春日部市の特産品

更新日:2024年04月01日

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桐たんす

2棹の桐たんすが並んで着物が畳の上に置かれている写真

親・子・孫へと受け継がれる、家具の最高級品。春日部の桐たんすづくりは、江戸時代、日光東照宮造営に加わった工匠たちが桐の産地だった春日部に移り住んで生産を始めたのが始まりです。
昭和54年(1979年)に国から「伝統的工芸品」の指定を受けています。

桐箱

いろいろな種類の桐箱が並んだ写真

300年の伝統を誇る、小さな名品

桐たんすとともに、約300年の歴史と伝統を誇る春日部の桐箱。春日部の豊富な桐材を元に、指物、文庫、箱枕、整理箱などの日用品を作ったのが始まりといわれています。昭和53年(1978年)に県の伝統的手工芸品の指定を受けています。

押絵羽子板

浮世絵の男女の姿が張られた大小の押絵羽子板が飾られた写真

匠の技が描き、作り上げた芸術品

押絵羽子板の制作は、戦後、東京からの良質の桐を求めて移り住んだ職人と春日部の桐との出会いによります。江戸時代の浮世絵をほうふつとさせるその姿は、芸術品として高い評価を受けています。昭和53年(1978年)に県の伝統的手工芸品の指定を受けています。

麦わら帽子

天然素材の麦わらを使って作られた帽子とバックの写真

天然素材の麦わら帽子と手作りのバッグ
明治30年頃から作られている麦わら(ストロー)を使った帽子やバッグです。
古くから麦の集散地だった春日部市。農家の副業として、副産物である麦茎を使用した材料(麦わら真田さなだ)づくりが行われていました。
その後、製品作りが始まり、今では日本でも数少ない生産地として知られています。

押絵羽子板と特産品まつり

毎年12月22日、23日の2日間、春日部の伝統的産業をあらためて見直し、地元への愛着と誇りを再確認してもらうとともに、春日部の特産品を広くPRする「かすかべ押絵羽子板と特産品まつり」を開催しています。
春日部の押絵羽子板のルーツは、戦中から戦後にかけて浅草の押絵師たちが戦禍と雑踏から逃れ、当時、良質の桐の産地であった春日部に移り住んだことに始まります。このまつりにも、浅草寺羽子板市に出展している職人たちが登場します。同じ品はひとつとしてない「手作りの一点物」を、職人から直接購入できます。

特産品に関する問い合わせ

特産品については、春日部市特産品協議会(春日部商工会議所内)へお問い合わせください。

電話:048-763-1122

この記事に関するお問い合わせ先

商工振興課 商工振興担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-797-8029
ファックス:048-737-3683
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