アメリカ合衆国 パサディナ市の紹介

更新日:2024年02月13日

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アメリカ合衆国カリフォルニア州パサディナ市の概要

位置

北緯34度(日本の三宅島・下関辺り)、西経118度

面積

61.5平方キロメートル(春日部市は66.00平方キロメートル)

人口

13万6千人(春日部市は約23万人)

気候

半乾燥性亜熱帯に属し、雨量は年間平均約500ミリメートル(春日部市年間平均雨量1,050ミリメートル)と少なく、平均気温は一番暑い7月で24度、最も寒い1月で14度と温暖な気候です。

地勢

パサディナ市は、ロサンゼルスのダウンタウンから北東約16キロメートルに位置します。パサディナ市は、1870年代、インディアナ州出身の人々が南カリフォルニアの暖かい気候を求めて生活を始めたことから歴史が始まりました。1875年、人々はアメリカ先住民、チペア族の言葉で「谷間の王冠」という意味の「パサディナ」を市の名前に付けました。
現在のパサディナ市は、ロサンゼルス北部の経済、文化、レクリエーションの中心として、これからの一層の発展が見込まれています。

ローズパレード

パサディナ市の名前を世界的に有名にしているこのローズパレードは、正月の1月1日に開かれます。コロラド通りを5.5マイル(約9キロメートル)パレードし、100万人以上の人々が観覧し、数百万人の人々がテレビで見ると言われています。初めてのパレードは、1890年にバリーハントクラブによって開かれました。
ヨーロッパの「バラ」の祭りを手本に、パサディナの自然の美しさ、輝く太陽の下でこのパレードは年々盛大になりました。このパレードに使う 山車 (だし)1台の平均の費用は、85,000ドル(約1千万円)で、山車には必ず花、緑の葉、自然な材料を使わなければならず、山車1台で約10万本の花を使い、バラだけでも全体で50万本が使われます。
毎年多くのチームが参加し、この中で美しさ、パレードのテーマ、デザイン、独創性、花の使用、インパクト、また花の新鮮さ、参加者のコスチュームなど数々の項目で審査され、賞が決定されます。このパレードの終了後には、ローズボールスタジアムを会場としてビッグテンとパシフィックテンの優勝チームで争われるアメリカンフットボールの決勝戦が行われます。

主な施設

ローズボールスタジアム

1922年に完成しました。てい鉄の形をしたこのスタジアムでは1月1日、フットボールのビッグテンとパシフィックテンの優勝チームが争います。1932年と1984年にはロサンゼルスオリンピックの会場として、また1994年にはワールドカップサッカー大会の会場としても使われました。

NASA(アメリカ航空宇宙局)ジェット推進研究所

ここではカリフォルニア工科大学による調査、研究、開発が行われ、フライトセンターもあります。ここの研究所の主な役割としては、宇宙船を使っての太陽系の調査です。また、飛行術、生物医学、エネルギーなどの研究も行われています。

カリフォルニア工科大学

カリフォルニア工科大学は、科学や応用科学の分野で世界的に知られています。ノーベル賞を受賞した科学者の中にも数多くのここの卒業生がいます。設立は19世紀の終わりで、当時はスループ大学と言っていましたが、1920年にカリフォルニア工科大学となりました。

記念品について

卓上に展示された記念品の数々の写真。バラの花をかたどった記念品、木製の額に収められたパサディナ市の市庁舎の絵、折り畳まれた状態で三角形の木製ケースに収められたアメリカ合衆国の国旗等が並べられている

記念品のバラと市庁舎の絵と国旗

パサディナ市のバラとパサディナ市庁舎の絵、国旗が寄贈されました。

この記事に関するお問い合わせ先

市民参加推進課 市民参加・国際担当
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