食料自給率アップを目指してください
提言
今お米の価格が低下して、農家は廃業を考えている方が多い状態です。
春日部市で食料自給率アップを目指していただきたいです!
地産地消と言われていますが、市産市消を目指していただきたいです!
(令和5年2月)
回答
本市では、経営耕地面積の8割以上が水田であり、生産者全体の9割以上が米生産に関わっていることなどから、米生産者は、本市の農業を支える重要な役割を担っていると捉えています。
このような中、米の消費量は減少傾向にあり、コロナ禍での米価下落のほか、エネルギー価格や物価高騰の影響で、米生産者は非常に厳しい状況であると認識しています。
そのため令和4年度は、コロナ対策や物価高騰対策として「水稲経営次期作支援事業」や「ちから強い農業経営支援事業」に取り組み、米生産者が安定かつ持続可能な経営ができるよう緊急支援を行ったところです。
さらには、主食用米以外の米(米粉適正米)の作付けを促進する「春日部産米を活用した食の新たな地域ブランド創出に向けた実証実験」において、米生産者の安定した農業経営と学校給食や市内飲食店などでの活用により、地産地消につながるよう取り組んでいます。
学校給食では、すでに市内産米が100パーセント使用されているほか、野菜などの農産物も、子どもたちのもとへ届けられています。令和4年度より、担当部署と連携し地域の生産者が、学校へ農産物を納品できる登録制度を開始しましたので、積極的な活用を促進し、学校給食での農産物の利用につなげていきます。
本市には、米をはじめ、野菜や果樹などの魅力ある農産物が数多くあることから、市公式ホームページやSNSなど多様な媒体を活用し、本市の魅力的な農産物の情報発信に努め、地産地消の機運の醸成を図ってまいります。
また、生産者と消費者が触れ合える農業祭やマルシェなどの販売イベントを、定期的に開催できるように努め、地産地消の推進を図ってまいります。
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更新日:2023年07月03日