ウイルスによる感染性胃腸炎を予防しましょう

更新日:2021年12月03日

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例年、ノロウイルスは12月~2月ごろに、ロタウイルスは3月~5月ごろに流行するといわれています。

秋以降に発生する感染性胃腸炎のうち、集団感染例の多くはノロウイルスによるものと推測されています。ノロウイルスは、ワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。予防対策を徹底しましょう。

症状

おう吐、吐き気、下痢、腹痛が主な症状です。まれに発熱、頭痛、全身倦怠(けんたい)感を伴うことがあります。健康な人は軽症で回復しますが、乳幼児や高齢者では下痢が続くと脱水になるなど重症化したり、おう吐物を誤って気道に詰まらせることがあるので注意が必要です。

感染経路

主に経口感染します。ノロウイルスの場合、ウイルスに汚染されていた二枚貝を、生あるいは十分に加熱調理しないで食べた場合や、ウイルスが大量に含まれる患者のふん便やおう吐物から、人の手などを介して二次感染することがあります。

潜伏期間

ノロウイルスによる感染性胃腸炎の潜伏期間は通常1日~2日

予防するためには

  • 食事前やトイレの後などは、せっけんで手指をしっかり洗い、流水で流しましょう
  • 加熱調理する料理は、中心部まで十分に火を通しましょう
  • 下痢、おう吐などの症状がある場合は、食品を直接取り扱う作業を控えましょう
  • おう吐物などを片付ける場合は、マスクや使い捨て手袋などを着用して行い、汚れた場所は塩素系の薬剤で消毒しましょう(関連リンク 厚生労働省リーフレット「冬は特にご注意!ノロウイルスによる食中毒」参照)

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