世界に貢献する生物研究者になりたい

更新日:2024年01月31日

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フォーラムや講義に参加している様子

挑戦したい、実現したい夢や希望

これまでさまざまなコンクールに研究成果を出展してきましたが、今後は研究のレベルをさらに高める必要があると実感しました。そのために、専門的なアドバイスを受け、将来は自分の研究を多くの人の役に立てたいと考えています。

応募当時の学年

中学1年生

事業実施期間

5年間

活動期間の振り返り

どのような活動をしましたか

主に中学では個人研究(ボルボックスの培養法や光走性について)、高校ではグループ研究、個人研究(Euglenaの光走性について)を行い、様々な場で発表をしました。

その他には、科学館(主に日本科学未来館)や大学で実施された講義に参加しました。

(注釈)光走性:生物が光の刺激に反応して移動する性質

一番印象に残ったことはどんなことですか

様々な分野の講義に参加したことです。コロナ禍で活動の制限がありましたが、オンラインだったからこそ、普段見られない研究所の中の様子を配信してもらえたことがありました。その中でも特に印象に残っている講義は、「iPS細胞から考える再生医療」です。実際にiPSを分化誘導して心筋細胞にする実験です。この実験を通して、フィーダー細胞とiPS細胞の性質を上手く利用していることを知りました。またiPS細胞の多能性を改めて実感しました。

(注釈)フィーダー細胞:分化誘導に適した環境を作るために、幹細胞と共に培養される細胞

 

 

どのような成長や変化がありましたか

口頭発表や論文を作成する経験を通して、他者に伝える力が成長したと思います。自分の研究を校外の方に向けて口頭発表したときに、研究内容を分かりやすく、適切に伝えることが難しいことを実感しました。プレゼンテーションの工夫や原稿作成が上手くいかず悔しい思いをしたことが沢山ありました。しかし何度も推敲し様々な場で他の発表者の良いところを学び、取り入れることも大切だと理解し、少しずつ実践できるようになりました。この変化は発表に参加したからこそ得ることが出来たと感じています。

活動期間終了後の状況

夢の実現に向けて、現在の活動状況を教えてください

生物の機能などを研究してその成果を食料、資源に応用することに興味をもったため、その分野に向けて進路の準備をしてます。

今後の目標は何ですか

生物の機能などを研究してその成果を食料、資源に応用する分野で活躍する人材になることです。また、分野を問わず、多方面から物事を考えられる人になりたいです。

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