開票結果の得票数で、小数点以下の数字がついている場合があるのはなぜですか

更新日:2021年12月20日

ページID : 8815

A.回答

小数点以下の得票を「投票のあん分」といいます。
これは、同一の氏名、氏、または名の候補者が2人以上いる場合に起こります。

投票のあん分の例

たとえば、「鈴木 一郎 (すずきいちろう)」と「鈴木 二郎 (すずきじろう)」という候補者がいた場合、「鈴木 (すずき)」とだけ書いた投票は、どちらの候補者を書いたか分かりませんが、公職選挙法では、例外的にこのような投票を有効とし、投票のあん分をします。

有効投票数

  • 鈴木 一郎 (すずきいちろう) 700票(有効投票数の7割)
  • 鈴木 二郎 (すずきじろう) 300票(有効投票数の3割)
  • 鈴木 (すずき)とだけ書いた投票 1票

鈴木とだけ書いた投票は、有効投票数の割合であん分します。

  • 「0.7票」を鈴木 一郎 (すずきいちろう)の得票に加えます。
  • 「0.3票」を鈴木 二郎 (すずきじろう)の得票に加えます。

開票結果

  • 鈴木 一郎 (すずきいちろう) 700.7票
  • 鈴木 二郎 (すずきじろう) 300.3票

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