「救急車の適正利用」にご協力をお願いします
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市の令和5年中の救急出動件数は14,739件で、1日当たり約40件出動しました。このうち、救急車で病院へ搬送された人の約4割が「軽症者」でした。
救急出動件数の推移

- 令和5年...14,739件
- 令和4年...14,043件
- 令和3年...11,803件
- 令和2年...11,315件
- 令和元年(平成31年)...12,683件
救急車の適正利用をお願いします
近年の救急出動件数の大幅な増加は、高齢化、核家族化の進行が背景にあります。市民が救急要請すべきか自力受診すべきか迷った場合に相談したり、頼ったりする人がおらず119番通報するといったケースの増加が、要因の一つであると考えられます。その中には、救急車が必要ないと思われる軽症の人も含まれています。
緊急ではない救急車の要請が、本当に救急車を必要とする傷病者が発生した場合、最寄りの消防署から救急出動ができず、到着が遅れ、救える命が救えなくなる可能性があります。
緊急性がなく自分で病院へ行ける場合は、救急車以外の交通機関などを利用してください。
病気や事故の状況から、急いで病院へ行ったほうがよいと思ったときは、迷わず119番通報をしてください。
本当に必要な人が救急車を利用できるよう、正しい理解と適正な利用にご協力をお願いします。
迷った場合には
救急車を呼ぼうか迷ったとき、診察可能な病院が分からない場合には、埼玉県が実施している下記の救急電話相談を利用してください。病気やけがに関して相談員(看護師)がアドバイスしますので、気軽に電話してください。
相談内容 | プッシュ回線、ひかり電話を利用の場合の電話番号 | ダイヤル回線、IP電話を利用の場合の電話番号 | 相談時間 |
---|---|---|---|
小児救急電話相談(外部サイト) | 電話:#7119 | 電話:048-833-7911 | 24時間365日 |
大人の救急電話相談(外部サイト) | 電話:#7119 | 電話:048-824-4199 | 24時間365日 |
こんなときは119番に通報してください

- 呼吸をしていない
- 心臓が止まっている
- 冷たくなっている
- 呼びかけても、反応がない
- 普通に話すことができない
- 突然の激しい頭痛
- 胸痛
など
こんなときは救急車以外の交通機関も検討してください
- 風邪をひいた
- 緊急性が低く自家用車やタクシーで病院に行ける
- 歯が痛い
など
更新日:2024年02月16日