冬の間、地域資源の保全活動などが行われています
冬の間、次期稲作に向けて水の通り道を確保する「泥上げ」など、多面的機能支払交付金を活用した取り組みが市内各地で行われています。
多面的機能支払交付金…農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮を図るための地域の共同活動、地域資源の適切な保全管理を推進することを目的に実施しています。
今回紹介する活動組織

- 2 芦橋アグリ倶楽部
- 4 神間木塚農地管理組合
- 5 上柳区環境保全組合
- 7 小平農地環境保全組合
- 9 御手作環境整備会
- 11 永沼川端環境管理会
- 12 飯沼農地管理組合
飯沼農地管理組合
令和7年1月14日、水路の更新工事で土の埋め戻しが行われました。工事は土の水路をコンクリート水路とするもので、これによって通水機能を維持するとともに、日常の維持管理が容易にできる状態になります。また、令和7年2月9日には、水の通り道を確保するために水路の泥上げも行われました。

水路周りに土を入れる作業

完成した水路を市の職員と確認


芦橋アグリ倶楽部
令和7年1月16日、春日部農林振興センター主催の経理指導・相談会が開催されました。活動4年目を迎える本組織からは、次期役員の選出など組織運営に関する相談があり、活発な意見交換が行われました。


御手作環境整備会
令和7年1月26日、地域資源の保全活動として水路の泥上げが行われました。当日は、耕作エリアごとに配置している耕地管理者が事前に計画した箇所に入って、一斉に全員で作業開始。えんぴという先のとがったスコップで水路内に生えた雑草の根を切りながら溜まった泥を畦に上げ、水の通り道を作りました。




上柳区環境保全組合
令和7年1月26日、路面の維持活動として砕石敷きが行われました。重機で敷きならした後、重機では作業できない道路の端は人力で整えるなど、地域で協力して実施。砕石を敷く箇所は、令和6年7月に地域の代表らによる点検・診断により補修の計画をしていたもので、地域の環境改善につながりました。




神間木塚農地管理組合
令和7年2月9日、地域資源の保全活動として水路の泥上げが行われました。膝の深さ~腰の深さがある水路に入り、慣れた様子で次々に泥を上げていく構成員の皆さん。次期は、泥上げの作業効率にも大きく影響するなどの理由から、土の水路をコンクリート水路に更新する工事を計画中です。




永沼川端環境管理会
令和7年3月2日、地域資源の保全活動として水路の泥上げが行われました。土手を挟んで中川が流れる本エリアでは、夏の草刈りと冬の泥上げが主な活動であり、夏も冬も総勢100人以上の構成員が参加しています。溜まった泥が畦に上げられ、水の通り道ができました。




小平農地環境保全組合
約60ヘクタールの広大な農地を活動区域とする本活動組織では、2日間に分けて水路の泥上げが行われました。令和7年3月2日は、区域の南側で3班が活動。まっすぐに延びる水路に各班が一列に並んで畦に泥を上げ、水の通り道を確保しました。




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電話(直通):048-739-7085
ファックス:048-737-3683
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更新日:2025年03月13日