猛毒「カエンタケ」にご注意ください

更新日:2023年07月07日

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猛毒キノコ「カエンタケ」にご注意ください

カエンタケは毒性が非常に強く、誤って食べてしまった場合は死に至る可能性があります。また、触れるだけで皮膚の炎症を引き起こす危険性がありますので、発見した際は絶対に触らず、公園緑地課にご連絡ください。

コナラやブナといったナラ類等の広葉樹林の地上に群生し、特にナラ枯れを発症した樹木の周囲に発生する傾向があります。

写真:カエンタケが生えている様子と全体像

厚生労働省ホームページより出典

カエンタケの特徴

カエンタケは、ニクザキン科ツノタケ属の有毒キノコです。

ナラ枯れの枯死木で発見されることが多いですが、なぜカエンタケが多く発生するのか、現在のところ関連性は明確になっていません。

表:カエンタケの特徴
形状
  • 表面はオレンジ色から赤色
  • 細長い円柱状または棒状で、土から手の指が出ているように群生または単生する
  • 中は白くて硬い
発生時期 夏から秋
発生場所 ブナ、コナラなどナラ類などの広葉樹林の地上に群生して発生する。
間違えやすい食用キノコ ベニナギナタタケ(シロソウメンタケ科ナギナタタケ属)
症状

食後30分から、発熱・悪寒・嘔吐・下痢・腹痛・手足のしびれなどの症状を起こす。

2日後に、消化器不全・小脳萎縮による運動障害など脳神経障害により死に至ることもある。

毒性分

トリコテセン類:毒性はとても強く、食べても、触っても毒である(薬用と勘違いして、酒にした浸して飲んで中毒が起き、死亡した例がある。)

(引用:厚生労働省ホームページ 自然毒のリスクプロファイル

この記事に関するお問い合わせ先

公園緑地課 公園管理担当
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