県内初!ごみ収集のDX化(収集しマース)について

更新日:2024年10月04日

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持続可能なごみ収集体制の構築に向けた、ごみ収集のDX化の実証実験を行います

春日部市は、災害等の非常時及び将来的な集積所等の増加(注釈1)、人手不足等に対応した持続可能なごみ収集運搬業務を実現するため、パナソニックITS株式会社と、令和6年5月29日「春日部市の廃棄物収集効率化実証事業に関わる協定書」を締結し、協働して進めています。

この取組は、春日部環境衛生事業協同組合の協力のもと、集積所情報等のデジタル化と収集状況をリアルタイムに把握できるシステム(収集しマース(注釈2))による作業の効率化、安全性などを検証する実証試験を県内で初めて行います。

実証試験に先駆け、市とパナソニックITS株式会社において、令和6年1月19日付で締結した「ゼロカーボンシティの実現に向けての連携協定書」等に基づき、人事交流の一環で本年4月からパナソニックITS株式会社社員の大山 一典(おおやま かつのり)氏が市職員として派遣され、本実証試験も含めた地域課題の解決に向け、民間企業ならではの新たな視点での助言や技術的支援を行っていただいているところです。


注釈1)現在約8,000カ所の集積所があり、毎年100カ所程度増加しています。

注釈2)パナソニックITS株式会社による次世代交通サービス(MaaS(マース) Mobility as a Service)による廃棄物収集効率化システムで、パナソニックオートモーティブシステムズ株式会社の登録商標です。

タブレット端末のイメージ

タブレット端末のイメージ

「春日部市の廃棄物収集効率化実証事業に関わる協定書」の締結式を行いました

開催日時

令和6年5月29日(水曜日)午前10時から

会場

春日部市役所本庁舎5階 市長公室

協定締結者

神奈川県横浜市都筑区佐江戸町600番地
パナソニックITS株式会社
代表取締役社長 田辺 孝由樹(たなべ たかゆき)氏

春日部市とパナソニックITS株式会社の締結式の様子

田辺 孝由樹(たなべ たかゆき)氏(写真左)・大山 一典(おおやま かつのり)氏(写真中央)

実証実験を庄和地域でスタートします!

令和6年10月15日(火曜日)から庄和地域での実証実験を開始いたします。

実証試験では、可燃ごみ収集を対象として、ごみ収集車両に、集積所の位置・収集状況が確認できるタブレット端末を搭載し、集積所自動感知による収集状況のリアルタイムの見える化を行います。
これにより、集積所及びごみ収集の実態を把握し、業務の効率化について検討を行うほか、収集漏れの防止、収集車同士の連携強化、日報の自動作成、収集ルートの再現及び最適化、不法投棄・不適正排出に係る迅速な対応などについて、有効性と安全性を検証する予定です。
 
これに先駆け、下記のとおり、実証実験において、実際に走行するタブレットを搭載した収集車の展示及びシステムの紹介を行います。

 

展示場所:春日部市役所「まちなかひろば」(本庁舎東側にある広場)

展示日程:令和6年10月11日(金曜日)午後3時30分から午後4時30分まで(予定)

実証実験の準備状況

庄和地域において取り込んだデータを基に実証実験を行い、実態の把握、業務効率化の検証を行います。

春日部地域においても、順次データ化を進めてまいります。

実証実験についてのスケジュールです

「ごみ収集・集積所担当チーム」を新たに編成しました

集積所は、原則、利用者・管理者が維持管理を行うこととなっていますが、高齢化や社会情勢の変化に伴いトラブルも多様化しています。

こうした集積所のトラブルへ市として効果的かつ迅速な支援や提案を行うべく、ごみ収集DXによる集積所状況の把握と併せて、「ごみ収集・集積所担当チーム」を新たに編成しました。

地域の方だけでは解決が難しい集積所の荒らし行為・不法投棄などのトラブルについて、相談のあった地域へ出向き、それぞれの地域の状況に応じた改善方法を提案するとともに、地域の方々と相談しながらさらに住みやすいまち・春日部を実現してまいります。

この記事に関するお問い合わせ先

リサイクル衛生課 リサイクル・収集担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-797-8028
ファックス:048-737-3683

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