春日部市環境都市宣言

春日部市は、春日部市環境基本条例(平成19年3月制定)をもとに策定した春日部市環境基本計画(平成20年3月策定)や春日部市総合振興計画(平成20年3月策定)に基づき、各種の環境施策を展開してきました。
今後、これらの計画をさらに推進し、先人から引き継いだ恵み豊かな環境を将来の世代に残していくためには、市民、事業者、行政など各主体の参加と協働による取り組みが必要です。このため、環境基本計画で掲げる環境像「自然と人とが共生し、未来につなぐ環境をみんなで育てまもるまち・春日部」の実現をめざすことを広く内外に向け宣言し、環境の保全と創造を進める取り組みをより一層推進していくものです。

春日部市は、江戸川、大落古利根川に代表される多くの水辺をはじめとした自然や、広々とした田園の中に都市機能と拠点性を持ち合わせています。また、日光街道第四の宿場町としての歴史や日本一の大凧をはじめとする伝統文化、桐たんすなどの伝統産業と豊かな農の恵みに育まれたまちとして発展してきました。
高度経済成長の頃から、それまでの生活様式や産業構造が変化し、水・空気・大地の汚染などによる環境への負荷を発生させ、温暖化に象徴される地球環境の危機に及んでいます。
今こそ、わたしたちは暮らしを見つめ直し、未来に向け、より良い環境をつくり育てていかなければなりません。
わたしたち、地球に生きる春日部市民は、心を一つにして、自然と調和した春日部市を目指すため、ここに「環境都市」を宣言します。

• わたしたちは、水と緑と澄んだ空気を大切にし、自然と人とが共生したまちをつくります
• わたしたちは、「もったいない」を合言葉に、ごみを減らし、エネルギーを節約し、低炭素社会を担うまちをつくります
• わたしたちは、環境について学び、伝え合い、家庭や地域から、積極的に行動し、地球にやさしいまちをつくります

平成21年4月1日
春日部市