住宅地などでの農薬を使用する際の注意事項

更新日:2021年11月11日

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農薬の飛散は、人の健康に悪影響を及ぼすおそれがあります。そのため、学校、保育所、病院、公園や住宅、およびその周辺では、できるだけ農薬を使用しない管理を心掛けましょう。また、農薬を散布せざるを得ない場合でも、農薬の飛散を原因とする住民、子どもなどへの健康被害が生じないように十分な配慮をしましょう。農薬には、作物や樹木に発生する病害虫の防除のために散布されるものの他に、ガーデニングや家庭菜園用のスプレー式の殺虫剤や殺菌剤、芝生などの雑草対策で使用する除草剤なども含まれます。

農薬を使用する前に

  • 病害虫に強い作物や品種の栽培、病害虫の発生しにくい適切な土づくりや施肥の実施、人手による害虫の捕殺、防虫網の設置、機械除草などの物理的防除の活用などにより、農薬使用の回数および量を削減しましょう
  • 農薬を使用する場合には、農薬取締法に基づいて登録された、当該農作物に適用のある農薬を、ラベルに記載されている使用方法(使用回数、使用量、使用濃度など)および使用上の注意事項を守って使用しましょう
  • 粒剤、微粒剤などの飛散が少ない形状の農薬を使用するか、液体の形状で散布する農薬の場合は、飛散しにくいノズルを使用しましょう
  • 農薬散布は、無風または風が弱いときに行うなど、近隣に影響が少ない天候の日や時間帯を選び、風向き、ノズルの向きなどに注意して行いましょう
  • 農薬使用の目的、散布日時、使用農薬の種類などを周辺の人に周知しましょう
  • 近辺に化学物質に敏感な人が居住していることを把握している場合には、十分配慮しましょう
  • 近隣に学校、通学路などがある場合には、子どもが農薬を浴びることのないよう散布の時間帯に最大限配慮して、学校や子どもの保護者などへ周知しましょう

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