以下「入開札事務」といいます)、質疑応答、結果公表は、全て「埼玉県電子入札共同システム」で行います。

随意契約案件

見積依頼・設計図書の閲覧・入開札事務・質疑応答・結果公表は、全て「埼玉県電子入札共同システム」で行います。公表する項目は入札参加者、予定価格、応札業者、落札価格などです。

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

契約課 契約担当
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電話(直通):048-736-1128
ファックス:048-734-5516
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