旧ごみ焼却施設解体撤去及び新設ストックヤード整備工事を行っています

更新日:2024年09月25日

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工事の進捗状況

令和6年9月

左側の写真は、今月の作業ヤードの状況です。天候にも恵まれ、順調に作業が進んでいます。

右側の写真は、掘り出されたコンクリート塊です。建築物の基礎部分で、このコンクリート塊の重さは、約6トンぐらいあります。

9月場内

作業状況

コンクリート塊

掘り出されたコンクリート塊

令和6年8月

左の写真は、2基の全周回転式掘削機でごみピット基礎等を解体撤去している状況です。現在は、地上から約10m下まである基礎等を解体撤去しており、1日に2~4箇所を解体撤去するペースで作業が進められています。

右の写真は、堀り出されたごみピットの地下壁と基礎の部分のコンクリート塊です。

 

全周回転式掘削機2基

全周回転式掘削機2基

堀り出された基礎の部分のコンクリート塊

コンクリート塊

令和6年7月

左の写真は、ごみ焼却施設の地下の浅い箇所の構造物及びごみ焼却施設の周囲にあった施設の地下部分の構造物を撤去し、整地を完了した状況です。

右の写真は、ごみ焼却施設の地下の深い箇所の構造物を全周回転式オールケーシング工法によって解体撤去するための機械です。

全周回転式オールケーシング工法は、ケーシングチューブと呼ばれる筒型の機械を回転・圧入し地下構造物を切削し、ケーシングチューブ内の構造物などの地中障害物を取り除くことができます。

本工事では、7月下旬から11月にかけて、ごみ焼却施設のごみピット部分の地下構造物を解体撤去する予定です。

 

地下解体完了

建物基礎解体完了(ごみピット基礎除く)

オールケーシング工法

オールケーシング工法用掘削機

令和6年6月

重機(バックホウ)の腕の先端に取り付ける装備(アタッチメント)について紹介します。

左側の写真の右から1番目は、「小割」です。令和6年4月に紹介したものと同じものです。コンクリートの塊を小さくするために使用します。

左側の写真の右から2番目は、「ブレーカー」です。コンクリートなどを先の尖った棒状のチゼル(ノミ)で打撃することで破砕し細かくするために使用します。

左側の写真の右から3、4番目と右側の写真の右から1番目は、「バケット」です。土砂などを掘削するために使用します。掘削対象や重機の大きさによって、形状・大きさ・掘削容量の違うものがあります。

右側の写真の右から2番目は、「スケルトンバケット」です。底の面が網目状になっています。網目より小さな土や砂利が落ちるので、ふるいのように使用します。

その他に令和5年11月に紹介した圧砕機(大割)などがあります。重機は、アタッチメントを交換することによりさまざまな作業を行うことができます。

アタッチメント1

アタッチメント1

アタッチメント2

アタッチメント2

令和6年5月

左側の写真は、旧ごみ焼却施設の解体前の写真です。

右側の写真は、旧ごみ焼却施設の解体後の写真です。

建物の上屋がなくなり、クリーンセンターと資源選別センターが見えます。

これから、建物の基礎などを解体していきます。

解体前

解体前

解体後1

解体後

令和6年4月

左上の写真は、防音パネルを設置した状況です。

右上の写真は、解体用重機です。右側の重機は、アームが長く、高いところも解体することができます。

左下の写真は、鉄筋コンクリート造の塊を小割にすることができる重機です。小割にすることで、コンクリートと鉄筋を分別することができます。また、先端の部分は、小判型の電磁石になっており、鉄を吸着させることができます。

右下の写真は、鉄筋団子と呼ばれるもので、左の写真の重機が、分別した鉄筋を丸めたものです。鉄筋団子にする理由は、搬出時に分別したままの鉄筋はかさばるため、団子状にまとめることで、積みやすく、より多くの鉄筋を一度に搬出することでき、運搬費用などコスト削減につながるからです。

防音パネル

北側(八間堀の対岸より撮影)

超ロング

解体用重機

マグネット付き小割機

マグネット付き小割機

鉄筋団子

鉄筋団子

令和6年3月

旧焼却施設の建物周囲に足場を組立ています。

建物周囲(八間堀側と現在稼働している焼却施設側)に足場を組立て、防音パネルを設置した後、建物の解体を行っていきます。

防音パネルは、騒音の軽減、粉じんの飛散防止、工具や資材の落下防止などの役割があります。

東側

東側(八間堀の対岸より撮影)

