水道水をおいしく飲む方法

日本は、蛇口から出た水道水を直接飲用することができる数少ない国ですが、ボトル入りの水を購入する人も多くなってきました。
水道水がおいしくない、と感じる理由の多くがにおい（いわゆるカルキ臭）であると言われています。ほんの少しの手間で、よりおいしく水道水を飲むことができます。

1. 冷す
   水道水は夏季には、30度以上になることもあります。冷蔵庫で一晩冷やす（10度～15度が最適）と、残留塩素のにおいも気にならなくなります。
2. くみ置き
   やかんなどの容器に水をくんで、一晩ほど静置してください。残留塩素によるにおいが少なくなります。
3. 煮沸
   やかん、鍋などで、ふたを開けたまま3分～5分ほど沸騰させます。残留塩素によるにおいが少なくなります。
4. レモン汁を加える
   ビタミンCを多く含む果汁を加えると、還元反応により塩素が中和されます。すぐに飲みたいときにおすすめです。
5. 凍らせる
   7割ほど凍らせて中の水を捨て、凍った透明部分だけを溶かして使用してください。残留塩素などのにおい、不純物などが除去されます。ただし、ミネラル分も一緒に減少します。