河川等における有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)の測定結果

更新日:2025年01月16日

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有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)について

PFOS(ピーフォス:ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びPFOA(ピーフォア:ペルフルオロオクタン酸)は有機フッ素化合物の一種です。その撥水・撥油性、熱・化学的安定性等から、泡消化薬剤、フッ素ポリマー加工助剤など幅広い用途で使用されてきました。

しかし現在は、PFOS及びPFOAに難分解性、高蓄積性、長距離移動性という性質があり、環境や食物連鎖を通じて人の健康や動植物の生息・生育に影響を及ぼす可能性があることから、国際的に廃絶等の対策が講じられています。日本ではPFOSは平成22年(2010年)、PFOAは令和3年(2021年)に製造・輸入等を原則禁止しています。

また、令和2年(2022年)にはPFOS及びPFOAは水質汚濁に係る「要監視項目」に指定され、河川や地下水などにおける暫定的な目標値(指針値)として、PFOS及びPFOAの合算値で1リットルあたり50ナノグラム以下とされています。

本市では、水質汚濁法に基づき埼玉県らと連携して実施している公共用水域及び地下水の水質測定計画において、令和3年度よりPFOS及びPFOAを測定項目に加え、定期的な監視を実施しています。

これまでの市内河川・地下水では、指針値(暫定)を超えたことはありません。

令和6年度

指針値(暫定)超過は見られませんでした。

令和6年度の測定結果 ※単位はナノグラム毎リットル

採水地点 採水日 結果 指針値
小渕橋(大落古利根川) 令和6年8月7日 6.3 50
松富橋(中川) 令和6年8月7日 9.2 50
大沼6丁目地内(浅井戸) 令和6年12月9日 0.4 50

令和5年度

指針値(暫定)超過は見られませんでした。

令和5年度の測定結果 ※単位はナノグラム毎リットル

採水地点 採水日 結果 指針値
小渕橋(大落古利根川) 令和5年8月2日 6.8 50
松富橋(中川) 令和5年8月2日 7.2 50

令和4年度

指針値(暫定)超過は見られませんでした。

令和4年度の測定結果 ※単位はナノグラム毎リットル

採水地点 採水日 結果 指針値
小渕橋(大落古利根川) 令和4年8月3日 6.6 50
松富橋(中川) 令和4年8月3日 10 50

令和3年度

指針値(暫定)超過は見られませんでした。

令和3年度の測定結果 ※単位はナノグラム毎リットル

採水地点 採水日 結果 指針値
小渕橋(大落古利根川) 令和3年8月4日 7.9 50
松富橋(中川) 令和3年8月4日 9.6 50

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