自主防災組織に入りましょう

自主防災組織とは、「自分たちのまちは自分たちで守る。」という連帯意識に基づき、地域の住民同士によるいざというときの避難の呼びかけ・誘導、初期消火、救出救助、避難所運営などの防災活動を行う組織のことをいいます。いざというとき、地域が団結して組織的な防災活動が行えるよう、自主防災組織に入りましょう。

災害による被害軽減のためには、行政による公助の取り組みには限界があり、地域における自主防災組織の取り組みがとても重要となります。災害が発生したら、救出救助活動、初期消火などの初動対応は、住民自身が協力し合って行うことが重要です。

春日部市では、市と地域が一体となり、地域の組織同士が連携した防災への取り組みを進めることが必要であることから、春日部市自治会連合会加盟の自治会を単位として、自主防災組織の結成を推進しております。

近年は台風や大雨による被害がたびたび発生しています。また、地震や火災などの思わぬ災害がいつどこで発生するかわかりません。
大規模な災害が発生した場合、市では各関係機関と連携し、全力をあげて災害対策活動に取り組みますが、道路の寸断、建物の崩壊、断水、停電、火災など同時多発的に発生する様々な悪条件が重なり、各関係機関だけの活動では、充分な対応が取れないことが予測されます。このような時、自分ひとりの力だけでは限界があり、危険を伴うことがあるため、地域の人たちが集まりお互いに協力しながら消火活動や救出救護活動を組織的に取り組むことで、被害を最小限に抑える大きな力となります。

• 防災知識の普及
• 地域の災害危険個所の把握
• 防災訓練の実施
• 火器使用設備器具等の点検
• 防災資機材の備蓄と整理・点検

• 災害情報の収集、住民への迅速な伝達
• 出火防止と初期消火
• 避難誘導
• 被災住民の救出･救護
• 給食・給水

全198自治会中195組織が自主防災組織を結成（組織結成率100％）

（注意）一部地域では複数の自治会が合同で組織を結成。