栃木県栃木市

更新日:2023年04月01日

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青空の下、蔵の街並みに沿って川を渡る川船の写真

蔵の街として知られる栃木県栃木市は、江戸との舟運 (しゅううん)による問屋 (とんや)町、日光例幣使街道 (にっこうれいへいしかいどう)の宿場町として、栄えた当時の繁栄ぶりをしのばせる歴史的な建造物が残されており、「小江戸」とも呼ばれています。豊かな自然など見どころも多く、四季折々の彩りを見せる太平山 (おおひらさん)、水と緑に恵まれた貴重な湿地帯である渡良瀬 (わたらせ)遊水地など、多くの地域資源が点在し、訪れる人々に潤いと安らぎを与えてくれます。また、農業も活発であり、コメやブドウ、イチゴ、ナシをはじめとする多彩な農産物が特産品としてあげられます。

歌麿 (うたまろ)まつり

朱塗りの傘を持った人を中央に川沿いに並ぶ着物姿の人々の歌麿まつりの写真

江戸時代の浮世絵師 喜多川 歌麿 (きたがわ うたまろ)は、栃木の豪商の依頼で肉筆画大作「雪」「月」「花」を描いたといわれ、また、歌麿が描いた肉筆画「女達磨図 (おんなだるまず)」「鍾馗図 (しょうきず)」「三福神 (さんふくじん)の相撲図」が栃木市内の民家などから発見されました。「歌麿まつり」では、巴波川 (うずまがわ)沿いや蔵の街大通リに、華やかなおいらんが登場する「歌麿道中 (うたまろどうちゅう)」など、歌麿と栃木市の関わりを知ってもらうために、家族で参加できる楽しいイベントや研究発表など、さまざまな催しがあります。

とちぎ秋まつり

朱塗りの土台に金の飾りや刺繍が施された、豪華絢爛な江戸型人形山車が青空の下担ぎ上げられている写真

2年に一度、市内の大通りを会場に、江戸時代・明治時代に作られた9台の山車 (だし)と一対の獅子頭 (ししがしら)が華やかに練り歩く「とちぎ秋まつり」が開催されます。栃木市の山車は、江戸型人形 (えどがたにんぎょう)山車と呼ばれており、山車を覆う幕は、金糸銀糸刺繍 (ししゅう)された花や鳥、龍や鳳凰 (ほうおう)など山車ごとに特色のある刺繍が施されています。豪華絢爛 (ごうかけんらん)な江戸型人形山車は必見です。

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