市長就任あいさつ（令和3年11月6日）

このたび春日部市長として就任させていただいた岩谷 一弘(いわや かずひろ)でございます。
多くの市民の皆さまの民意により、市長に選出いただいたことを大変光栄に感じ、感謝申し上げます。同時に、課せられた使命と責任の重さをひしひしと感じ、身の引き締まる思いです。
さて、私の任期は、コロナ禍からのスタートとなりました。まずは新型コロナウイルス感染症対策を最優先課題として、市を挙げて取り組みます。「市民の生命と暮らしを守る」という、市長に課せられた最大の使命をしっかり果たしてまいります。
また、全国的な人口減少の流れの中、春日部市の人口も微減の状況となっております。今後は、今までにない発想による「かすかべブランドづくり」「シティセールス」で、人口流出をストップさせ衰退・停滞からの脱却を目指してしてまいります。

財政の健全化についても取り組んでまいります。行財政改革を積極的に進めるとともに、現在、進められている大型事業などの財源を確保するため、地域の強みを生かして稼ぐ力をしっかり伸ばし、地域経済を活性化させることで、安定的な歳入の確保を図ってまいります。
次に、私の基本姿勢ですが、今回、私は、政党や大きな団体からの推薦もなく、草の根選挙を行ない、市民の民意で市長に選んでいただいたと思っています。ですから、市民の声を直接お聞きする機会を積極的に設けてまいりたいと考えています。
市役所内の意識改革についても取り組んでまいります。全ての世代の意見が反映される「ボトムアップ型行政」の実現。特に、若手職員、女性職員の活躍の場を創出し、誰もが働きがいのあるポジティブな市役所をつくってまいります。
この他に公約に掲げた施策など、市民生活に密着した事業を積極的に実施し、市民の皆さまが、春日部に住んでよかった、住み続けたいと感じられる市政を進めてまいりたいと思います。
私一人でできることは、限られています。独善的にならず、市民の皆さま、議会の皆さま、職員の皆さまの声にも耳を傾け、「和をもって尊しとなす」の精神で全身全霊取り組んでまいります。
一緒に新たな春日部を創ってまいりましょう。

令和3年11月6日