春日部市都市インフラマネジメント公園計画

更新日:2024年03月05日

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春日部市都市インフラマネジメントは、公共施設のうちインフラ施設の老朽化の進行と更新時期の集中に対応するための取り組みです。近い将来、集中的に更新時期を迎えることに対して、安心・安全・長寿命化・コスト縮減を全体目標とし、既存施設に対して、計画的に維持管理・更新を行います。

現状と課題

老朽化が進むインフラ施設

本市のインフラ施設は、道路約1,000キロメートル、街路樹約3,600本、河川約1,000キロメートル、河川施設67施設、公園・広場395カ所もあります。多くは、昭和40年代から50年代の高度成長期に整備されたことから、近年では老朽化が顕著となっている施設も多く、近い将来、集中的に更新時期を迎えます。

人口減少・少子高齢化の進行

本市の人口は、昭和40年代以降急速に増加してきましたが、平成12年をピークに減少に転じています。現状のまま推移した場合の将来人口も2015年(平成27年)時点236,969人から25年後の2040年(平成52年)には190,257人まで減少すると予測されています。また、年齢構成では年少人口や生産年齢人口の割合が低下する一方で、高齢者人口の割合が上昇しています。今後もその傾向が一層顕著となり、2020年(平成32年)には高齢者人口比率は30パーセントを超える予測となっています。このような人口構成の大きな転換に伴う市民のニーズの変化に対応した、適正なインフラ施設の維持管理および更新について検討していく必要があります。

厳しい財政状況への対応

今後、人口の減少に伴い、市税収入など一般財源の減少が予測される一方で、少子・高齢化に伴う扶助費など義務的経費の増加が見込まれます。そのため、投資的経費など、インフラ施設の維持管理および更新の財源確保がこれまでどおりできなくなることが懸念されます。こうした厳しい財政状況の中で、インフラ施設の維持管理・更新に掛かる費用を抑制しつつ、機能の維持を図っていくことが大きな課題となります。

春日部市都市インフラマネジメント公園計画を策定しました

「春日部市都市インフラマネジメント計画」とは、「春日部市公共施設マネジメント基本計画」を踏まえた、特にインフラ施設を対象とした個別施設計画です。これは現状と課題に照らした中長期的な視点からの今後の維持管理・更新に関する基本方針を策定し、それらに基づく具体的な取り組み推進の方法(対策の時期や内容、必要な予算の概ねの見通し等)を計画したものです。なお、本計画は、本市のインフラマネジメント計画のうち、「公園」に関する計画となります。

この記事に関するお問い合わせ先

公園緑地課 公園整備担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-739-6840
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