令和4年度春日部産米を活用した食の新たな地域ブランド創出に向けた実証実験
令和4年度実証実験の概要
令和4年度は、関係機関が連携し、地域資源を活かした米粉適正米の栽培、微粉末の製粉、米粉の製麺などのさまざまな技術開発、米粉麺中心の商品開発などの実証実験を行うとともに、実証実験で派生した課題の検証を行いました。
主な流れ
- 令和4年5月中旬…田植え
- 令和4年10月上旬…稲刈り
- 令和4年10月~…製粉、製麺の実証実験を開始
- 令和4年12月~…商品開発の実証実験を開始
- 令和5年3月…令和4年度の実証実験の報告
令和4年度報告会
令和5年3月29日、令和4年度における栽培や製粉、加工(商品開発)の実証実験での成果や課題等について各団体から報告があり、「亜細亜のかおり」を使った麺やお菓子の試食が行われました。
埼玉みずほ農業協同組合(栽培)
みたけ食品工業株式会社(製粉)
有限会社川上製麺所(商品開発)
埼玉県麺類業生活衛生同業組合春日部支部(商品開発)
埼玉県立杉戸農業高等学校(商品開発)
米粉麺や、シフォンケーキ、マドレーヌの試食
今後の取り組み
・令和4年度の検証結果を踏まえ、引き続き米粉麺に適した品種とされる「亜細亜のかおり」の栽培を行い、商品開発に取り組んでいく。
・令和5年度からは、パンやお菓子などに適した品種とされる「笑みたわわ」の栽培にも着手し、商品開発に取り組んでいく。
・米粉適正米の生産から加工、販売等の流通過程の仕組みを、協定締結団体等と検討していく。
・市民や事業者へ実証実験の周知を図り、米粉の活用に向けた機運の醸成を図っていく。
商品開発
みたけ食品工業 株式会社で製粉された「亜細亜のかおり」の商品開発が始まりました。
有限会社川上製麺所での麺づくりが行われています。
稲刈り
令和4年10月3日、椚地区のほ場にて稲刈りが行われました。晴天の下、たわわに実った米粉適正米”亜細亜のかおり”の収穫が出来ました。
生育
梅雨からの記録的な猛暑となった令和4年。降ひょうや大雨、いもち病の流行などさまざまな事がありましたが、埼玉みずほ農業組合や椚集落営農組合の管理のもと、すくすくと育ちました。
田植え
令和4年5月23日晴天、椚の試験農場で、栽培管理をする農事組合法人椚集落営農組合のみなさんにより田植えが行われました。
播種・育苗
- 令和4年4月25日…種子消毒
- 令和4年4月26日…浸種
- 令和4年5月3日…催芽器
- 令和4年5月5日…播種→出芽室へ
- 令和4年5月9日…ハウス並べ
- 令和4年5月10日…不織布外し
播種器の様子
播種時の種子
出芽室
ハウス並べ・不織布外し
5月11日
5月19日
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2024年03月04日