開票結果の得票数で、小数点以下の数字がついている場合があるのはなぜですか
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A.回答
小数点以下の得票を「投票のあん分」といいます。
これは、同一の氏名、氏、または名の候補者が2人以上いる場合に起こります。
投票のあん分の例
たとえば、「鈴木 一郎 (すずきいちろう)」と「鈴木 二郎 (すずきじろう)」という候補者がいた場合、「鈴木 (すずき)」とだけ書いた投票は、どちらの候補者を書いたか分かりませんが、公職選挙法では、例外的にこのような投票を有効とし、投票のあん分をします。
有効投票数
- 鈴木 一郎 (すずきいちろう) 700票(有効投票数の7割)
- 鈴木 二郎 (すずきじろう) 300票(有効投票数の3割)
- 鈴木 (すずき)とだけ書いた投票 1票
鈴木とだけ書いた投票は、有効投票数の割合であん分します。
- 「0.7票」を鈴木 一郎 (すずきいちろう)の得票に加えます。
- 「0.3票」を鈴木 二郎 (すずきじろう)の得票に加えます。
開票結果
- 鈴木 一郎 (すずきいちろう) 700.7票
- 鈴木 二郎 (すずきじろう) 300.3票
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更新日:2021年12月20日