自動車を運転している人へ エコドライブ10のすすめ
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私たちは、日常の生活で石油、天然ガスなどの化石燃料を利用し、二酸化炭素を大気中に放出しています。二酸化炭素などの気体は温室効果ガスと呼ばれ、地表面から放出される赤外線を吸収して大気を暖める働きをしています。産業革命以降、大気中に急激に増えた二酸化炭素により、急激に上昇している気温が生態系や私たちの生活環境に大きな影響を及ぼすと考えられています。
国内の二酸化炭素の排出量のうち、約20パーセントを占めているのが、自動車(家庭での利用を含む)、船舶、航空機、鉄道の燃料・電力の使用に伴うものです。環境に配慮した自動車の使用が求められています。
「エコドライブ」は、今乗っている自動車ですぐに始めることができます。エコドライブすることによって、二酸化炭素の削減や省エネルギーだけではなく、大気を汚染する物質の削減、さらに騒音や交通事故の削減にもつながります。
エコドライブ10のすすめ
できることを、無理なく継続することが大切です。
実際の運転では、車の流れに乗り、交通法規を守り安全優先で走行しましょう。
1.ふんわりアクセル
- アクセルペダルをゆっくり踏んで、なめらかな加速をしましょう
- 最初の5秒で時速20キロメートルが目安です。ゆっくり発進しましょう
2.加減速の少ない運転
- 車間距離に余裕を持って、安全な速度で定速走行をしましょう
- ブレーキペダルを踏まずに済めば、燃料の無駄がありません
3.早めのアクセル・オフ
- 前方の信号が赤なら、アクセルペダルから早めに足を離しましょう
- エンジンブレーキが作動し、燃費が2パーセント程度改善します
4.エアコンの使用を控えめに
- 気象条件に応じて、こまめに温度・風量の調整を行いましょう
- 外気温25度の時にエアコンを使用すると、燃費が12パーセント程度悪化します
5.アイドリングストップ
埼玉県生活環境保全条例によってアイドリングストップが義務付けられています。
- 待ち合わせや荷物の積み下ろしなどで車を停めるときには、エンジンを切りましょう
- 10分間のアイドリングで130ミリリットル程度の燃料を浪費します
6.暖機運転は適切に
- 現在のエンジンは暖機運転が不要です
- ゆっくり走行しながらウオーミングアップしましょう
7.道路交通情報の活用
- 出かける前に経路を確かめ、渋滞や障害などの道路情報を確認しましょう
- スムーズな運行を心掛けましょう
8.タイヤの空気圧をこまめにチェック
- タイヤの空気圧を適正に保ちましょう
- タイヤ1平方センチメートル当たり0.5キログラムの空気圧が低下すると、燃費が3パーセント悪化します
9.不要な荷物は積まずに走行
- 車を荷物置き場にしていませんか。不要な荷物は降ろしましょう
- 100キログラムの荷物を積むと、燃費が3パーセント悪化します
10.駐車場所に注意
- 渋滞を引き起こすと、他車の燃費を悪化させてしまいます
- 速度が時速40キロメートルから時速20キロメートルになると、燃費が31パーセント悪化します
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更新日:2021年11月11日