リノベーションまちづくり
リノベーションまちづくりとは
リノベーションまちづくりとは、今あるもの(空き家、空き店舗および公共空間などの既存ストック)を生かし、新しい使い方をすることによって新たな価値を創ることです。
今あるものと地域資源や産業、人材などを活用して、雇用の創出や地域コミュニティの活性化につながる事業を民間主導で実施していきます。そして、空き家、空き店舗などの解消だけでなく、地域が抱えるさまざまな課題を解決しながら地域を活性化させ、まちを変えていきます。
なぜリノベーションまちづくりが必要なのか
我が国では、急激な少子高齢化社会を迎えており、国内需要や生産年齢人口の減少などによる経済活動の縮小など、さまざまな課題を抱えています。
このような社会背景から、次世代へ引き継ぐ持続可能なまちづくりのために、使われなくなってしまった既存ストックを有効活用することで、まちの課題を複合的に解決する「リノベーションまちづくり」が生まれました。
持続可能なまちづくりの実現の達成には、継続的に活動するまちづくりの担い手や、担い手を受け入れる地域側の機運の高まり、更には活動拠点となる既存ストックなどの充実が重要です。
市では、持続可能なまちづくりに向けて、まず、リノベーションまちづくりによる担い手の発掘などが有効な手法であると考え、推進しています。
リノベーションまちづくりの特徴
収益性が高く、スピードが速い
今あるものを生かして新しい使い方をしてまちを変える
民間主導の公民連携
民間主導で事業(プロジェクト)を興し、行政が支援する
都市・地域経営課題を複合的に解決
地域コミュニティの再生、雇用創出などの課題を解決しながら地域を活性化させる
補助金にできる限り頼らない
自立・継続させるため、経済合理性を追求する
春日部市リノベーションまちづくり構想
「春日部市中心市街地まちづくり計画」に基づくリノベーションまちづくりを推進するため、令和3年3月に策定しました。
春日部市リノベーションまちづくり構想 (PDFファイル: 1.7MB)
不動産活用セミナーの開催
不動産所有者が抱える課題について専門家が分かりやすく解説する講演会を開催します。
令和4年度に不動産活用セミナーを開催しました。
リノベーションスクールの開催
実在する空き家・空き店舗などの遊休不動産を題材に、エリアの魅力や価値を高めるビジネスプランを作り出す実践型ワークショップです。
「第1回リノベーションスクール@かすかべ武里」の詳細についてはコチラ
「かすかべリノベーションまちづくり講演会」の申込みはコチラ
関連した取り組み
リノベーションまちづくりに関する研究
日本工業大学との包括的連携推進事業として、春日部駅東口エリアにおけるリノベーションまちづくりに関する研究を実施しています。
研究成果
関連リンク
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武里エリアビジョンデザイン会議
令和3年度に、武里駅西口周辺におけるリノベーションまちづくりを実施するため、地元で活躍する若手経営者が主体となり、エリアの活力再生に向けた「まちづくりの将来イメージ」の検討を行いました。
これまでの活動
令和3年度に、2、3カ月に1回程度、会議メンバーによるワークショップを実施しました。
まちづくりの将来イメージ図
武里エリアビジョンデザイン会議において、会議メンバーからいただいたアイデアやご意見をもとに、武里駅西口周辺の「まちづくりの将来イメージ図」を作成しました。
この記事に関するお問い合わせ先
都市計画課 中心市街地担当
所在地:〒344-8577 春日部市中央七丁目2番地1
電話(直通):048-739-6842
ファックス:048-736-1974
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更新日:2024年02月20日