共栄大学にて国際経営学部1年次生を対象とした講話を実施しました

更新日:2025年05月27日

ページID : 31577

共栄大学での講話の概要

市では、春日部警察署と連携し、国際経営学部1年次生に向け、春日部署長の講話に続き、防犯分野・交通安全分野・消費生活分野に分け、最近の事例を踏まえた講話を行いました。

防犯分野では、春日部警察署生活安全課警察官より、薬物や闇バイトの危険性を中心に、環境の変化等で様々な誘惑の多い時期でもある大学生活を安全に過ごすため注意して欲しいこと、環境や一時の感情に惑わされず自分を大切にして欲しいこと等についてお話ししました。

交通安全分野では、春日部警察署交通課長より、以下の3点を学生にお話ししました。

  1. 自分の身は自分で守る
  2. 危険予測と回避措置
  3. 自転車ヘルメットの着用

消費生活分野では、春日部市消費生活センター職員より、「若年者を狙った悪質商法に注意!」と題し、若年者に多い以下の3点のトラブル事例を紹介しました。

  1. もうけ話
  2. レスキュー商法
  3. 美容医療

講話終了後のアンケートでは、学生から頼もしい感想が寄せられました。

春日部警察署長から

春日部警察署長から呼びかけの様子

春日部警察署長からの呼びかけ

春日部警察署長からは、埼玉県警察の組織・業務の紹介の後、学生に対して「身近な相談先の一つとして警察署があることを知ってほしい」と呼びかけました。

警察に相談してよいものか分からないような場合は、警察相談専用電話「#9110」に電話をしてください。

犯罪に巻き込まれず、安全に過ごすための注意点

防犯に関する講話の様子

防犯に関する講話の様子

春日部警察署管内で取り扱った闇バイトの事例を紹介して、思わぬところから闇バイトに加担させられることもあるので注意するよう伝えました。

違法薬物の危険性を説明した後、薬物を誘われたときは、「はっきりと断る」「その場から逃げる・離れる」「大人に相談する」と伝えました。

また、若年男性はセクストーション(性的脅迫)、若年女性はチケット詐欺に注意するよう話しました。

成人年齢引き下げによる契約トラブルやマルチ商法

消費生活に関する講話の様子

消費生活に関する講話の様子

18歳から成人になるため、親権者の同意がなくても一人で契約することができるようになることから、トラブルに巻き込まれやすくなります。

実態や仕組みが分からないものは契約しない、友だちや知り合いから勧誘されてもきっぱりと断りましょう。

契約トラブル等にあったときは一人で悩まず消費生活センターに相談をしてください。

交通安全に関する知識の向上や自転車ヘルメットの着用

交通安全分野に関する講話の様子

交通に関する講話の様子

令和6年中、春日部市内の事故件数は、物損事故4,508件、人身事故440件でした。

また、令和7年1月から4月末までの間において、県内では41人が死亡事故で亡くなっており、うち5人が春日部で発生した事故です。

改めて交通ルールをしっかりと守り、自転車に乗る際はヘルメットの着用をしましょう!

講話終了後のアンケート(一部)

  • 改めて事故の危険性を学び、今後事故に気をつけて車や自転車などに乗らないといけないと感じることができた。
  • 自転車の鍵の掛け方等を工夫して盗難されないように心がける。
  • 不要な契約等をしないようにしたい。

この記事に関するお問い合わせ先

くらしの安全課 消費生活担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-739-6833
ファックス:048-733-3825
お問い合わせフォーム