トイレカーを導入しました!
春日部市では、災害時における生活衛生面強化のため、トイレカーを導入しました。
導入経緯
令和6年1月1日に発生した能登半島地震では、各地で相次ぐ断水や下水道管破損により、水洗トイレが使用できない状況が続き、避難所などの衛生問題が深刻化しました。
災害発生時に衛生的なトイレ環境が確保できない場合、避難者はトイレに行くことを避け、水分を積極的に取らなくなり、結果的に脱水症状やエコノミークラス症候群を発症するおそれがあります。
そうした二次災害を防ぐため、春日部市では新たにトイレカーを導入し、更なるトイレ環境の強化を図ることとしました。
トイレカーの概要
〈車内〉
- 洋式トイレ個室 2室(男性用、女性用)
- 手洗い場 2カ所
- ウォシュレット付き
- ソーラーパネルで発電可能
- 約100回以上流すことができる大容量タンク
〈外観〉
春日部市防災マスコットキャラクター「ゆらりん」を基調とし、市を代表する「大凧揚げまつり」や、市の花として指定されている「ふじの花」などのイラストを取り入れた春日部らしい外装となっています。
〈活用方法〉
- 災害時や被災地へのトイレ確保のための派遣
- 平時については市のイベント等へ貸し出し
《助手席側》
《運転席側》
《後方》
《入り口》
《個室内》
《手洗い場》
トイレカー概要資料
トイレカーのお披露目を行いました
令和7年11月30日(日曜日)に市民福祉まつり・第38回ふれあい広場で、お披露目を行い、多く方が見学に訪れました。
《トイレカー展示の様子》

《見学の様子》

この記事に関するお問い合わせ先
危機管理防災課 危機管理防災担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-739-6830
ファックス:048-736-1974
お問い合わせフォーム
更新日:2025年12月15日