南東側

南東側(敷地内から撮影)

令和6年2月

左の写真は、工事現場に設置した吹流しです。工事現場における高所作業等の場合、風が強いと危険であることから、吹流しの角度から風速を確認し、作業の中断等の判断を行います。

右側の写真は、吹流しの角度と風速の目安です。

作業中止の判断基準としては、強風警報が発令された場合や10分間の平均風速が毎秒10m以上となった場合などですが、風が強い場合は、吹流し以外にも現地の状況(樹木や電線の揺れ具合など)や気象情報などから随時風の状況の確認を行い、事故が発生しないよう注意しながら工事を進めています。

吹流し

吹流し

風速の目安

吹流しの角度と風速の目安

令和6年1月

振動・騒音計

振動・騒音計

左の写真は、振動・騒音計です。

本工事は、振動・騒音の発生をできる限り抑制しながら進めています。

また、本工事では、道路に面する敷地内に振動・騒音計を設置し、常時モニタリングを実施しています。(左の赤字の数値は、埼玉県の基準値です)

令和5年12月

左側の写真は、集塵機です。テント内の空気に含まれる塵などを集塵機で取り除き、外部に出しています。集塵機でテント内の空気を排出し、テント内を負圧に保っています。

右側の写真は、テント内の負圧を計測する機械です。

負圧とは、空気を換気扇などで強制的に排出したとき、室内に向けて引っ張る力が生じます。この力が負圧です。例えば、トイレは臭いが室内側に出ないように、換気扇で強制的にトイレ内の空気を外に排出することで、トイレ内を負圧にします。そして、トイレ内に向けて引っ張る力が生じ、居室や廊下側の扉の隙間から空気を取り込みます。このような空気の流れによって、臭いが居室や廊下側に出ないようにしています。

集塵機

集塵機

計測器

計測器

令和5年11月

左側の写真は、重機等の搬出入口をつくるため、テントで覆われた前室を設置しました。

右側の写真は、解体用の圧砕機です。コンクリートの壁などを挟んで破砕します。人の大きさと比べると、圧砕機が大きいことが分かります。

全室テント設置

前室部分のテント設置状況

圧砕機

解体用圧砕機

令和5年10月

左側の写真は、屋外露出の焼却設備をテントで覆いました。

右側の写真は、現場で使用する重機です。低騒音型、2020年燃費基準100%達成建設機械を使用します。

管理区域テント

テント設置状況

重機(バックフォー)

重機

令和5年9月

左側の写真は、屋外露出の焼却設備を覆うための足場組立状況です。

右側の写真は、足場が風であおられないようにするために、ワイヤーで水槽に固定している状況です。

足場組立状況

足場組立状況

水槽設置状況

水槽設置状況

令和5年8月

左側の写真は、解体を待つ焼却炉です。平成6年に役目を終えた現在の状況です。

右側の写真は、新しく建設するストックヤードを設計するため、地盤調査を行っている状況です。

焼却炉の現状

焼却炉の現状

ボーリング調査の状況

ボーリング調査の状況

令和5年7月

旧ごみ焼却施設の解体に向けて、仮囲いを設置しました。

解体跡地には、ペットボトルなどの資源物の保管スペースを備えたストックヤードを整備します。

令和8年3月の竣工を目指して、細心の注意を払い、施工してまいります。

工事範囲全景

工事範囲全景

仮囲いの様子

仮囲いの様子

契約内容

「旧ごみ焼却施設解体撤去及び新設ストックヤード整備工事」の建設工事請負契約並びに工事設計施工監理業務委託契約を締結しました。

表:建設工事
工事名 春日部市旧ごみ焼却施設解体撤去及び新設ストックヤード整備工事
受注者 鴻池組・中野組特定建設工事共同企業体
契約金額 2,198,900,000円(税込)
工期 令和5年3月23日から令和8年3月17日

 

表:工事設計施工監理
委託名

春日部市旧ごみ焼却施設解体撤去及び新設ストックヤード整備工事

設計施工監理業務委託

受注者 一般財団法人日本環境衛生センター
契約金額 59,620,000円(税込)
履行期間 令和5年3月28日から令和8年3月19日

 

この記事に関するお問い合わせ先

廃棄物対策課 施設管理担当
所在地:〒344-0014 春日部市豊野町三丁目6番地
電話:048-734-2111 ファックス:048-734-2455

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